きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

ブラザーフッド

2009年07月09日 | 韓国
ブラザーフッド(原題:태극기 휘날리며)  2004年  ☆☆☆☆☆
監督:カン・ジェギュ
出演:チャン・ドンゴン、ウォンビン、イ・ウンジュ




続いてこちらも2度目の鑑賞です



初めて観たとき、たぶん今までで一番泣いた映画だと思います
バスタオルを抱えて観てました
普通の生活を送っていた人が突然に戦争にかりだされるっていうのがね
出だしからもう泣きまくりだもん
列車に乗せられたシンテとジンソクを追いかけるお母さんの姿を見ただけでもう駄目だわ
我が身に置き換えてしまう
男の子を持つ母親としてはたまらないです
(ジンソクは息子と同い年、あんなに可愛くもお利口でもないけどね)

戦闘シーンが凄まじいんですよね
こんなにたくさんの人が死ぬ映画は観たことがないんじゃないかな
朝鮮戦争の犠牲者は300万人とも400万人とも言われていて
同じ国のなかで戦争が起きることの悲惨さが
ものすごいリアルに描かれてて辛いです



原題は「太極旗を翻して」
兄弟愛がテーマだから邦題もよく考えたなぁって思うけど
 (ラストもそのシーンで終わってたし)
やっぱり太極旗を翻してなんだなぁとも思います

南と北に分かれて戦ったけど
戦争にかりだされた人たちはイデオロギーも主義主張もないんですよね
ジンテはただ弟を守りたかっただけで
ラストで北の戦士になって戦っていたジンテが逃げるジンソクを守るために
振り返って味方を攻撃をする壮絶な姿はそれを象徴していて
息ができないくらいの胸に迫るものがありました





チャン・ドンゴンは凄かったです
すごい気迫でした(最後はなんかが憑依してたし、、)

ウォンビンも最初はお兄ちゃんの後ろを歩く可愛い高校生だったのに
精悍な兵士の顔になってたくましくなっていくジンソクを見事に演じてました



「宿命」の監督キム・へゴンがジンテにボコボコにされる新任の上司役で出てました
ジンテの上司は「野獣」に出てたし
友情出演の、赤狩りする青年団長のキム・スロはすぐわかったけど
チェ・ミンシクは全然気がつかなかった
幼い子供と奥さんを残して死んじゃったヨンマン
どっかで見たぞ~~ってずっと思ってたんですけど
「ラスト・プレゼント」でジョンジェの相方してた人でした (わかってスッキリ)

余談ですが
50年後のおじいちゃんになったジンソク
なんだか演技が下手で困ったわ~~(笑)
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父が亡くなった後、家族の生計を懸命に支えてきたジンテ(チャン・ドンゴン)。生活は苦しいが、愛するヨンシン(イ・ウンジュ)との結婚と、この世で最も大事に思っている弟ジンソク(ウォンビン)の大学進学のために精一杯に生きる日々は幸福だった。運命の日、戦争が勃発した。避難列車に乗るためにたどり着いた大邱の駅で、ジンテとジンソクは軍人たちにより強制徴用され、軍用列車に乗せられる。平穏な日常から生死が行き交う戦場に放り込まれたジンテとジンソク。二人は訓練を受ける余裕すらなく、韓国軍最後の堡塁である洛東江(ナクトンガン)防御線に実戦投入される。ジンソクは弟を故郷に帰すために武勲を上げて勲章をもらおうと無謀ともいえる働きを見せる。そんな兄の行動がジンテには納得できなかった。

オールドボーイ

2009年07月09日 | 韓国
オールド・ボーイ(原題:올드 보이)  2003年  ☆☆☆☆☆
監督:パク・チャヌク
出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、カン・ヘジョン




パク・チャヌク監督の復讐三部作の第二作

かなり前に鑑賞済み
もう二度と観ることはないだろうと思ってましたが
何を思ってか、最近また観ました
やっぱり凄い!

前回はストーリの「痛さ」や表現の「エグさ」が
あまりにも強烈だったんですけど
改めて観ると、そんなことを軽々と超えてもう最大の衝撃傑作☆
音楽も最高☆

チェ・ミンシクの演技に圧倒されました
他に言葉がないっていうか、私の拙い表現では
何をいっても言い表せない気がして
ともかく凄い演技です
ジテさんを知ったのはこの映画が初めてだったんですけど
得体の知れない感じが気持ち悪くて嫌だったのよね
無機質だけど執念深い理解しがたい青年をリアルに演じてます
それとカン・ヘジョンの可愛らしさがね
なんとも言えない複雑な気持ちになるのよね
2回目は結末を知りつつ観るから余計に
なんとも言えない気持ちでした

最初から最後まで圧倒されて観ました
韓国映画の面白さの真髄だと思う
(良し悪しとか好き嫌いとかじゃなくてね)

痛いのエグいのが苦手な人は要注意
面白いのねって思ってみると痛い目にあいます(笑)
私はこれを面白いと感じたってことは
あとはどんな韓国映画もオッケーかも







オ・デスは妻と一人娘を持つ平凡なサラリーマンだった。娘の誕生日プレゼントを買って帰る途中、突然何者かに拉致され。理由も分からぬまま15年監禁され続け、そして解放される。自分を監禁した者への復讐を誓うデスの元に現れた謎の男(ユ・ジテ)は5日間で監禁の理由を解き明かせと命じる。


