とある整備工場で見かけたアスファルトフィニッシャー。
住友建機HTP60W、国産のフィニッシャーにしてはかなり大型です。
道路をアスファルト舗装するときに用いる機械です。
乳剤散布しながら舗装するってとこがミソのマシン、舗装幅2.3〜6.0mのベースペーパー仕様の万能型。
国内に数台しかないフィニッシャーでしょうね。
全てがコンピューター制御で動くのが当たり前になった昨今。
メカはどんどん進化しハイテク化していくが、それを扱う人間が進歩しないので困るのだ。
昔のアナログ機械だと、大ハンマーが振れてガスが使えれば何とかモノになったものだが、今のハイテクマシンの故障診断は全てドクター(パソコン)を当てるので、日立なら日立、コマツならコマツと言うふうにそのメーカーの教育を受けた者じゃないとわからないのが現状だ。
今の世の中、排ガス低騒音対策はもちろんだがエンジンの低燃費高出力を限りなく求められるので、もうアナログではとうてい無理である。
この先も技術革新で、ますます進歩するのは明らかだ。
まだ実現してないようだが、大型船舶でも無人で航海できるようになるらしい。
中近東付近を航行するオイルタンカーは頻繁に海賊に襲われるそうだが、無人船なら襲われる心配がなくなるのでは…などと勝手に思うのだが。
いやはや凄いことになったもんだなぁ。
時代についてくのに精一杯だ…