浜田屋遼太

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紅生姜のイメージアップ作戦

2024-08-18 | B級グルメ

これまでの紅生姜のイメージを根底から払拭したい。

これまでの紅生姜はあまりにB級度が高すぎた。

紅生姜がつき合ってきた相手はまずタコ焼きでしょ          

焼きそばでしょ          

牛丼でしょ          

それにお好み焼き、冷やし中華、稲荷ずしの横のつけあわせ…

すべて町中華。

セレブな場所は出入り禁止だった。

色の薄いほうの寿司のガリは、高級寿司店御用達であったりするのに「赤いばっかりに」、と紅生姜一族はずっと地団駄を踏みっぱなしだったのだ。

イメージアップを図るためにはそういう連中と縁を切るのが一番だが、向こうは絶対にそうはさせないだろう。

特にタコ焼き、焼きそば、牛丼あたりが激しく反対するだろう。

タレントなんかの場合は、デビューにあたってまず脱がせるという手がある。

紅生姜の場合は、本人は脱いでもいいと言っているのだが、つまり脱色してもいい言っているのだが、それだと元も子もなくなってしまう。

やはり一歩一歩、地道にイメージアップをはかっていくしかない。

とりあえず瓶に入れてあげる。

これまでの紅生姜は瓶にさえ入れてもらえなかったのだ。

海苔、ザーサイ、ラッキョウ、なめ茸、みんな瓶に入れてもらって売られているのに紅生姜だけ、ペターと平らなビニール袋に入れられ寝かされて売られているのだ。

何という差別。

だからとりあえず瓶詰。

できたら高級そうな器に入れ、それを桐の箱に収めて何とかしてお中元、お歳暮の贈答品にまで持っていく。

やっぱり無理かなぁ…

コメント
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