Dr. 鼻メガネの 「健康で行こう!」

ダンディー爺さんを目指して 日々を生き抜く
ダンジーブログ

手術

2008-02-13 | 想い・雑感
意識が全く無いうちに
お腹の中をごそごそ触られる手術
イメージがわかないだけに不安は大きい

意識をとられたままになってしまうのでは
という不安を抱きながら
移動式ベッドに乗る

周りには身内の顔が並んでいる
これが見納め?

そして手術室へ

癌であることを伝えられただけでも
精神的に多くのことを乗り越える必要がある上に
手術への恐怖まで乗り越え
病に立ち向かう

癌で手術を受けた すべての人が
私にとっては
人生の師 ですね

予後の予測

2008-02-12 | 医療・病気・いのち
胃癌から肝臓に転移を起こすと
その転移巣は複数個であることがほとんどで
根治することはきわめて困難である

Oさんの場合
胃癌手術から1年ほどして肝転移が見つかった
CTでは一箇所のみであった
抗がん剤を内服してもらいながら
2ヶ月ほど様子をみてほかの場所から
新たな転移巣が出てこないことを確認した上で
肝切除を行った

それから5年
無事再発を認めず経過した
おそらくこれで根治である

がんの治療を行うとき
私たちはあくまで
統計上の話しかできない

目の前の一人の患者さんが
実際どうなっていくのかを
完全に見通せるわけではない

Oさんの場合も
統計上はほとんどの場合
肝臓の他の場所からも転移巣が出現し
5年経たずに旅立てれる可能性のほうが高かった

でも違った

進行がんといわれても
直ちにあきらめる必要は
必ずしもないわけである

将来を見通すのは
神の領域である

不思議

2008-02-11 | 想い・雑感
陽子と中性子から原子核
原子核の周りを電子が回り原子
原子から分子が成り立ち
原子や分子が集まって様々な物質ができあがる

私たちが目にするものや目に見えないもの
すべてが原子核と電子からできている

教科書の上では分かったつもりでも
本当に納得できるかと言われると
うーん
実に不思議

私たちの体も
いくつかの元素から成り立ち
様々な化学反応が
生を支えている

喜んだり 悲しんだり
惚れたり 憎んだり
哀しんだり 楽しんだり
わくわくしたり 落ち込んだり

これって本当に単なる化学反応が支えているの?

実に不思議 
なんか納得がいかない

おいおい
科学的に行こうぜ

でも…

病の季節♪

2008-02-10 | 医療・病気・いのち
今朝は頭痛で目が覚めた
というより夢の中から頭痛で苦しんでいた
起きてから薬を服用したが
頭痛と共に吐き気があり全く食欲が出ない
体の不調というのはまことにつらいものだ

高僧が(良寛?)

   病気になる時節には
   病気になるがよろしく候
というようなことをおっしゃったそうだ

悪あがきせずに
病になった自然な状態をそのまま受け入れる
ということなのだろう

確かに達観だろうが
つらいものはつらいし
できればそこから逃れたい
とわたしは思う

だから患者さんにたいしても
不十分ながら
少しでも早くつらい点を取り除きたいと思い
接している

でも自分が経験してないつらさというのは
当然実感としては分からない
今日のような体調の悪さの実体験などから
類推するしかない 想像するしかない

分からないと言って放棄するのではなく
分かろうとする姿勢が大切なのだと思う

医療に限らず
ひととの関係の中では
この想像する力が大切なものの一つだと思う
ときに独りよがりの想像になることもありますけれど  反省

あるがままの自分

2008-02-09 | 想い・雑感
我が家の猫

臆病者(♂)
穏和でマイペースで甘えん坊(♀)
自分勝手で乱暴者(♀)

の3匹

人間の目から見ると
このように3匹の違いを感じるわけだが
それぞれの猫は
その違いを気にする風はない

それぞれがそれぞれなのだから
あるがままの自分が自分であり
その違いを比較する必要はないし
そもそも違いなんてものを気にしてない

悲しいかな人間様は
多くの場合比較でしか物事を判断できない
そしてある基準の下で
優越感に浸ったり
自分を卑下したりして
自分の心を傷つける
傷ついた心で他人まで傷つけてしまうこともある

人間様

なんて威張っているが
猫様より
余程生き方が下手なのかも知れない

絶対正しい答え?

