浜田屋遼太

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搾菜

2014-10-02 | B級グルメ
ザーサイを日本語で書け、と言われても全然書けない難しい漢字。

…んでもってザーサイがどうしたの?、と聞かれても困るので話を先に進めます。

アタクシはザーサイの味方です(*´∀`*)

まず第一にザーサイの好きな点はあの塩っぱさ。

塩っぱさに関しては、おそらくおかず界では梅干といい勝負、天下無敵です。

ただ塩っぱいだけではない。

酸っぱいような、植物が根元のあたりで腐敗したような臭い。

そしてあのパキパキというかコキコキというか、歯切れの良さで右と左に切れて別れていくいさぎよさ。

ザーサイの本領はどういうときに発揮されるのか。

ラーメン屋でビールと餃子とラーメンという、最強黄金の組み合わせを実行した場合を考えましょう。

ザーサイ界で孤軍奮闘してる桃屋       

注文するとすぐビールはくる。

餃子は焼きあがるまでにかなり時間がかかる。

ビンビールだと焼きあがるまでに、まぁコップ三杯は飲むことになる。

むなしく三杯飲むことになる。

一杯目もむなしいし、二杯目もトクトクとコップについでるときむなしいし、三杯目ももちろんむなしい。

そんなときですよ。

もしもビンビールと一緒に、小皿にザーサイが五切れほどですよ。

出てきたらどうします?

満面の微笑みを浮かべてトクトクとコップにビールをつぎ、ザーサイの一片をつまみあげてコリコリと口の中を塩っぱくさせ、満面の笑を途切れることなく冷たいビールをノドに流し込む。

こういう場面でのザーサイに勝るおつまみがこの世にありましょうか。

梅干でビールはミスマッチ。

「ビールといっしょにザーサイの小皿」の店にはもぅ一生この店に通おう…

そんな思いさえしてくるほどだ。

店側にしたって大した手間ひまいらない。

用意してあるザーサイを、ちょいと箸でつまんで小皿に盛るだけだ。


世の中には埋もれた免材というものがよくある。

ザーサイは、自分では気づいてないが和と中華の中間を、ノホホンとしてる食材だと思うのはアタクシだけでしょうか?


コメント (2)
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