ここ近年の暑さは尋常ではない。
常軌を逸している。
「危険な暑さ」「命にかかわる暑さ」と表現されるが、実際に死ぬ人が続出しているので決してオーバーな言い方ではない。
テレビでは「昼間は外出を控えるように」「小まめに水分補給をする」「ためらわずにクーラーをつけるように」と繰り返す。
昼間カンカン照りの中を外にいると、あまりの暑さに頭がクラクラする。
こういう暑さはこれまで「暑さ」と書くことになっていたが、これからは「熱さ」と書かなければならないような暑さ。
火で炙られるような熱さ。
当方のクルマの外、外気温は37℃
炎天下、頼りになるのは日陰である。
これまでこれほど日陰がありがたいと思ったことがあっただろうか。
樹木によってできた日陰でも、家屋によってできた日陰でも、ごみ収集車によってできた日陰でも、日陰なら何でもいい。
電柱の陰であってもありがたい。
幅30センチ、長さ3メートルほどの陰が歩道に沿っている。
我が身の横幅40センチくらい、身体の両端が5センチずつ日に当たるが何のそれしき。
この細長い陰の中に5秒くらいは居られるのだ。
いつになったら涼しくなるのでしょうか。