2008-02-09 | 想い・雑感
受験勉強をすれば
出てくる問題には
必ず答えがある

その答えを出すための基本が
教科書の中にある
わたしは
教科書に書いていることは正しい
と疑問すら抱かなかった
ぼーっとした
ある意味真面目な高校生だった

大学に入り
高校以上にいろいろな奴がいる
という当たり前のことに気がつき
教科書通りにはなかなかいかない
というか教科書なんて無いんだ
ということに気がつく

しかし医師国家試験は
やはり答えがある
その答えを出すための教科書や参考書がある

だから合否が決められる

でも国家試験の先にある現実の医療では
何が本当に正しいのか
人によって解答が違うのが当たり前の世界になる

そもそも人間の体のすべてが分かっているわけではないし
元素から生命を作り出すこともできない人間に
ひとの健康を完全に維持するための
正解なんて導けるはずがない

それが導けるときは
かつて秦の始皇帝が追い求めた
不死の薬を手に入れるときだろう

また当然人によって
人生における喜びが何かは大いに違う
だからその人にとって医療が何を提供すれば良いのかも
人によって大きく変わる

人と関わる際に
必ずしも正解がわかるわけでは無いと知ったとき
人に対し 生命に対し 医療に対し
謙虚になることができる

しかし
医学も科学である以上絶対に正しい道があるはずだ
と考える人が世の中には少なからずおり
そういう人と 医学や医療の間に
齟齬をきたすこととなる

独り歩き

2008-02-08 | 想い・雑感
言葉が独り歩きする世の中である

Face to face で話しているときには
何の問題も起きないような言葉が

その状況を離れ
第3者に伝わったとき
予想しない反応を示すことがある

ここには言葉の渡し手(例えばメディア)の問題だけでなく
受け手の私たちに問題があることもある

切り離された言葉だけに過剰反応してしまうことなどもそのひとつであろう

若い歌い手さんの一言が
大きな問題になっていると聞いた
聞くほどに何が問題なのかわからない

「知識が無いからなんか言ってるわ」
くらいに軽く受け流せば済むような気がするのだが
バッシングの嵐らしい
大人の対応ではない

情報を出すほうも
匿名でバッシングする人も
それにビビッてCMを中止する企業も
何やってんの 
というのが正直な感想

特別な意図も無く言ってしまった言葉に対し目くじらを立て
たった一人の少女をバッシングする暇があったら

選挙公約違反じゃないかと指摘されると
「え!約束しましたっけ?」
などと
意図を持って空っとぼける政治家に対し
もっと怒ったらいいじゃないか

神経伝達物質

2008-02-08 | 想い・雑感
人の体には
神経系という情報伝達システムがある
一つの神経細胞というのは長く伸びた繊維(軸索)を持っており
その終末で次の神経へ刺激を伝えるようになっている

神経終末と次の神経との間にはわずかな空隙があり
その空隙に放出され次の神経に情報を伝達する物質を神経伝達物質という
情報を伝え終わった後にまでその物質が残留すれば
いつまでも次の神経細胞を刺激し続けることとなってしまうので
神経伝達物質はすぐに分解されるようになっている

そんな伝達物質のひとつがアセチルコリンというもので
それを分解する役回りをするのがアセチルコリンエステラーゼというもの

今ギョウザで話題の有機リン系農薬や
いまだに深く私たちの記憶に残るサリンなどは
分解を受け持つエステラーゼに取り付いてその働きを阻害してしまう
それでいつまでも神経が刺激され続け
情報が増幅されすぎるので
様々な症状が出てくる
神経毒といわれる所以である