あいつは格好よかった

2009年07月09日 | 韓国
あいつは格好よかった (原題:그 놈은 멋있었다)  2004年  ☆☆
監督:イ・ファンギョン
出演:ソン・スンホン、チョン・ダビン




2004年の作品だったんですね
私はもう少し前の作品だと思ってたけど
スンホニ28才くらいの作品?
凄いわ、、高校生の役が違和感ない
同じ頃のマルチュクのサンウの学ランよりしっくりきてるかも



平凡などこにでもいそうな女子高生が突然イケメン高校生に迫られる
あれ?どっかで見たパターンじゃっ、、って思ったら
「オオカミの誘惑」と同じ原作者クィヨニのインターネット小説だった

ともかくタイトルが「あいつは格好よかった」ですから!!
もうタイトルどおりモシソッタがスンホニでございます
スンホニの作品の中でこの映画が一番彼がカッコイイと評判は聞いてたけど
確かにカッコよかった

でも、、なんか、、

なんで偶然キスしただけで結婚するの?
なんで二人はカップルなの?
なんで今喧嘩してるの?(必然性が理解できず)
この騒動は何が原因で何に向かってるの?

映画観てて、途中休憩入れちゃいました(あらら)



はい、再開です☆

イェウォン(チョン・ダビン)のカラオケシーンは可愛かった

ウンソンが体を触られることを嫌ったり
キスしただけで結婚を迫る理由がなんとなくわかってきて
、、、いまいち現実味がないけど、とりあえす納得
ともかく二人は恋愛してるのね、、ってことで
ウンソンもイェウォンも可愛いからいっかー
兎ちゃんと現れたウンソン、素敵だった




エンディングで流れた幼い日のウンソン

あれまっ、、そうなんだ、、、

さっさと席を離れてここ見逃すと
映画の何を見たんだ~~~!って話よね

偶然じゃなくて必然だった、、ってことなのね☆
大納得、、、(最初に言ってよ、笑)




パソコンの掲示板で自分の学校の悪口を見つけたハン・イェウォン(チョン・ダビン)は腹を立てて反撃の投稿した。すると翌日、その相手から電話が来て校門で待ち伏せされる。なんとその相手は職業訓練高校チ・ウンソン(ソン・スンホン)、『四天王』と呼び名も高いワルのリーダーだった。驚いて学校の塀を乗り越えて逃げようとするが、アクシデントでウンソンの上に飛び降りてしまい、しかもウンソンの唇をふさぐような状態で飛び込んでしまったのだ!ファーストキスの責任を取って結婚しろとイェウォンはウンソンに詰め寄られる。


子猫をお願い

2009年07月09日 | 韓国
子猫をお願い(原題:고양이를 부탁해)  2001年 ☆ヽ(*^ω^*)ノ  
監督:チョン・ジェウン
出演:ペ・ドゥナ、イ・ヨウォン、オク・チヨン、イ・ウンシル、イ・ウンジュ 




5人の女の子達の日常生活のなかでの友情や反発やそれぞれの人生の中の挫折が
まるでドキュメンタリみたいに淡々と描かれてます
韓国映画のなかでは異色じゃないですかね
好き嫌いはあるでしょうが、私はこういう雰囲気好きです



5人のなかでエリートのようにふるまうヘジュも実は就職はコネ頼り
証券会社勤務といっても雑用ばかりで
入社した時は職場の華だったけどその地位も新入社員の登場で危い
自由で個性的な考え方のテヒは
横暴な父親が嫌で家族を軽蔑して自分の家に居場所がない
ジヨンに至っては職もなく、そして家も家族もなくなる

人生で一番輝く20才の女の子たちは恋愛どころではないんですよね
自分の20才のころを思い出しても現実ってそんなもんだった
世の中で自分がいかに非力かよくわかってたし
20年後の自分なんて想像もつかなかった
それでもちゃんと生きてきたもんな~

映画の結末も明るいわけじゃない
抗いようのない現実のなか、約束された将来は何もないけれど
それでも未来に向かって生きていく彼女達を感じて
観終わったあと、不思議と爽やかになる映画でした



この影の薄いジヨン役をやっているオク・チヨンさん
「ごめん愛してる」でウンチェのお姉さんだった人なのね
イメージが違うので知ったときは驚きました
韓国の女優さんって
大人になると二重になって綺麗になっちゃうからわかんないわ(^^ゞ


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五人は仁川の女子商業高校を卒業した同窓生、高校時代はいつもいっしょだった。テヒ(ペ・ドゥナ)は進路が決まらず家業のサウナを手伝い、障害者の詩のタイピングのボランティアをしている。エリート志向のシン・ヘジュ(イ・ヨウォン)は高校時代を過ごした仁川からひとり離れ電車で一時間隔たったソウルの証券会社に就職した。ソ・ジヨン(オク・チヨン)は早くに両親を亡くし貧民街の祖父母のバラック小屋で暮らしている。デザインの才能があるが仕事先が倒産してして就職のあてがなくヘジュやテヒからの借金で辛うじて食いつないでいる。ピリュ(イ・ウンシル)とオンジョ(イ・ウンジュ)は中国系の双子姉妹。卒業後、それぞれ別の進路を選んだ彼女達は今はたまにしか集まれない。そんなある日、五人はヘジュの20歳の誕生日に合わせて集まった。共通の話題は少なくても高校時代からの仲良しだからすぐに盛りあがる。お金のないジヨンは意外なプレゼントをヘジュに渡した。それは、一匹の子猫だった。