Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

「ブーメランへと続く道」か

2024-02-20 22:04:52 | 国際・政治
所謂「パーティ券収益」の収支報告書記載不適切に絡む 与党自民派閥の政治資金問題の深甚さは理解する。その上で、所謂国会「有志の会」指摘の、野党側から進んで政治資金の実態を開示した上で追及すべきとの主張にも同意する者だ。

与党側の 対政治資金との不適切な向き合いは当然糾されるべきも、対する野党、特に第一勢力・立憲民主党の追及態勢は果たして健全なのか?否だろう。

拙者も心酔する米所、そして酒所たる新潟選挙区出身の 立憲民主党衆議が有権者向けに配布の日本酒に、不適切な所が指摘される事案が出た様だ。事実なら 公職選挙法抵触が疑われるとかで、泉 健太・同党執行部の向き合いと対処が注目される所だが。以下 本日の産経新聞ネット記事を引用して、みて参る事に。

「蓮舫(れんほう)氏、過去にうちわ配布の 松島みどり元法相に辞任要求・・立民・梅谷 守氏が有権者に日本酒 線香配布で立件された議員も」

立憲民主党の 梅谷 守・衆院議員(新潟 6区選出)が自身の選挙区内で有権者に日本酒を配っていた。公職選挙法に違反する恐れがある。同法の順守は 政治家として「いろはのい」ともされるが、類似の違反事例は 過去に与野党問わずあり、旧民主党などは 自民の閣僚や国会議員の責任を追及していた。

[過去には更迭(こうてつ)、公民権停止]

公職選挙法では、政治家が選挙区内の人に 金品を贈ることを禁じている。
例えば お中元やお歳暮、入学・卒業祝い、葬儀の花輪などで 有権者が求めたとしても違反になる。違反すると 罰金や公民権停止となり、選挙への立候補や投票ができなくなる。

「線香」が火種となったのは、自民党の 小野寺五典・衆院議員(宮城 6区選出)だ。1999=平成 11年、氏名入りの線香を選挙区で配ったとして書類送検され、翌年に議員を辞職した。小野寺氏はその後、罰金と公民権停止 3年の略式命令を受けた。

閣僚では 選挙区内で似顔絵入りのうちわを配布したとして、2014=平成 26年当時法相だった自民党の 松島みどり・衆院議員(東京 14区選出)が更迭される事態に追い込まれた。

うちわは地元の祭りで配ったもので「働きます 日本のため 下町のため」などと書かれていた。松島氏は「議員の活動報告を印刷した配布物」などと主張したが、当時民主党だった 蓮舫・参院議員が同予算委員会で「公職選挙法では 政治家は選挙区内で有権者に寄付できず、違法だ」などとして辞任を要求。最終的に、当時の安倍晋三首相(故人)が 松島氏を更迭した。

一方 自民党の茂木敏充・党幹事長は経済再生担当相だった 2018=平成 30年、秘書が地元の有権者に線香などを配っていたことを認めた。一方で 配布は秘書が政党支部の活動として行っていて違法ではないという認識を示し、辞任などにはつながらなかった。

[香典は 自ら持参なら OK、代理はダメ]

「香典」という、特別な事例もある。菅原一秀・元経済産業相は 2019=令和元年 10月、秘書が地元有権者で香典を出すなどした疑いがあることが 一部週刊誌で報じられた。香典は 政治家自身が弔問して持参する場合を除き、公職選挙法で禁止されている。

他にもメロンやリンゴ、カニなどを配ったとの報道もあり、立憲民主党などが追及した。菅原氏は前月に経済産業相に就いたばかりだったが、閣僚を辞任。最終的に議員辞職もした。東京地方検察庁・特別捜査部が略式起訴し、公民権停止 3年の略式命令を受けた。(引用ここまで)

対与党では 閣僚更迭や議員辞職に繫げた以上、立憲民主党は自勢力側の不祥事にも厳しい姿勢で臨んで然るべき。それができなくば、又も「身内に甘い 立憲民主」の汚名を自ら纏(まと)う事となるだろう。つまりよく言われる「ブーメラン」を再び演じるという事だ。そうなれば、泉党執行部も「愚か者達」の誹りに堪えなければならなくなる事だろう。まぁ我々保守側は傍観者。仮にそうなっても「高みの見物」といった趣だが。

過日も触れた 所謂国会内「有志の会」の「野党側から進んで政治資金の情報を開示すべき」との言葉に、どれ位虚心に 謙虚に向き合えるかが一つの「踏み絵」となる事だろう。尤も「初めに攻撃と追及ありき」の立憲民主所属議員衆に、こういう「耳障りも 薬になる話」と真摯に向き合える輩がどれ位おわすかは疑問だが、それができなければ いずれ第一野党の地位から滑り落ちるも仕方なかろう。

又 同党を持ち上げる左傾報道メディアも、適切かつ健全な諌言(かんげん)ができないとなれば 最早メディアの機能をなさず、腐れ落ちる一方だろう。いや失礼、既に腐臭がしているか。今回画像はこの年初 岐阜・滋賀両県境近くの伊吹山麓にて、東京から関西方面へと下る東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子をもう一度。
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