情報の伝達に制御がかからないととんでもないことになる一つの例である

私たちの社会で
この伝達物質の役割を果たすもののひとつが言葉である
言葉の 使い方 扱い方に 
理性という制御がかからなければとんでもないことになる

特に最近の世の中は
言葉のみが世界中を駆け巡る世の中となってしまい
受け手に実感の あるいは実体験のない出来事の情報が伝わってくる
だから受け手が判断できないままに
途中でむやみに変な増幅がかけられた情報が
世の中にとんでもない反響や影響を及ぼすことがある

メディアの人間はぜひその恐ろしさを考え抜いてほしい
特にネット上で仕入れた情報をそのままちゃちゃっとニュースにしてしまうような記者は
メディアで働く資格がないということを深く認識してほしい
多くの誠実なメディア関係者にも多大なる迷惑を与える
そしてなにより誠実な国民にも影響を与え
時には個人に向けての故無きバッシングを引き起こすこととなる

エネルギー 燃料と食料

2008-02-07 | 想い・雑感
現代日本で餓死する人はまれですが
栄養障害を起こしている人はまれではありません

特に施設や病院に居られる高齢者の場合
たんぱく質が足りないなどの栄養障害を伴っているひとは
割りと居られます

また若い女性の場合
やはりお肌すべすべで少しふくよかな状態というのが
内からはちきれんばかりの生命の力を感じるところなのですが

妙なスレンダー体型信仰から
栄養のバランスが崩れ
皮膚がかさかさになっている人を見かけます
これもビタミンや微量元素その他が不足しているからだと思います

どんなものでも 生き物でも
動力源となるエネルギーが必要なのです

エネルギーといえば
生命を支える栄養というエネルギーと
社会を支える燃料としてのエネルギーがありますが
日本の場合
エネルギー資源がない上に
食料自給率が40%をきっている
という危機的状況

これに対する積極的行動を
政府が取っている様子は感じられず
国民にとっては屁にもならない(屁が出ることはとても大切なことですが・・・)
単なる権力闘争にエネルギーを使っている

地下資源の探索
代替燃料の研究開発
食料生産を高める工夫

直ちに開始しないと
日本は国としての体をなさなくなるでしょうし
将来の国間のバランスは大きく崩れ
国というよりエネルギーを握った人類の一部が他の人類すべてを統治することになりそうな気がします

覚悟

2008-02-07 | 医療・病気・いのち
癌の再発に対し
放射線化学療法を行った後に
外来で定期的に化学療法を施行している方がいる
いつも一人で外来に来られる

腫瘍マーカーが上昇してきたので
奥さんに状況を伝えているのか お聞きした
「簡単に伝えています」との返事

ぼちぼち急変もあり得ると思い
「一度私からも説明しますから
良ければ次回一緒にいらしてください」
とお願いした

ところが外来予約日の4日前に
本人から調子が悪いと電話があり
外来で診察ののちそのまま入院していただいた

現状を奥さんにお話すると
確かに検査結果などを詳しくはお聞きになっていないのだが
ご本人の死に対する覚悟など
十分理解されているようだった

多くを語らないご主人
でもその気持ちを分かり合える関係
築くことはそれほどたやすいことでは無いでしょう

病室でお二人と話しているとき
急に奥さんがホスピスの話題を出された
ご本人は
「まだちょっと早くないかい」
とほほえんでいる
きっと家でもそういう話題になったことがあるのでしょう
「わたしもまだ早いように思いますが
 話しをお聞きになりたいのであれば
 いつでもご紹介します」
と申し上げた

穏やかに
そしてしっかりと
死にゆく現実を受け止めていく
心の揺らぎはあっても
このお二人が大きく乱れることはないのだろう

わたしは
とにかく肉体的苦痛を緩和することを
心がける

エタノール・チェック

2008-02-06 | 想い・雑感
職員の呼気中エタノール濃度を測定した上で
その日の業務につかせるかどうかを判断するところが増えてきたと聞く
エタノールは飲酒後 
思った以上長い時間体内に残っているようで
飲んだのは昨晩だし大丈夫だろうと本人が思うような状況でも
その検査に引っかかることがあるようだ

