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news commentary

夏が終わった

2023-10-07 23:34:16 | 社会

蒸し暑く獰猛だった2023年の夏が終わった。日中の最高気温が30度を下回り、明け方の最低気温が20度以下になった。夏の間中断していた午後の散歩を再開した。公園の木立の中の散策路をたどるのは久しぶりだ。久しぶりに散歩すると足がだるくなる。ベンチに座って秋の空を眺めるとジェット旅客機が飛んでいるのが見えた。

ウクライナとロシアの戦争がおさまる気配は薄い。ウクライナを支援している米国では、共和党右派の造反で、下院議長が解任された。バイデン大統領は凍結していたメキシコとの国境の塀の工事開始を決めた。ウクライナ支援の予算はこれから議会と折衝しなければならない。ロシアは予算の3割を軍事費にあてるそうだ。中東ではガザからイスラエルへ数千発のロケット弾が撃ち込まれた。イランの人権活動家の女性に今年のノーベル平和賞が贈られることになった。

日本では世界の潮流とは関係のない、重箱の隅での政局のあれこれが話題になっている。2つの国会議員補選があり、その結果が、年内の解散総選挙の可能性が占えるとメディアがはしゃいでいる。自民党の岸田首相が連合の定期大会に出席した。

屈託の末に世相をながめればいずこも同じ秋の夕暮れ――名はさまざまに入れ替わる茶番。歳を重ねると風景がセピア色になって流れる。

(2023.10.7 花崎泰雄)

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