はなこのアンテナ@無知の知

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漢字の読めないアナウンサーが意味するもの

2005年12月02日 | はなこ的考察―良いこと探し
在京キー局のアナウンサーとは、聞くところによれば、
4ケタの倍率の入社試験で選抜されているという。

「我こそは」と全国からこぞって
優秀な学生が入社試験に臨むはずだから、
さぞかし優秀な人が選抜されているのだろうと思う。
しかし、その割には、言葉に携わる仕事なのに、
漢字の読み間違いが多い。そもそも語彙が貧弱なようだ。
特にフジテレビは酷い。男女問わずだ。
読み間違いの武勇伝には事欠かない。
「中山道」を「ナカヤマミチ」、「団塊」を「ダンコン」とか。
たぶん局別に比較したら、ダントツ、ワースト1だろう。

さらに不思議なことに、入社試験が高倍率な割には、
フジテレビの場合、有名人の子弟が多いように思う。
今年も田淵幸一・ジャネット八田夫妻の長男が
アナウンサーとして入社した。昨年も俳優高橋英樹の娘が
同じくアナウンサーとして入社している。
そんなに優秀なのか?という素朴な疑問がもたげる。
入社式は親同伴OKと言うから(そんな会社聞いたことない)
親子セットで選抜されている、ということなんだろう。
よくよく考えてみたら一流と言われている企業、
人気のある会社は、地方でも縁故入社がまかり通っている。
それにしても、あからさまな縁故採用だなと思う。

フジテレビの場合、ニュース原稿を正確に読むことより、
華やかなタレント性、話題性を重視しているようにも見える。
それから番組進行のうまさ。いわゆる仕切りのうまさ、
だろうか?高島彩など、その辺りで重用されているようだ。
アナウンサーとは違うが、夕方のニュース番組のキャスターを
務める安藤優子も、情報の咀嚼力やコメント力より
仕切りのうまさが光る。まとめのコメントに関しては、
横にいる木村太郎に丸投げ状態だ。
あ、でもCasterって「投げる人」という意味があるから、
彼女のやっていることは妥当なのか。
木村太郎はアンカー・マンとも言えなくもないが、しかし、
総合司会という感じでもない。
今の体制の方が木村太郎も存在意義があるから、
ちょうど収まりも良いのだろう。

ルックス重視も他のキー局と比べて鮮明だ。
ミス慶応、ミス・ソフィアなど、有名大学のミス・キャンパスが
目白押し。中野美奈子など、地方から慶応に入ったのだから、
真性の才女だとも思うのだが、今ひとつ滑舌が上手くない。
人相から性格も悪くはなさそう。がんばれ!中野美奈子。

別にフジテレビには何の関わりも恨みもありません。
テーマにもっとも沿う特徴が顕著なので取り上げたまでです。
実際のところ、若い友人に聞いたら、
「アナウンサーになるなら、やっぱりフジテレビよね」
と言わしめるフジテレビの魅力は、他を圧倒しています。
『人は見た目が9割』という本が流行るご時世ですから、
アナウンサーに求められる資質は、
優先順位が昔とは違うのでしょう。
でも漢字の読み間違いは、聞いているコチラが
ズッコケルので、やめてよね。もっと勉強してください。
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