はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

1泊2日で大阪を楽しむ(6)質素だけど楽しい夕食♪

2011年06月28日 | 関西を楽しもう♪
 久しぶりのユニバーサル・シティ。夕刻でも賑わいは以前と変わらずmeromero2週末と言うこともあって、これからUSJに向かうカップルや家族連れで、周辺は人波が絶えませんでした。

 今回の旅で泊まるのはホテル近鉄ユニバーサル・シティ。今回、最も楽しみにしていたもののひとつです。USJのオフィシャル・ホテルで、オフィシャルホテルならではの特典もあり、目と鼻の先にUSJがあります。今回泊まった部屋の窓からは、USJもバッチリ見えました。

 まずはチェックイン。10階の部屋へと案内されました。このホテルは宇宙・水・太陽・火をテーマに、4種類の色、グリーン・ブルー・イエロー・レッドで客室をそれぞれコーディネートしているらしい。

 私達の部屋はイエロー~太陽の部屋だったようで、ベッドヘッドや布団カバーやテーブルが鮮やかな黄色でした。それに対してソファはシックな黒。コントラストが効いていて、なかなかオシャレです。

 せっかくなので旅のお伴に連れて来たぬいぐるみのローサと記念撮影cameraexclamation2因みに右上写真のローサの足下の鮮やかなブルーの布はホテルの備品ではなくて、以前ANAの機内販売で買ったフリース製の膝掛けです。今はローサのおくるみに使っています。膝掛けは青空に浮かぶ白い雲がモチーフで、ぬいぐるみのくまごろうの顔の留め具付きwink

 客室の種類は「カジュアルルーム」と言うもので、面積は21㎡とコンパクト。でも身軽な2人には十分な広さです。上層階には家族向けに「デラックスファミリールーム」と呼ばれる、大きな丸型の窓枠がキュートな、50㎡のゆったりしたスペースを確保したタイプや、ウッドペッカー等の愛らしいキャラクターで彩られた38㎡の「キャラクターファミリールーム」も用意されているようです。

 部屋で暫く寛いだ後、夕飯を食べに行くことにしました。やはり大阪に来たからには、大阪ならではの味を楽しみたいと言うことで、宿泊ホテルに隣接する商業施設ユニバーサル・シティウォークの中にあるお好み焼き屋Fugetsu USA(鶴橋風月)に入りました。ここは店名の通り、アメリカで人気を博した、大阪発祥のお好み焼き店の逆輸入版らしい。

 そこで夫は鶴橋名物?の「ネギ焼き」、私は定番の「豚玉」にしました。鉄板付きテーブルに夫婦で向かいあって座ると、若い女性スタッフが目の前で焼いてくれました。女性はまだ幼さの残る顔立ちで、我が家の息子より年少の印象。思い切って尋ねてみると、やはり高校生でした。

焼き上がりを待つ…   right 焼き上がりsymbol7(凄く嬉しそうな表情niko)
   

 ここでまた、彼女の手際の良さに感心した夫(←たぶん、ビールでのほろ酔いも手伝って)が「このバイト、何年位やってるの?」と質問。すると、彼女は働く手を止めることなく頬を紅潮させながら(←一生懸命、仕事していますgood)「1年位です」と即答。畳みかけるように夫が「週に何回位働いているの」と尋ねると、「週5回です」との返答。「そうかあ、週5回を1年続けたら、これくらい腕が上達するんだね」と、夫はまたいつになく軽口を叩いています。普段は本当に人見知りだし、余計なことは殆ど口にしない九州男なのですが…旅ならではの開放感なんですかね?

 味はもちろん期待通りでした。やはり、お好み焼きは関東で食べるより、大阪で食べる方がおいしい。おそらく雰囲気の楽しさもひっくるめた味なのでしょう。先日テレビで見た解説によれば、「お好み焼きはひとりに1枚で、何人かで分け合って食べるものではない。」「ひとりひとり拘りを持っているので、他人のお好み焼きに勝手に触れてはいけない」と言う大阪ルールがあるらしいのですが、本当なんですかね?bikkuri

 さて、無事食べ終え、会計となりました。おそらくバリバリの観光地なので、価格は地元価格よりはだいぶ高めの設定だとは思うのですが、お好み焼き2枚とビールと烏龍茶で、3,000円でおつりが来る安さでした。ホント、旅先とは思えない、いい年した大人の質素な晩ご飯ですが、充実した1日で心が充たされていたのか、十分満足しました。

 ユニバーサルシティ・ウォークの1階に、集英社発行のマンガ雑誌『少年ジャンプ』に連載中の人気作品のキャラクターグッズ等を販売する「ジャンプ・ショップ」がオープンしていました。当然のように、店内は『ジャンプ』ファンでごった返していました。

 食事の帰りにそこに立ち寄って、今回、大学の授業で同行できなかった息子の為に、彼の大好きなマンガ『ワンピース』のキャラクターグッズを幾つか(トランプ等)土産として買いました。

 息子は以前『週刊少年ジャンプ』を毎週欠かさず愛読していたのに、いつの間にか「卒業」していました。今は『ワンピース』の単行本が出たら買うぐらいで、アルバイトの回数も減らして、大学の授業や実験レポート、資格取得に向けての勉強、部活動に追われる中、コンスタントに小説を読んでいます。

 村上春樹や東野圭吾や角田光代等、専ら現代作家ものなのが少し気になるところですが、活字に一切興味を示さなかった高校時代までの彼からは想像もつかないほど、読書に親しんでいるように見える現在の息子。親としてはとりあえず一安心、と言ったところでしょうか。かつては「読書障害でもあるのでは?」と、彼の活字への無関心ぶりを危ぶんでいたのですから。

 時々、「あ~、1日24時間じゃ足りないよ~。やりたいことがいっぱいあるよ~。あれも読みたい。これも読みたい…」とぼやいていますが、あらゆることに貪欲に取り組んでいる様は、端から見ても頼もしく見えます。未来を切り開く若者の活力とはこういうものなのか、と息子に教えられているような気がします。それは同時に「親離れ」を加速させているわけで、正直寂しくもありますが、順調に巣立ちの準備を整えているのだと、親として喜ぶべきなのかもしれません。


 さあ、後はホテルに戻って、お風呂で1日の汗を洗い流し、翌日に備えるだけです。


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