Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

東京都知事選プレビュー

2014-02-02 23:08:46 | 国際・政治

コナサン、ミンバンワ! 2014=平成26年2月も、拙ブログを宜しくお願い致します。

先月末来、我国内が、久々で良い報に沸いているのはご存じと思う。西日本の特殊法人、理化学研究所の若手女性研究者を初めとするチームが、新しい万能細胞STAPの作製に成功、少し前に、話題となったIPSより更に構成が簡素で安定していると言われる様で、現状は動物実験レベルなるも、これからの医療面などに新たな可能性をもたらすとされ、今世紀最大級の発見となる可能性も出て来た。主導されたのが若い女性研究者と言うのも斬新で、こちらも新しい力と才能に期待したいもの。折しも拙父が、インフルエンザを患って入院と相成っただけに、こうした病の治療面での福音にもなれば、とも強く思う。

さて、医療を含む、科学の世界の実現への力ともなる政治の事だが、昨年末の前任の政治資金疑惑で空席となっていた、東京都知事選挙が来週に迫った。十数名もの立候補があったが、舛添元厚労相、細川元首相、宇都宮前日本弁護士連合会々長、それに田母神(たもがみ)元航空自衛隊幕僚長の四方が、有力な所か。舛添候補は、自由民主党が推している所だが、一度は除名した人物を再び支援する事は、同党でも賛否両論がある様だ。又、細川候補は、前世紀末の首相時代、猪瀬前都知事の政治資金問題の額を上回る、億単位の政治資金問題を起こしている。この様な人物を、果たして次の我国の首都・東京の首長にして良いのか、こちらも大きな疑問符がつく所だろう。又、細川候補を推す民主党も、その姿勢は不良なものとして糾されるべき。細川候補の支持勢力に、猪瀬前知事の政治資金問題を揶揄する資格はない。一時は、脱・・・と言うより反原発の主張を巡って宇都宮候補との一本化を画策する動きもあった様だ。これは明らかに、現憲法の保障する思想信条や政治活動の自由を不当に圧迫するもの。背後に、以前民主党最高幹部だった、小沢「生活の党」党首が関与していたとの見方もあり、事実なら「又、アイツか」と言う所だろう。一体、どこまで自らの権勢欲の為に動き回るつもりなのか。もう恥も何もないのだろうが。思考の立ち位置は異なれど、宇都宮候補には、堂々と自らの選挙を闘って頂きたい。まあこの辺は、ご自身が一番良くお分かりだろうが。

首都圏の住人ではないので、立ち入った言及は避けるべきは承知しているが、俺個人はどうかと聞かれれば、田母神候補に一票を投じたい気持ちもある。原発の取り扱いや靖国参拝の見方など、物議を醸す所あるにせよ、これから増える事が懸念される諸災害への備えの姿勢は一定の評価ができるし、救援や防災に自衛隊を中心とする、石原元知事が試された「ビッグ・レスキュー」構想を、最も正しく継承して下さる事と思う。又、自衛隊時代に、福利厚生分野に取り組まれたのも、強みの一つだろう。勿論、独断専行に陥らぬ様、都議会によるコントロールは必要だが、近い将来の再度の開催が決まった、東京夏季五輪大会へ向けた準備も、抜かりなく行って下さる様な気もする所だ。前述の面もあり、強く推せない所あるのも事実だが、少なくとも猪瀬前知事以上に資金面で手負いの細川候補よりはマシだろう。

とまれ、東京都知事選も、数ある自治体首長選挙の一つ。住民の意思次第で相当に流れを変える事も可能だろう。中には「20代、30代の有権者の政治参加を強く進めたい」とのビジョンを示された若手候補もある様だ。若い世代は、インター・ネットを通じた手法なら、政治への関与を強められる可能性もある。各候補は、思考的立場の差を越えて、少しでも、国民市民にとり有益な選挙戦として頂きたい。又、有権者各位も、それぞれに信念を持って投票に臨んで頂きたい。その事が、次の地方選の良き教科書となるのだ。

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コメント (2)
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