きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

クライング・フィスト

2009年07月21日 | 韓国
クライング・フィスト(原題:주먹이 운다)  2005年  ☆☆☆☆☆
監督:リュ・スンワン
出演:チェ・ミンシクリュ・スンボム 



これね、観たかったんです
札幌で上映したのに行きそびれて後悔してたの
あれから随分たったけど、やっと観られました
大感動
さいごはバカみたいにダダ泣きしながら観ました



まず驚いたのはリュ・スンボムの常軌を逸したチンピラぶり
狂犬のよう、すごい迫力
っていうか演技に見えない!
あそこまで本物に演じきる役者はほかにはいないんじゃないかと思ったわ

そんな荒くれ者がおばあちゃん(ナ・ムニ)に抱きついてオイオイ泣くんです
オイオイと泣く
もうそれだけでも私はオイオイ泣いてしまうわけです



チェ・ミンシクの素晴らしさは言うまでもないワケですが
実はこの映画で私が一番泣かされたのは
カン・テシクの息子ソジン(イ・ジュング)なんです
ボクシングの後遺症で思考能力も落ちた情けない父親
母が見捨てた父親
でも彼は父親が好きで、その思いを伝えられなくて父親の前でオイオイ泣くんです
テシクは息子に残せるものは何一つないけれど
人生の教訓を伝える、小学生の息子にわかるわけもないのに一所懸命伝える
そして銭湯で体を洗ってやる
泣けるよ



実はこの映画は父と息子の話なんですよね
サンファンの父親ユ・ジュボン(キ・ジュボン)
彼も息子に残すものは何一つなかったけど
愛情だけは彼に伝えた
無条件な愛情
バカな息子のサンファンは親父が生きている間にそれに気がつかなかったけど
大事なことはちゃんと息子に伝えたんだよね
泣ける、、それだけで泣ける



ボクシング映画じゃないんですよね
家族の物語
だからもうクライマックスの新人戦が始まった時点で感極まってるわけです

どちらが勝つのか、、、
試合が終わった後の二人の表情がたまらなかった


アジア大会の銀メダリストとして名を馳せた人気ボクサーのカン・テシク(チェ・ミンシク)。事業に失敗して莫大な借金え、生きるために「殴られ屋」として街頭に立つしかなかった。さらに妻から離婚を要求され、医者からは脳に後遺症があると宣告される。どん底の日々、アルコールで朦朧とするテシクは「新人王戦」のポスターを見る。
ケンカとカツアゲの荒んだ毎日を送る19歳のユ・サンファン(リュ・スンボム)。少年院でも問題を起こすサンファンに刑務主任はボクシング部へと誘う

ラブストーリー

2009年07月21日 | 韓国
ラブストーリー(原題:클래식)  2003年  ☆☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:クァク・ジェヨン
出演:ソン・イェジン、チョ・スンウ、イ・ギウ、チョ・インソン




原題は「クラッシック」
イェジンちゃんが親子二役
現代(2003年)に生きるジヘと1968年に生きるジュヒ
世代を超えた二人の純愛(初恋)が可愛くてキュンってなります

ハングルの先生(男性)に一番好きな映画を訊ねたら
この映画を教えてくれました(イェジンちゃんファンかな?、笑)
あーー、でもわかるなーーー
感情豊かな、いい映画でした



ジュヒとジヘ
イェジンちゃんが演じるこの親子がとっても可愛かった

結びつけたのは雨なんですよね
夕立のシーンがたくさん出てくるんですけどどれも印象的でした
ふたつの初恋の場面場面が絵のように綺麗で
可愛いくて切なくて、それだけで涙ぐみそう

私が好きなのは
ピアノ演奏会でジュヒと再会したジュナが花束を持って走って駆けつけるシーン
ジヘがサンミンの気持ちを知って嬉しそうに雨の中ずぶ濡れになりながら走るシーン



時代を超えて、初恋の切なさや恋をする気持ちは同じだけれど
35年前の若者はベトナム戦争に行ったという事実が
ただノスタルジーに浸るだけの映画じゃなくて
現代と比較するからよけいにリアルに感じて辛かった

チョ・スンウがとてもよかったです
純朴で真っすぐジュヒを愛して、そして親友との板ばさみで苦しむジュナを見事に演じてました
ひょろんと背の高い親友テス役のイ・ギウもお見事で(笑)彼の役割が重要でしたね~



その後のジュナを登場させたり
ラストの恋の奇跡みたいなのはちょっと、、、わざとらしくないですか
どうして最後に綺麗に解決しようとするかな~
そのへんの説明的なところが若干な不満が、、

時代を超えた初恋と
現代をジヘが生きていてサンミンと出会うだけど十分だと思うんですよね
二人が同じ場所で蛍を見てるだけで超感動できるのに
(あえていうならキスシーンもいらないかも)

、、、といいつつ
とっても良かった
この映画好きです~♪
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大学の先輩オ・サンミン(チョ・インソン)に憧れる女子大生ユン・ジヘ(ソン・イェジン)。彼女は同じくサンミンに想いを寄せる友人からEメールの代筆を頼まれ引き受けてしまう。ある日、ジヘは古ぼけた小さな木箱を見つける。入っていたのは母・ジュヒが時おり読み返しては涙していた35年前の手紙と一冊の日記帳。手紙には父の友人であるオ・ジュナ(チョ・スンウ)との秘められた初恋が綴られていた。