Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

中国大陸の 新型感染症再拡大を矮小化する左傾メディア

2021-08-01 22:27:12 | 国際・政治

2021=令和 3年 8月も、拙ブログを宜しくお願い致します。毎夏の事とはいえ 今季も猛暑に見舞われ、昨年来流行の続く 中国大陸他由来の新型コロナ・ウィルス感染症への対策も必要という事で、各位大変苦労を強いられているのは理解する。

その上で 長期化する緊急事態宣言や蔓延防止法重点措置などの状況に、これまで便利さや手軽さに慣れ切ってしまった現代人が 少し我慢や用心の必要な状況になるともう堪えられない弱さを露呈している様にも感じられるものだ。今世紀初め、そして数年前の 少なくとも計 2回、アジア圏にての中東呼吸器症候群 MERSなどの深刻な流行を 我国にも影響があるものと想定して、治療薬やワクチン、医療態勢の構築や国民向け対策の周知などを行っておくべきだったのだ。併せて国民市民向けの教育啓蒙などを早めに着手しておけば、少なくとも今の様な混乱した状況を 少しは緩める事ができたのではないか。

そうすれば 開催中の東京五輪に関する不安も一定は払拭でき、条件付きではあるも 一定の有観客開催も不可能ではなかった様にも感じる所。既に終わった事を論じるのも決して有益とも言えないのでこの位にしておくが、各種競技に臨む 選手各位は関係なく、こちらは素直に応援すれば良い。結果の勝敗に関係なくだ。

風聞によれば、特に敗北選手向けの中傷誹謗が決して収まっている訳ではないという。「よくある事、気にしていない」との気丈な反応もあるのが心強いが、政府も五輪組織委も 目に余る悪影響あらば速やかに強い対策を打ち出すべきだろう。こういう発信者はややもすると、言論の自由などを盾に「逆ギレ的反撃」の挙に出る事もあるらしいが、そこは毅然とした姿勢で対峙を願いたい。

本題に入ります。既報の通り 世界レベルでインド国など由来のデルタ変異型ウィルスの台頭もあって、前述感染症は我国を含め、又もの感染拡大局面に入ったとされる。遺憾な事に 五輪競技中の東京都日計は 4000人超、首都圏でも日計 1000人超の県が現れ、全国日計も遂に 10000人超となった。五輪の滞りない閉会を目指す為にも これまでより強い対策が必要だが、中々に実行が難しいのも事実の様だ。

よく「東京五輪のせいで感染拡大懸念」との声が、主に左側から聞こえてくる事は認める。その上で、やはり今回の感染拡大は 今回限定の「四連休」が主因ではないかとも思う所だ。先日の、菅(すが) 総理記者会見での見解と違って 首都圏を含む各都市圏の人出は概ね増えている様だし、前回拙記事でも触れた様に、他地域への移動も相当数に上った様だ。そうした移動と大勢での会食や過密な各種公演会などを抑制しない限り、感染拡大の抑制は難しいという事だろう。

逆に言えば その辺りの対策を地道に、しかし確実に行えば 一定の酒類を含めての飲食店営業は可能ではないか。政府も自治体も、適切な休業補償の確実な実施と共に、飲食業界の息の根を止めない様な施策を模索し実施願いたいもの。それは音楽など芸術分野の業界にしても同様だろう。

そうした国内の諸問題と東京五輪の進行などで、小さくなりがちな海外の感染動向。特に中国大陸のそれが この所入って来ない感じがしていたのだが、やはり感染拡大とは無縁でない様だ。以下 昨日の AFPネット記事を引用して みて参りたい。

「中国(大陸)でコロナ感染拡大、福建省と人口 3100万の重慶市にも」

中国・国歌衛生健康委員会 NHCは 7/31、同国で起きている過去数カ月で最大規模の新型コロナ・ウィルスの流行について、福建省人口約 3100万人の大都市・重慶市にも広がったと明らかにした。

NHCは、福建省や重慶市などで 55人の新規感染者が確認されたと発表した。首都北京と 4省では、すでに感染力の強い変異株「デルタ型」ウィルスの流行が確認されている。

全国で確認されている 200人以上の感染者は、東部・江蘇省南京で 7/20に陽性が確認された国際空港の清掃員 9人のクラスターと関連している。

南京市当局は 7/31、国内で感染者が急増したことを受け、市内のすべての観光名所や文化施設に休業を命じた。江蘇省では既に数十万人が都市封鎖・ロックダウンの対象となり、南京では約 920万人の全住民に 2回の検査が実施された。国内感染例が確認された北京の昌平区でも 7/30、約 41000人に外出制限令が出された。

中国(大陸)は、武漢から新型ウィルスの流行が広がる中 2020(=令和 2) 年初頭に 各国に先駆けて都市封鎖・ロックダウンを実施し 感染拡大封じ込めを誇ってきたが、デルタ型ウィルスの感染が急速に広がっている。(引用ここまで)

やはり 感染力を増した変異型ウィルスがアジア圏で猛威を振るい始めたのには、中国大陸も無傷とは参らなかった様だ。中共政府は これまでの経緯からしても、同国内の正確な感染状況を正確に対外公表するとは思えないので 決して真に受ける訳には行かないだろうが、引用記事からしても 相当な影響を被るだろう事は想像がつく。悪くすれば、来年初の北京冬季五輪も、我国に続き 通常の開催はできない可能性も出てこよう。

それにしても不興を覚えるのは、我国内メディア、それも左傾側のそれらの取り上げが殆どない事だ。まぁそれが「連中媚中の証明」なのだろうが。拙者の見た限り、主要紙で触れたのは朝日と読売の 2紙。読売の取り上げは、主に南京空港の感染をメインに AFPには及ばずも、一応は踏み込んだ取り上げに対し 朝日のそれは、武漢近辺で 1年ぶりに感染例が出た事を小さく載せただけ。

系列 TV番組などで、国民向けには引き続き警戒を訴える一方でこの粗雑報道。これでは「本当は新型感染症鎮静化が不都合なのでは?」との疑念を抱くのは 拙者だけではないだろう。「報道しない自由」の行使かもだが、それにしても相当深甚な「媚中病」ではないだろうか。今回画像は今春先、JR名古屋駅構内で走行試験に臨む JR貨物の新型ディーゼル機の様子を。


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