先日ローカルニュースで
勤務前の消防署職員が検査で引っかかり
その日の業務からはずされたことが伝えられていた

その職員は前日の夜
お酒を4合ほど楽しんだらしい
まあささやかな楽しみといった量の範疇だろう
それでも引っかかってしまうというのだからなかなか厳しいものである

それを聞いて
エタノールチェックはなかなかシステムとして機能してるじゃないか
と小生などは感心していたのだが
どうも報道の趣旨はけしからんということみたいだった
消防署側も謝罪のコメントを発表していた
だとするとその職員は随分とおしかりを受けたんだろうなぁ

なんともぴりぴりした世の中
人に対して攻撃的になるときというのは
攻撃側にどこか自信が無かったり 
 自分に満足していなかったりということが多いようだから
今の世の中満足できない人が増えてるいのかもしれませんねぇ

お酒といえば
20数年前とある病院で勤務していた際
週二回の外来のうち一回は土曜日を担当していた
前日は花の金曜日
時には深酒も
翌日(同日の朝?)の外来にはマスクをつけて出動し
患者さんに「少しにおうかもしれません。すみません。」
と言いながら診察をしたことが何回かありました

・・・すみません・・・

眉間のしわ

2008-02-05 | 想い・雑感
以前ふと鏡に映った自分を見ると
眉間にしわが刻まれ始めていた
そういえば普段の生活でも肩に力が入っているように感じた

いかんいかん
眉間にしわを寄せて生きていくなぞ
私の望むものではない

それ以来
眉間のしわを寄せないように
時折気をつけるようにした
すると生き方にも変な力が入らず
楽に生きられるようになった気がする

気のせいかも知れないが
そんな気がすれば
私の気持ちがそうなっているのであり
気のせいで上等と思っている

最近では
人の眉間にしわがよっているのも気になりだした
仕事中などに妙にしわを寄せている人がいると
おせっかいとわかってはいるが
そのことを伝えることがある

そうするとあら不思議
あわてて指で眉間を撫でながら
表情が明るくなり
肩がすっと降りてくる

看取る

2008-02-04 | 想い・雑感
時間という概念を知って
人は未来を考えるようになり
自分の死というものも考え得るようになったのだろうか

死を身近なこととして捉えられず
遠ざけるような生活をしている
現代人にとって

死とはいかにも不安で
恐怖を感じるものになっているのだろう

ある程度の年齢になり
病を得て
あるいは年老いて死んでいく
そのような人が息を引き取っていく時間の流れを
身近なものたちが共有する
そういう看取りの時を
手放してしまった多くの現代人にとって
死はえたいの知れないものになってしまったのかも知れない

彼岸へ旅立つものが止めてしまった息を
残された者がしっかり受け取り
生き(息)ていく

そういう時間をできれば病院でも実現できれば良いのだが
本来看取るのは医療の役回りではないような気がする
何よりもしっかり看取るのは残された者の役割であり
それを支えるのが宗教家や哲学者
そしてどうしても必要なら医療者が出て行くというものだと思う

身近な人の旅立ちに寄り添うことは
人生に対する根元的な問いかけになる
その問いかけにたいする答えを考えることは
生活に深みを与える
問いかけに対する確かな答えなんて見つけることができなくたって

癌性リンパ管症

2008-02-04 | 医療・病気・いのち
癌の転移として
リンパ節転移というのがあります
局所から漂い出たがん細胞が
リンパ管という管を通っていき
途中にあるリンパ節という関所で仲間を増やしている状態です

ところが時にリンパ管自体に
がん細胞が充満しそこで増殖することがあります
これを癌性リンパ管症といいます
とくに肺のリンパ管がこんな事態になったときが
臨床上の問題になってきます

