きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

箪笥

2010年08月28日 | 韓国
箪笥(原題:장화,홍련) 2003年  ☆ヽ(*^ω^*)ノ
監督:キム・ジウン
出演:イム・スジョン、ムン・グニョン、ヨム・ジョンア、キム・ガプス

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ホラーってあんまり得意じゃないんですよね
怖がりってわけじゃないんだけど怖がることを楽しむ気がないのよね
でもこれはかなり面白かった
ホラーとはちょっと違う気がします

姉のスミがイム・スジョン、妹のスヨンがムン・グニョン
それだけでも見たいって思うキャストなのに
継母が・ヨム・ジョンアだもんな~!観たくなるキャスト
彼女は意地悪で冷徹な役が似合うよね
目がすごーく怖い
可愛くて色っぽい役もコメディも何でもできて幅の広い俳優です
娘といっしょに観てたんだけどヨム・ジョンアを見て小池栄子に似てるて言ってた、なるほど~

多重人格とか手法としてよく使われたりするのかなぁ
詳しくはわからないけど
でもビックリしたー
いると思ってた人が実はいなかったなんて
さらには継母までとは、、
結局この家にはお父さんとスミしかいないってことでしょ
二重人格じゃなくて三重人格までとは想像もしなかった

何重にも仕掛けられた細かい部分があって、観終わってから後で色々考えると面白い
実はノベライズ本が出ていて、仕掛けの部分が解明されてネットで盛り上がったらしいです
映画としての楽しみ方とは離れるかもしれないけど、そんな部分もちょっと楽しんじゃいました
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スミ(イム・スジョン)とスヨン(ムン・グニョン)の姉妹は長期入院を終えソウル郊外にある家に帰ってきた。継母のウンジュ(ヨム・ジョンア)が迎え入れてくれたが、なぜかスミはウンジュを嫌い、スヨンはウンジュに怯える。

リベラ・メ

2010年08月28日 | 韓国
リベラ・メ(原題:리베라 메)  2000年  
監督:ヤン・ユノ 
出演:チェ・ミンス、チャ・スンウォン、ユ・ジテ、キム・ギュリ

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これまたゴメンナサイな「消化不良」な映画でした
テーマは面白いし、凄くお金もかかってそうだし、俳優も揃ってて名演してるのに
こうなっちゃうのね
上手くいったら最後は号泣もんの終わりかたなのになぁ
たぶんコレ相当撮影も苦労したと思うんですよね
火災のシーンはすごい迫力だったもん
 
ヒス(チャ・スンウォン)は子供の頃に父親に虐待を受けていて
それに耐えかねた姉が自分の目の前で父親もろとも焼身自殺した
ヒスが放火をするのは子供を虐待している親狙いで、いわば敵討ちみたいなもんなんだけど
彼はもう精神が狂っていて、自分は「救世主」だと言って最後は自分が働く子供病院もろとも全部燃やそうとする、という設定なんだけど
そこがもっときっちりと感じられたら、消防隊員たちの苦労も報われたのに

リベラメとはラテン語で「われを救い給え」
タイトルもそこなんだからさ
ヒスがもっともっと不気味でおぞましくて、最後は悲惨に悲しく死ななくちゃ
そしたらヒスを救えない不条理に涙するのに

それともシンス(ホ・ジュノ)先輩が死んた話とか最初すごくこだわってたし
ヒョンテ(ユ・ジテ)消防士が「火の中で死ぬのは嫌だ」って言ってたのにあんな死に方したし
そこに時間をかけてたってことは消防士の仕事の辛さを描きたい映画だったのかなー
このポスターだって↑どうしてジテさんなのかちょっと謎(普通チェ・ミンスかチャ・スンウォンよね)

火災現場に現れる消防士に市民が拍手したり
消防士登場シーンに流れる音楽が「俺達カッコいいだろ」みたいな音楽に聴こえたり
休日にかかわらず消火活動をしたハンム(パク・サンミョン)消防士の殉職とか
、、、そこ必要かなぁ、、

でも火災シーンの迫力はかなりのものでした
チェ・ミンスもカッコイイし、スンウォンさんやジテさんがまだ幼い顔してるし、ハンマー専門隊員のキム・スロは全然目立たない存在で、今見るとそんなところも楽しめます

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放火犯の疑いをかけられ少年時代から監獄の中で過ごしたヒス(チャ・スンウォン)。彼が10数年に及ぶ刑期を終えて出所したその瞬間、刑務所のボイラー室が大音響と共に爆発する。