きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

達磨よ、ソウルに行こう!

2009年07月31日 | 韓国
達磨よ、ソウルに行こう!(달마야, 서울가자)  2004年 監督:ユク・サンヒョ
出演:チョン・ジニョン、イ・ウォンジョン、イ・ムンシク、シン・ヒョンジュン




面白かった
クスクス笑いながら安心して楽しめるコメディ映画

チョン・ジニョン、イ・ウォンジョン、イ・ムンシクの3人のお坊さん
見ただけで可愛くないですか?(笑)
田舎から出てきたばかりでの3人はソウルの地下鉄やバスでも、もの珍しいことばかりで
おかしくて可愛い


チョン・ジニョンは「楽しき人生」で初めて見たんですけど
不思議な存在感があって
真面目な演技をしててもどこか可笑しくて、それも目が(いや口元か)ニタニタって笑ってそうで、なんかどっかくすぐられるんですよね
そして、無言修行中の僧を演じたイ・ムンシクがなんとも可愛い



僧侶とチンピラが、<フラフープ><カラオケ><酒の飲み比べ>で対決
なはは~、バカバカしいんだけど、私にしては珍しく突っ込むのも忘れて笑えました
 なーんでみんなあんなにフラフープ上手なの?(笑)

パクシニャンが屋台のオヤジでカメオ出演してますけど
セリフが意味ありそうなのにさっぱり理解できず
たぶん、これは前作の「達磨よ,遊ぼう!」を見てる人には面白いってことですよね
他にもそういうのありそうなので、前作も見なくっちゃ
でも前作を見てなくても十分楽しめました





小坊主クン、見たことあるな~って思ってたら
ごめん愛してるのガルチでした(わかってスッキリ)
キム・ジヨン演じるお寺のハルモニの
「缶からこぼれてバラバラになった数珠玉をどこにも触れずに缶に入れなさい」っていう謎解きがちょとわかりにくかったけど
相手を思いやる心で人が集まるっていうラストのシーンを連想しました
が、、ちと無理やり感ありかも


亡くなった前住職の遺品を渡すため、山奥の無心寺の住職チョンミョン(チョン・ジニョン)はヒョンガクとテボン(イ・ウォンジョン、イ・ムンシク)を連れ大都会ソウルに出てくる。しかし銀河寺の住職は5億ウォンの負債を負って行方をくらましており、差押の紙が神聖な仏像にまで張られていて、ヤクザまがいの男たち(シン・ヒョンジュン)が立ち退きをせまっていた。見かねたチョンミョンたちは寺を救うためにソウルに残ることにする。


サマリア

2009年07月31日 | 韓国
サマリア(原題:사마리아)  2004年  ☆☆☆☆
監督:キム・ギドク
出演:イ・オル、カク・チミン、ソ・ミンジョン 




キム・ギドク監督 10作目
今回が一番難解でした
サマリアが聖書の「よい人サマリア人」のことだと知って
やっとなんとなく理解できるような、、、



第一章 バスミルダ
インドの娼婦の名前だそうです
「その娼婦と寝た男はみんな仏教徒になったんだって」
援助交際をするヨジンはいつも笑みを浮かべ自分をバスミルダと呼んでといいます

第二章 サマリア
サマリアとは聖書に出てくるサマリア人のこと
よい人サマリア人、よい隣人といわれています
ヨジンが隣人を愛するように罪滅ぼしをするからかなぁ

第三章 ソナタ
ヨジンと父は旅行に出かけます
妻が亡くなって娘と二人暮らし
娘が援助交際をしていると知った父の苦しみが辛い

「これからは一人で行くんだ、パパはついていかないよ」
すごいラストでした
娘を責めるのではなく、自分を犠牲にして娘の人生を救ったようでもあり、、



映像が綺麗
秋の紅葉が綺麗でした
何度も出てきた不思議な公園は仙遊島公園ですね
サンウの「青春漫画」のロケ地なので訪れたことがあります

10日間の超スピード撮影で撮ったそうです
早い~~
どうりで、路上のシーンは周りの人が撮影を見てるのが映ってた
規制する時間もなかったのね(笑)

高校生のヨジン(カク・チミン)とチェヨン(ソ・ミンジョン)は親友同士。ヨーロッパ旅行のためにチェヨンは援助交際をし、ヨジンはそれを嫌いながらも見張り役をしている。ある日、警察に踏み込まれたチェヨンはいつもの笑顔を浮かべたまま窓から飛び降りて死んでしまう。ヨジンはチェヨンへの罪滅ぼしのために相手の男たちと関係を持ちながらお金を返しはじめる。娘の行動に気付いた父ヨンギ(イ・オル)はやり場の無い怒りを持つ。