きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

映画は映画だ

2009年07月06日 | 韓国
映画は映画だ(原題:영화는 영화다 )  2008年  
監督:チャン・フン
出演:ソ・ジソプ、カン・ジファン






もう何が良いってジソプとジファンですよ
鋭い目つきで裏社会を歩いてきた根っからのヤクザなジソプと
表の世界で脚光を浴びてきた傲慢なスタージファン
この二人を見ているだけで満足っていうか、映画を観た甲斐があるってもんで(笑)
それくらい二人に存在感がありました

ガンペとスタ
裏社会と表社会
黒と白
虚像である映画の撮影現場と(映画の中で映画を撮るという入れ子の物語)
ガンペをとりまく現実のヤクザの世界

ふたつの世界が交互に入り乱れるような描かれ方が面白いです



ラストシーンの撮影
泥だらけの喧嘩のシーンは圧巻です
どちらがどちらなのか見分けがつかなくて
口だけが鮮血で真っ赤に染まります
どっちが勝ったのかわからない
だってどっちが誰なのかわからないもん
黒と白の二人がグレーになったってこと?
ん~~~、深い、、、
もすごい印象に残るシーンだわ



そして最後の最後
ヤクザはヤクザ
俳優は俳優
映画はやっぱり映画なんだと

そんなラストもまた、、凄い

チャン・フン監督33才
キム・ギトク氏のもとで助監督を務めた新人監督さんだそうです


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ヤクザより暴力的でプライドが高い映画俳優スタ(カン・ジファン)。新作の撮影現場でもファイトシーンで挑発に乗り、相手を本気で殴打して怪我をさせてしまった。収監中の会長の信頼も厚く盾にも鉄砲玉にもなる忠実な子分たちを引き連れるヤクザ、ガンペ(ソ・ジソプ)。誰にも言えないが彼はかつて役者志望で、今でも映画に惹かれ時間があれば劇場へ足を運ぶ。ヤクザのガンペと映画俳優のスタ。出会うはずのなかった二人がある日偶然、高級クラブで出会う。相手役を引き受ける俳優がいなくなってしまい困り果てたスタは周囲の反対を押し切り俳優を夢見ていたとうガンペに「映画に出ないか」と持ちかける。ガンペはファイトシーンでは本気でやり合うことを条件に出演を承諾する。映画史上最も強烈で凄まじい撮影の前哨戦が始まろうとしていた。


シンソッキブルース

2009年07月06日 | 韓国
シンソッキブルース(原題:신석기블루스 )  2004年  
監督:キム・ドヒョク
出演:イ・ソンジェ、キム・ヒョンジュ、イ・ジョンヒョク 



ハンサムでエリートの企業顧問弁護士シン・ソッキ。国選弁護人ばかりを請け負うブサイクな貧乏弁護士シン・ソッキ。同姓同名のシン・ソッキはある日同じエレベーターに乗りあわせ大事故に遭遇。その瞬間、エリートのシン・ソッキ(イ・ジョンヒョク)と貧乏なシン・ソッキ(イ・ソンジェ)の身体と心が入れ替わってしまった。エリートのソッキの身体は植物人間になってしまい。彼はブサイクなシン・ソッキの身体を借りて新たな人生を始めることになる。仕事もなくなり腹も減ったソッキのもとにソ・ジニョン(キム・ヒョンジュ)が依頼人として現れた。彼はエリートだった頃、彼女を一夜だけの相手として弄び捨てた過去があった。

ソンジェさん凄すぎです!!!!!

変なパーマ、出っ歯、猫背、天下の弱骨、絶世の醜男  3連発 







このブサイク・ソッキ、もう私的にはテレビコードギリギリ~(笑)
いくらいい人でも、現実にこの人と結婚はありえん(まずキスできない(>_
そんなことばっかり最後まで考えてました

奇想天外なストーリとはいえ
外見は変わっても中身はエリートなんですよね
なのにこんなにドジなのはナゼって思ったり
占い灰皿を信じて結婚式を迷ったり(迷っても戻れないよね)
外見が変わっただけでいきなり高飛車男がいい人になったりとか
なんかちょっと無理があるんですよね
それに、ブサイクシンソッキの中身はどこへいっちゃったんでしょ?

エリートシンソッキはイ・ジョンヒョクだったけど
どうせなら公共の敵をやった時の極悪非道なイ・ソンジェさんがやればよかったのに
どうみてもその二人は他人よ(笑)

なんかも~~~そういうこと全部とっぱらっても(笑)

イ・ソンジェさん凄い! な映画でした

ソンジェファンの方はどんな気持ちだったんでしょうね
この映画見たとき

もしミョンミンさんにこんな役のオファーがきたら、、、、、、(絶句)
想像すらできない(恐ろしい~~~~

ちなみにイ・ソンジェさん、こんな素敵な俳優さんです☆



友へ チング

2009年07月06日 | 韓国
友へ チング(原題:친구)  2001年  
監督:カク・キョンテク
出演:ユ・オソン、チャン・ドンゴン、ソ・テファ、チョン・ウンテク



この映画が上映された頃、韓国の映画は観たこともなく
「チング」が友達という意味だということをこの映画で初めて知った
でも、チング=友達 ではないんですよね
ハングルの先生に聞いたら、友達のことを簡単にチングとは呼ばないんだそうです
親旧(チング)は長く親しい友人
そして、いくら親しくても年上や年下はチングとは呼ばないって言ってました
この映画、邦題をつけなくて良かったですね
「チング」以外のタイトルはなさそうです



チングは2回観た

正直に告白しちゃいますが、遥か昔に1回目観たときに
いつストーリが動き出すのかと思ってるうちに終わっちゃった
チャン・ドンゴンが主役と勘違いして観てたから
あら~、死んじゃった、ってとこでやっと主役が誰だか気がついた
韓国で818万人が観たっていう映画なのに
あぁ、、こんな感想怒られるかしら、、、(汗)



2回目に観た方がはるかに面白かった

ドンスが着ているヒョウ柄(?)の服
この時代の男の子がよく着てるけど、不良の間で流行った服とか?(推測ですが)
日本人が「ALWAYS 三丁目の夕日」で昭和を思い出すみたいな(私は見てないけど)
そういう感じかな
4人の悪ガキのなかに自分がいてチングがいて
昔を懐かしむみたいな映画なのかな



ドンスだけが、なぜあんな風に変わったんだろ
最後の衝撃の場面は迫力ありました


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1976年夏プサン。地元の元締めを父に持つジュンソク(ユ・オソン)は口ベタながらケンカが強くて情にも厚く、みんなから一目置かれていた。葬儀屋の息子のドンス(チャン・ドンゴン)もケンカっ早いが憎めない存在だ。そして優等生のサンテク(ソ・テファ)とお調子者のジュンホ(チョン・ウンテク)、4人はいつでも一緒に遊んでいた。彼らは別々の中学に進むが、再び高校で顔を合わせ一緒につるむようになる。しかしある事件をきっかけにジュンソクとドンスは退学処分になり、やがて二人は裏社会に足を踏み入れ対立してゆくようになる。