きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

イルマーレ

2009年07月19日 | 韓国
イルマーレ(原題:시월애)  2000年  ☆☆☆☆☆
監督:イ・ヒョンスン
出演:イ・ジョンジェ、チョン・ジヒョン




静かな映画だから、静かに興奮している感があって
きゃ~~とかわ~~~とかは言わないですど(笑)
そうやって言いたいくらいの感動があります
こんなにも綺麗な映画を観ることができて、嬉しい



ストーリーの素晴らしさはもちろんですが
映像の美しさが際立ってる
海辺に建つイルマーレが美しく、夕日が綺麗でした

異空間にいる二人がデートするところがとても素敵でしたね
お気に入りの店のワインをプレゼントすると
そっか、彼女は2年後のちょっとだけ熟成されたワインを飲むのねなんて想像したりして



「リメンバー・ミー」は20年の時の隔たりがあったけど
こちらは2年ってところが、会えそうで会えない感じが切なくてよかった
ソンヒョンは2年前のウンジュに会いに行けるけど
ウンジュは2年後にならないとソンヒョンを知らなんだよね
そしてウンジュはソンヒョンの2年後がわかるわけで

チェジュでの約束で、そのあたりがだんだんわかってきて
私は勝手に想像してドキドキして涙ぐんでたわけですが、、、



最後がね、、、タイム・パラドックスで
二人が結ばれても、結ばれなくても
どちらも素敵だと思うけど
あまり現実的な解決をして欲しくなかったな~
なんだか夢からさめちゃったような感じがありました
そこだけがちょっと残念、、、



コーラという犬が可愛かったです
夕暮れ時、海辺でボールを蹴るソンヒョンをコーラがちょこんと座って見てるシーンとか
バスタブの黒い魚をコーラがじーっと見てるシーンとか
すっごい絵になるの、可愛くてたまらない
コーラ役者だわ

二人のところにコーラが存在するわけで
その間は二人は絶対に結ばれないわけよね(コーラが2匹になっちゃう、笑)
そういう不思議な感じも面白かった



ジョンジェが素敵でした
彼はどんな役をやっても間違いなく素敵ね

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1997年、海辺の一軒屋に引っ越してきたハン・ソンヒョン(イ・ジョンジェ)。彼はその家に“イルマーレ"と名前をつける。郵便受けに前の住人だと名乗るキム・ウンジュ(チョン・ジヒョン)からの手紙を発見するが、それは2年後の1999年の日付の手紙だった。郵便受けが時空を超えて繋いでいることを信じた二人は手紙のやり取りをしながら、悩みを打ち明け合い励まし合うようになる。