はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

テレビを見て

2008年12月26日 | はなこのMEMO
☆小田和正のクリスマス・スペシャル・ライブを見ているけれど、時折挟み込まれるツアー先での映像で、現地で出会った年配の人々を「ババァ」呼ばわりしている。それが一度ならず何度も!例えば請われて一緒に記念撮影をした後、手を振られて振り返した後、まるで捨て台詞のように。彼が紡ぐ歌詞の優しさや澄んだ歌声とのギャップが大きいぞ~!まあ、それをテレビで公開しているのだから正直と言えば正直なんだけれど。こちらが勝手に抱いているイメージを、易々と裏切ってくれる。小田さんだって還暦じゃん(笑)。還暦迎えても?声質は衰えず。これはファンとして嬉しい限り。あの歌、この歌。出会いから、もう30年になるんだなあ~。今聞いてもちっとも古びていない。これこそ不朽の名曲!

☆いつだったか特番で、お笑いタレント班と各界インテリ班で、各自10問連続正解したら100万円、というクイズ番組があった。従来常識と思われていることの正誤を改めて問う出題。お笑いタレント班は知識面で劣るも、柔軟な発想で正解を重ねて行ったが、意外にもインテリ班は思いこみに囚われすぎて苦戦した。どうもインテリを自負するだけあって、自分の記憶や思いこみに自信過剰になっている印象。プライドが邪魔しているのね(笑)。特に某女性議員S女史の解答ぶりが笑えた。この人、相当頭固いなあ~。

☆NHKで総集編を放映していたドラマ『フルスイング』や、昼の『アンビリバボー』再放送の米女教師のエピソードで、生徒の成長を見守る教師の忍耐強さと愛情の深さに改めて感銘を受けた。心から生徒を想う教師はけっして妥協しない。その場しのぎの解決策に逃げようとしない。心開かない生徒へは何度も何度も、あらゆる手だてを用いて、粘り強くアプローチする。そうした教師の熱意が生徒を変えて行く。現実に絶望し、未来に夢を見ることのなかった生徒が、自分を信じ、明るい未来を夢見るようになる。そして、自ら道を切り開いて行くのだ。米教師のエピソードでは、教師の熱意は周囲の大人の意識をも変え、著名人も快く教師の申し出を聞き入れて生徒達に会い貴重な話を聞かせてくれた。素晴らしい教師との出会いは、生徒の人生そのものを変える力があるのだ。親としては我が子が、1人でも多くのそのような素晴らしい教師に出会って欲しいと、心から願う。
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