去る12月1日(火)の日経夕刊レギュラーの「子どもと育つ」と言うインタビュー記事に、映画監督の行定勲氏が登場していました。
その中で印象に残った言葉は「2人(の我が子)にも不自由のない暮らしではなく、最低限のものと自由を与えたいと思っている」
見出しも「豊かさより自由与えたい」とあったので、記者の心にも響いたのでしょう。
監督は家庭の経済的事情(父親が事業で失敗)で、小5から新聞配達をしたそうですが、それによって「自分のやりたいことができる自由を得た」と感じたそうです。そうした自身の経験から、子どもは自由にさせた方が自分で考えて生きる力がつく、との子育て観を持つに至った。もちろん、「自由」と「放任」は違います。
「僕が映画監督になろうと思ったきっかけは、小4の時、熊本城で黒澤明監督『影武者』の撮影を見たこと。映画を見たら本当の戦国時代で驚いた。『あのジーンズのおじさんみたいになりたい』と思った。2人にも遠回りしてもいいから、自分で望む道に辿り着いてほしい。僕にできるのは、映画を撮り続けることだから」
いつ、どこで、転機が訪れるか知れない、人生の面白さ。いつ、どこで、出会うか知れない、人生の師。
自ら選びとった道だからこそ、さまざまな困難を伴っても、納得が行く。誰のお仕着せでもない自分の人生。言うまでもなく、子どもの人生は、子どものものだからなあ…
行定監督の言葉は、私自身の子育てを省みる、良いきっかけになりました。
その中で印象に残った言葉は「2人(の我が子)にも不自由のない暮らしではなく、最低限のものと自由を与えたいと思っている」
見出しも「豊かさより自由与えたい」とあったので、記者の心にも響いたのでしょう。
監督は家庭の経済的事情(父親が事業で失敗)で、小5から新聞配達をしたそうですが、それによって「自分のやりたいことができる自由を得た」と感じたそうです。そうした自身の経験から、子どもは自由にさせた方が自分で考えて生きる力がつく、との子育て観を持つに至った。もちろん、「自由」と「放任」は違います。
「僕が映画監督になろうと思ったきっかけは、小4の時、熊本城で黒澤明監督『影武者』の撮影を見たこと。映画を見たら本当の戦国時代で驚いた。『あのジーンズのおじさんみたいになりたい』と思った。2人にも遠回りしてもいいから、自分で望む道に辿り着いてほしい。僕にできるのは、映画を撮り続けることだから」
いつ、どこで、転機が訪れるか知れない、人生の面白さ。いつ、どこで、出会うか知れない、人生の師。
自ら選びとった道だからこそ、さまざまな困難を伴っても、納得が行く。誰のお仕着せでもない自分の人生。言うまでもなく、子どもの人生は、子どものものだからなあ…
行定監督の言葉は、私自身の子育てを省みる、良いきっかけになりました。