はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

今更ですが、情報化社会の光と影

2014年07月08日 | はなこのMEMO
情報化社会の今、世界の出来事も、自宅に居ながらにして、
リアルタイムに知ることができる。
日本で起きた良いことも悪いことも、否応なく瞬時に世界に伝わる。

分からないことがあれば、ブラウザーで検索すれば、大抵の情報は引き出せ、
まるで、無尽蔵の知識の鉱脈を手に入れたようなものだ。
おかげで紙の百科事典はPCに取って替わられ、その居場所を失ってしまった。

ネットワークによって、個人間、都市と地方間の情報格差は縮まったが、
個人が、本来知らなくても良かった情報に触れる機会も増え、
いとも容易く個人情報が晒される危険性も高まった。

クリックひとつで、買い物も、貯蓄も、株の売買も、簡単にできる。
しかし、その利便性を悪用する犯罪も次々と生まれている。

それまで出会うことなどなかった人ともネットで容易に知り合えるようになった。
価値観を共有できる人を広い範囲で探せるようになったと同時に、
対立する考えの持ち主との接点も増えた。

ネットで繋がることで、孤独感から開放されたかに見えたが、
それは同時に、相互監視の息苦しさから逃れられなくなったとも言える。


思いつくだけでも、これだけの数の情報化社会のメリット・デメリットがある。
今こそ、得た情報が、自分にとって本当に必要なものかどうか、判断する力、
リテラシーが必要とされているのだろうね。

ゆめゆめ情報に振り回され、自分を見失うことのないようにしたい。
頂門の一針!


そもそも、便利さは人をどんどん愚鈍にする。
物事は多少面倒臭いくらいが、ちょうど良い。

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