しつこい咳
切れない痰
咳による体力の消耗や不眠
そして呼吸困難

肺の癌性リンパ管症を起こすと
予後は1~数ヶ月といわれる厳しい状況です
呼吸困難があまりに強くなってしまうと
睡眠剤を使用して
眠っていただかない限り
その苦しみから解放されないこともあります

肺に癌性リンパ管症を思わせる影が出現すると
時にはびっくりするような速さで
肺全体に広がることがあります
だからそんな影を見ると
虚無感に襲われてしまいますが
まれに抗がん剤の使用で影が消えていくことがありますのであきらめずに
無理の無い治療を行うようにします

抗がん剤の効果も一時的なものでありますが
息苦しさの中で最後を迎えることだけでも
避けてあげられたらと願うわけです

日本製ERというところ

2008-02-04 | 医療・病気・いのち
「ER]というアメリカのテレビ番組をご存知でしょうか
私は5話程度しか見たことがありませんが
その舞台はアメリカのER(救急医療室)
設定はcounty hospitalだったと思うので
いわゆる上流階級の人が運び込まれてくることはないと思われます
だからこそ続編がどんどんでてくるほど話題が尽きないのかもしれません

これを見ていると
ERの医師から他の医師に患者が紹介されることがあります
多くの人は気にしてないかもしれませんが
専門医の診療が必要なケースです
救急患者の受け入れ及び治療を行う部門と
さらに専門領域の治療を行う部門との役割分担がしっかりしているのです

ERに運び込まれた患者は
ほとんどER内で治療されている印象を持っている方が少なくないと思いますが
そうではないのです

日本はそこがごっちゃになっています
私は日本外科学会と日本消化器外科学会の専門医ですが
日本救急医学会の専門医ではありません
そもそもその学会にも入っていません
ですから私の立場の人間がERに登場するとすれば
ERから専門科に患者が引き渡される時に
一瞬画面に映るか映らないかという状況のはずなのです
ところが実際は当直の義務があり夜間にはERに引っ張り出されるのです

本来日本の救急室で求められるのは
応急処置であり
必要ならば入院の上翌日専門医にお願いするか
高次医療が必要ならば3次救急病院にお願いするということです
しかしそんな当直医に
今の裁判官は救急専門医であることを求めているような判決を下すことが
少なくありません
脳外科医に確実な心嚢穿刺を求めるような判決なんて信じられないことなのです

ところで通常病院の当直は病棟回診程度が本来の職務であると
厚労省の通達にあります
救急患者を常態的に診療することは通常の勤務になるはずで
現在多くの病院で行われている
当直医による救急対応は
厚労省の通達に準じていない上労働基準法違反の可能性が極めて高いのです
当直の翌日も通常勤務なのですから

ただそれを言い出すと
国がずたずたにしてきた医療体制を
完全なる機能不全に追いやることになることが明らかなので
現場の医師の多くは今のところなんとか踏みとどまっているのです

そんな当直業務を引き受けている上に
専門外の領域での責任まで
それも医学的に言えば責任すらないだろうと思われるところにまで
補償責任を負わされる危険があるとしたら
少々の正義感があっても
そんな職場に近づきたくないと思うでしょう

研修医が専門分野を選ぶ際に
リスクの高い科を避ける傾向を
安易に糾弾するような論調のメディア報道も見かけますが
それはあまりにも現実を知らなさ過ぎる
糾弾するあなたが研修医の立場なら
必ずリスクの高い科を選ぶのでしょうか?と問うてみたい気分です
私自身は外科医という職業が大好きですし
やりがいも感じていますが
研修医にぜひ来いとは言えません

医療というのは現代の大切なインフラのひとつであり
だからこそ様々な矛盾が集まってきます
その矛盾をとくために医師が発言しなければならないことは当然ですが
国民が 政府が 行政が
考えないといけないことなのだと思います

そしてメディアの方にはぜひ深い検証をしていただき
矛盾を抉り出していただきたいと思うのです
表層的な報道なんて要らないと思うのです