Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東京都心の惨禍をどう見るか

2007-06-20 23:54:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!我が国内にては依然、芳しくない報道が続きます。

昨日も首都東京都内、渋谷の近くで温泉施設が爆発、関係者3名が落命されました。
又同じ日、新宿近くで飲食店の看板が落下して通行人を直撃、深手を負わせる事故も発生しています。前者は特に、何の前兆もない突然の出来事であり、避難行動をする暇もなく爆発に巻き込まれてしまった様です。

火山帯が多い事もあり、我国には全国的に温泉施設が多いのはご存知かと思います。
当地ですと悪友の住む岐阜県下が最多ですが、それ以外でも三重県下の長島、湯ノ山、榊原を初め、愛知県下でも三河地区を中心に、こうした施設が少なからず存在します。

少し前に聞いた話ですが、首都圏の地盤には天然ガスが蓄積されている層がある由で、今回の爆発はその天然ガスが突出した事による可能性が強い様です。事実とすれば「2度ある事は3度ある」で、警戒と対策を怠れば同じ悲劇が繰り返される可能性が捨てきれません。
現場は警視庁によって検証中、よって原因も調査中ですが、温泉施設の運営会社、施設管理を委託されていた業者の双方共、ガス突出などの事態を想定していなかった様です。
又、監督官庁がはっきり決められていなかった事実も露見して、今後こうした事故が起きた場合どう対処するのか、その態勢作りが大きな課題と言う所でしょう。それをきっちり構築する事が、事故の犠牲となった方々への供養にもなると強く思います。
因みに当地愛知では、この事故を踏まえて行政主導により、施設の点検が始められる様です。

次に新宿の近くで生じた後者の事故。これはもうつい先日、地元名古屋都心にてビル資材の落下事故に接しただけに、とても他人事とは思えませんでした。
今回は遂に人的被害を生じ、点検管理の基準が明確でない看板や掲出物の事故対策が不十分である事を白日の下にさらけ出したと思います。これからもこうした事故や問題は起きる可能性大。落下事故に備える対策、問題が起きた時の責任の所在、そうした事を管理監督する行政組織の明確化など、こちらも課題は大きいと思います。

東京を初め、多くの大都市にて便利さや快適さが求められがちなのは理解できますが、それにしても「一番大事なのは生命」の大原則が疎かにされてはならないでしょう。*(SOS)*

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