東日本大震災に伴う原発事故発生以来、電力供給の逼迫が絶えず報道され、マスメディアでは盛んに節電を呼びかけている。
テレビ番組では一般家庭向けに、節電アイディアを具体例を挙げて教授してくれるのだが、それらは我が家ではずっと昔から実践しているものばかり。世間では、それを実践していない家庭が多かったのかと改めて驚いている次第だ。例えば…
・使用していない電気機器のプラグをコンセントから抜くのは当たり前。
・使わない部屋の電気はもちろん消灯。リビングから玄関に通じる廊下も普段は消灯。家族から「帰るメール」があったら、帰宅10分前を見計らって廊下の天井照明や玄関灯を点灯。もちろん帰宅したら、すぐに消灯。
・冬季以外は暖房便座の電源を切る。
・炊飯器も食事が済んだらプラグを抜いて、余ったご飯は皿にとって粗熱をとってから冷蔵庫に保存。食べる時に電子レンジで、その都度再加熱。冷凍保存は2日以上食べないと判断した時。実際は遅くとも翌日には食べてしまうので、冷凍保存することは滅多にない。
・電気ポットは使わない。自宅に私ひとりだけの時は保温水筒にお茶を入れて、それを飲み、ガスの使用、冷蔵庫の開閉を控える。
・ガス給湯器の電源も、ガスを使用する時だけ入れる。
・日当たりが良すぎて、夏は午前7時前から室温が30度を超える我が家なので、エアコンは結構使用している方だと思うが、設定温度は昔から基本的に29度。調理で火を使う時は、28度まで下げることがある。タイマー使用で長時間の連続使用は避ける。また、我が家はLDKと息子の部屋にエアコンを設置しているが、エアコンの使用は就寝時以外は1度に1台まで。クソ真面目な息子は親以上に節電志向が強い人間なので、普段からどんなに暑い日でもエアコンを使いたがらない。実際は教職課程を取っているので、通常は朝から晩まで大学で講義があり、自宅には殆どいないが。
・日差しの強いベランダ側の窓は、地震時のガラスの飛散防止も兼ねて、紫外線カットのフィルムでコーティング。あまりに日差しが強い時は、部屋は暗くなってしまうがカーテンを閉じたままにする。以前は照り返し対策に、人工芝をベランダの床に敷いていたが、大規模修繕の時に経年劣化していたのを処分して以来、そのままになっている。
・アンペア契約は30アンペア。例えば消費電力の大きいエアコン、アイロン、炊飯器は同時に使用しない等、常に電気機器の使用の組み合わせを考えて使用。
・アイロンがけはまとめてやる。例えばハンカチは半乾きの状態で二つ折りにしてからかける。
・これはテレビのダラダラ視聴(特に見たい番組があるわけでもないのに、何となくテレビをつけたままにする)を防ぎ、時間の節約も兼ねた方策だが、見たい番組は録画予約で録画して、見る時は2,3本まとめて見る。その時、CMは全てスキップ。
ところで、テレビはブラウン管より液晶の消費電力量が小さいと一般には言われているが、先日調べたら、我が家が現在使用中の29型ブラウン管テレビの方が、今後、買い換えを検討している37型液晶テレビより、消費電力量が小さいことを知った。だから現在のブラウン管テレビは、壊れるまで大事に使おうと思う。
そんな我が家でも、節電の余地はまだまだある。テレビの主電源を切る。PCの使用を控える。夜更かしを止める(午後11時までに就寝するとか…)。洗濯乾燥機の乾燥機能は一切使わない。20年物の冷蔵庫、電子レンジを買い換える(つい先日、とうとう同時期に買ったコードレス電話が故障してしまった。原因は内蔵蓄電池からの液漏れ。既に内蔵蓄電池もメーカーで製造中止になっているので、廃棄するしかない)。オーディオ機器の電源を切る…と言いたいところだが、これを切ってしまうと、様々な面倒臭い設定が全て初期化されてしまうので無理。
世の中には節約の達人がいて、驚異の節電生活を送っていると思うが、我が家のようにごくごく一般の家庭でも、それほどの我慢をすることなく、電気の無駄遣いは防げるように思う。今まで多くの家庭が、あまりにも電力使用の無駄について、無頓着過ぎたのではないだろうか?ひとつの家庭での努力はたかが知れているだろうが、それが集まれば大きな効果を生むだろう。
だから私は、公共施設の行き過ぎた節電には懐疑的なのだ。先日、公立図書館に行ったら、首を傾げたくなるほどの暑さだった。体感温度として30度はあったと思う。館内の少なからぬ人々がうちわを扇ぎながら、汗を拭き拭き本を読んでいた。
せめて日中自宅でのエアコン使用を控えて、図書館のような公共施設に避難している人々に、我慢を強いることはやめようよ。市役所やショッピングセンターや駅等、多くの人が利用する場所は、エアコン設定温度を従来通りか、控えめにするにしてもせいぜい26度程度にして、人々の緊急避難場所的な役割を果たして欲しい。各家庭で自宅に引き籠もってエアコンを使うより、よほど節電効果は高いと思うよ。
お年寄りは自治体が車を手配するなりして、各々の自宅から、こうした場所や老人福祉センターのような場所に避難させるべきではないか?生真面目で我慢強いお年寄りは、テレビの節電呼びかけに実直に応じてエアコン使用を我慢した挙げ句に、熱中症で亡くなられた方が多いような気がする。こんな酷い話はないと思う
