きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

光州5・18

2009年07月26日 | 韓国
光州5・18(原題:화려한 휴가)  2007年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:キム・ジフン 
出演:キム・サンギョン、アン・ソンギ、イ・ヨウォン、イ・ジュンギ




本作は実話を映画化したものです

この言葉が胸に迫ります
原題は「派手な休暇」
これは光州で軍部が遂行した作戦名だそうです



光州事件はドラマ「砂時計」で知りました
その当時ニュースとして知ってはいたけど異国の話だったからそれほどの関心もなかったし
ドラマで見てものすごい衝撃だった
なにが衝撃かって、軍隊が自国の武器を満たない丸腰の市民を攻撃したから
 (今でもどこかでおきていることだけど、、、)
そして市民が武器を持って自国の軍隊と戦ったから

映画のいち作品として観入ったということとは別に、光州市民と軍が撃ち合うシーンはそれだけで涙が止まらなかった
砂時計では兵役で軍に参加した若者側からも描かれてたので両方に思いが行くのよね



脇役陣も素晴らしかったです
大学生の息子を亡くした目の見えないオモニ役のナ・ムニ 
光州第一高校のチョン先生役のソン・ビョンホ 
台詞は少なかったけど存在感ありました 

最後はともかく泣いた。。。。。
(、と簡単に書きましたが、実はむっちゃ号泣しました、、家でよかった、、)

それと私はパク・チョルミンさんが好きなので、、
悲しくて辛い映画なのに、彼は笑わせてくれたわ
こういう映画でちゃんとパク・チョルミンワールドを展開するってすごくないですか(笑)
  実生活もすごいおしゃべりなのかしらん、、、


ラストの集合写真が印象的だった

あの日を経験した方のインタビューを読んで思いました
最後に道庁に立てこもって死んでいった市民軍とそれと傍観するしかなかった人たちの思い
そこに参加するかどうかの葛藤が描かれてたけど実際はきれいごとではなく壮絶な葛藤があったはず、そんな気持ちをシネの表情が語ってます



「光州市民の皆さん、どうか私たちを忘れないで下さい」
シネ(イ・ヨウォン)が繰り返した言葉
監督さんがインタビューで話してましたが事実を伝えることが大切なんだと
そういう映画よね

 →→ 「光州5・18」 キム・ジフン監督「真実に光を」
 →→ 「光州5・18」 28年前のあの日 今思い返す

</object>

1980年5月18日光州市。25000余名の戒厳軍が民主化を要求する学生や市民と衝突した。タクシー運転手の青年ミヌ(キム・サンギョン)は早くに両親を失い弟ジヌ(イ・ジュンギ)と暮らしていた。ミヌが想いを寄せる看護師のシネ(イ・ヨウォン)。彼女は母親を亡くし父親フンス(アン・ソンギ)との二人暮らし。彼らの平和な日常はその日を境に突如として襲った嵐のような戦禍にまみえていく。ミヌはただその現実が夢であることを願った。軍の銃弾に倒れた弟のジヌ。かけがえのない愛と命が次々と犠牲になっていく。ミヌはただ愛するものを守りたい一心で行動を起こす。