きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

1番街の奇跡

2010年08月08日 | 韓国
1番街の奇跡(原題:1번가의 기적)  2007年  
監督:ユン・ジェギュン
主演:イム・チャンジョン、ハ・ジウォン、チュ・ヒョン、チョン・ドゥホン

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2002年「色即是空」 2007年「1番街の奇跡」 2009年「ヘウンデ」 2010年「チル鉱区」
ユン・ジェギュン監督とジウォンちゃんは厚い信頼関係で結ばれてるのね

イム・チャンジョンとジウォンちゃんの共演といえば俳優陣が体当たりで演じた「色即是空」
なのでこの作品は観る前から面白い映画だということは想像できて期待しちゃうけど
期待を裏切らない、そして期待どおりに面白い映画でした(そこがすごい!)

1番街(タルトンネ)にピルジェがやって来る
貧困層の人が山の斜面に沿ってびっしり軒を連ねた家が月に近いという意味や、屋根が破れて家の中から月が見えるという意味から「タントルネ(月の街)」と呼ばれるそうです
1970年代土地の再開発が進みタルトンネは地上げの対象になったんでしょうね
あまりの人権無視な立ち退きシーンに驚くけど、ドラマや映画で良く見るので実際にあったのかもしれません

そんなタントルネが舞台の物語は辛さもちゃんと描きながらもほのぼのとしてます
貧しく幼い兄と妹が本当に可愛くて
サイドストーリのOLと実直な自販機のお兄さんとの恋模様もいい感じ
チンピラのピルジェがいつのまにか住民たちと馴染んでいく様がとっても温かい

ジウォンちゃんのボクシングのシーンは迫力満点
半年ボクシングを練習したそうですが
女性であそこまで綺麗なフォームで闘えるのは素晴らしいです
そしてここまで泣かせるとはね~
久々に映画観てしっかり泣きました

タイトルが「1番街の奇跡」だからラストになにかあると想像できたし
実際にそうなってみてちょっと違和感を感じる人もいるかもしれないけど
でも、考えてみると「奇跡」が起きたんじゃないんですよね
その後、それぞれが一生懸命生きて幸せをつかんでるってことですよね
やっぱりこの映画はハッピーエンドで終わらなくちゃ☆

ピルジェが1番街にやってきてミョンランと出会ったことが
「1番街の奇跡」なんじゃないですかね


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再開発の重要な任務を任され1番街に現れたチンピラ、ピルジェ(イム・チャンジョン)。到着した初日からボクサーのミョンラン(ハ・ジウォン)をはじめ予測不可能な村人たちによってピルジェの計画は狂い始める。


ユゴ 大統領有故

2010年08月08日 | 韓国
ユゴ 大統領有故(原題:그때 그사람들)  2004年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ 
監督:イム・サンス
出演:ペク・ユンシク、ハン・ソッキュ、ソン・ジェホ、キム・ウンス

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1979年10月26日、パク・チョンヒ(朴正熙)大統領が暗殺され18年間に及ぶ軍事独裁政権に終止符が打たれた。暗殺の首謀者はパク大統領の腹心であり友人であった中央情報部(KCIA)長官のキム・ジェギュ。暗殺直後、キムは軍と政府に対して暗殺という事実を曖昧にするため「大統領に有故(ユゴ)があった」と説明した。「有故」とは「事故に遭う」という意味。この映画はその前後24時間を描く。

、、という映画であることは頭にいれてから観ないとね

しっかり理解しないまま映画を観始めた私(笑)
ちょっと確認して、そーかそーかと納得して再度観始めました

「クーデター」なんて言葉を聞くと、覚悟とか決死とか
家族と今生の別れをして臨むものだと思っていたけど
そういう雰囲気じゃないんですよね
なんか妙にゆるい感じ

暗殺は決行したけど、その後の指示がないまま右往左往するチュ課長(ハン・ソッキュ)や、目的も知らされずに加担した部下たち
決死の覚悟で革命を起そうとした男を社会的に描いているんじゃないところが面白い

主演はペク・ユンシク
ハン・ソッキュは準主役的な存在だけど
良かったな~
「目には目 歯には歯」と同じく、いつもガムを噛んでるキャラクタですが
こっちのほうが断然渋くてカッコよかった!

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ヘリコプターに自分の席がなく、大統領の晩餐会に随行することが出来なくなった中央情報部のキム部長(ペク・ユンシク)、執務室でしばらく考えに浸った後、すぐさま秘書のミン大佐(キム・ウンス)と共に晩餐会場へと向かう。席に着くも深刻な表情のキムはそっと部屋を出てチュ課長(ハン・ソッキュ)とミンを呼び出してある計画を通達する、それは、大統領暗殺計画だった。


拍手する時に去れ

2010年08月08日 | 韓国
拍手する時に去れ(原題:박수칠 때 떠나라)  2005年 
監督:チャン・ジン
出演:チャ・スンウォンシン・ハギュン、リュ・スンニョン

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殺人事件の捜査過程を48時間生中継
殺人事件をショーにするって
そんなバカなー(笑)

現実にはありえない展開なままで
殺された女性の姿を見せてくれないのも気になるし
最初の容疑者はシン・ハギュンだし(これが意外とカッコイイし)
チョン・ジェヨンまで出てきて
登場人物だけでワクワクする
これはもー
チャン・ジンワールドに突入か!って期待したんですけど
意外にシリアス路線、、、

次々と証人が現れて、容疑者は二転三転して
最後はホラーチックな場面まで登場して目が離せない面白さがありました

でも、、なーんか
よくできたテレビドラマみたいな気もしないでもないんですよね、、、

シン・ハギュンは「復讐者に憐れみを」と「コウモリ(渇き)」で強烈な役しか知らないので
本当はカッコいいんだと再認識、目に力がある俳優さんだわー

でも姉さんと一緒に死にたかった、、っていう動機は、もうちょっと説明してもらわないと納得できないって思ってたんですけど
ラストに姉さんが登場したら、まぁいいか、、て
あんな綺麗な姉さんならありかと、、(笑)

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ある高級ホテルの1室で美人コピーライターの死体が発見される。犯罪のない社会作りキャンペーンの一環から、この「美人コピーライター殺人事件」の捜査過程は48時間生中継されることになる。しかしチェ・ヨンギ検事(チャ・スンウォン)の執拗な尋問に容疑者(シン・ハギュン)は無実を主張、さらにホテルのベルボーイや支配人、ガソリンスタンドの店員、日本人夫婦、盲目のマッサージ師ら個性豊かな証人が次々と現れたことから、謎が謎を呼び、事件は混乱するばかり、一時は跳ね上がった視聴率も急降下する。