テレビ番組では一般家庭向けに、節電アイディアを具体例を挙げて教授してくれるのだが、それらは我が家ではずっと昔から実践しているものばかり。世間では、それを実践していない家庭が多かったのかと改めて驚いている次第だ。例えば…
・使用していない電気機器のプラグをコンセントから抜くのは当たり前。
・使わない部屋の電気はもちろん消灯。リビングから玄関に通じる廊下も普段は消灯。家族から「帰るメール」があったら、帰宅10分前を見計らって廊下の天井照明や玄関灯を点灯。もちろん帰宅したら、すぐに消灯。
・冬季以外は暖房便座の電源を切る。
・炊飯器も食事が済んだらプラグを抜いて、余ったご飯は皿にとって粗熱をとってから冷蔵庫に保存。食べる時に電子レンジで、その都度再加熱。冷凍保存は2日以上食べないと判断した時。実際は遅くとも翌日には食べてしまうので、冷凍保存することは滅多にない。
・電気ポットは使わない。自宅に私ひとりだけの時は保温水筒にお茶を入れて、それを飲み、ガスの使用、冷蔵庫の開閉を控える。
・ガス給湯器の電源も、ガスを使用する時だけ入れる。
・日当たりが良すぎて、夏は午前7時前から室温が30度を超える我が家なので、エアコンは結構使用している方だと思うが、設定温度は昔から基本的に29度。調理で火を使う時は、28度まで下げることがある。タイマー使用で長時間の連続使用は避ける。また、我が家はLDKと息子の部屋にエアコンを設置しているが、エアコンの使用は就寝時以外は1度に1台まで。クソ真面目な息子は親以上に節電志向が強い人間なので、普段からどんなに暑い日でもエアコンを使いたがらない。実際は教職課程を取っているので、通常は朝から晩まで大学で講義があり、自宅には殆どいないが。
・日差しの強いベランダ側の窓は、地震時のガラスの飛散防止も兼ねて、紫外線カットのフィルムでコーティング。あまりに日差しが強い時は、部屋は暗くなってしまうがカーテンを閉じたままにする。以前は照り返し対策に、人工芝をベランダの床に敷いていたが、大規模修繕の時に経年劣化していたのを処分して以来、そのままになっている。
・アンペア契約は30アンペア。例えば消費電力の大きいエアコン、アイロン、炊飯器は同時に使用しない等、常に電気機器の使用の組み合わせを考えて使用。
・アイロンがけはまとめてやる。例えばハンカチは半乾きの状態で二つ折りにしてからかける。
・これはテレビのダラダラ視聴(特に見たい番組があるわけでもないのに、何となくテレビをつけたままにする)を防ぎ、時間の節約も兼ねた方策だが、見たい番組は録画予約で録画して、見る時は2,3本まとめて見る。その時、CMは全てスキップ。
ところで、テレビはブラウン管より液晶の消費電力量が小さいと一般には言われているが、先日調べたら、我が家が現在使用中の29型ブラウン管テレビの方が、今後、買い換えを検討している37型液晶テレビより、消費電力量が小さいことを知った。だから現在のブラウン管テレビは、壊れるまで大事に使おうと思う。
そんな我が家でも、節電の余地はまだまだある。テレビの主電源を切る。PCの使用を控える。夜更かしを止める(午後11時までに就寝するとか…)。洗濯乾燥機の乾燥機能は一切使わない。20年物の冷蔵庫、電子レンジを買い換える(つい先日、とうとう同時期に買ったコードレス電話が故障してしまった。原因は内蔵蓄電池からの液漏れ。既に内蔵蓄電池もメーカーで製造中止になっているので、廃棄するしかない)。オーディオ機器の電源を切る…と言いたいところだが、これを切ってしまうと、様々な面倒臭い設定が全て初期化されてしまうので無理。
世の中には節約の達人がいて、驚異の節電生活を送っていると思うが、我が家のようにごくごく一般の家庭でも、それほどの我慢をすることなく、電気の無駄遣いは防げるように思う。今まで多くの家庭が、あまりにも電力使用の無駄について、無頓着過ぎたのではないだろうか?ひとつの家庭での努力はたかが知れているだろうが、それが集まれば大きな効果を生むだろう。
だから私は、公共施設の行き過ぎた節電には懐疑的なのだ。先日、公立図書館に行ったら、首を傾げたくなるほどの暑さだった。体感温度として30度はあったと思う。館内の少なからぬ人々がうちわを扇ぎながら、汗を拭き拭き本を読んでいた。
せめて日中自宅でのエアコン使用を控えて、図書館のような公共施設に避難している人々に、我慢を強いることはやめようよ。市役所やショッピングセンターや駅等、多くの人が利用する場所は、エアコン設定温度を従来通りか、控えめにするにしてもせいぜい26度程度にして、人々の緊急避難場所的な役割を果たして欲しい。各家庭で自宅に引き籠もってエアコンを使うより、よほど節電効果は高いと思うよ。
お年寄りは自治体が車を手配するなりして、各々の自宅から、こうした場所や老人福祉センターのような場所に避難させるべきではないか?生真面目で我慢強いお年寄りは、テレビの節電呼びかけに実直に応じてエアコン使用を我慢した挙げ句に、熱中症で亡くなられた方が多いような気がする。こんな酷い話はないと思う