ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

いつもどおり?!大荒れアマラバ@まんぼう

2024年06月08日 | ミシガン・サケ&マス
5月下旬の伊島界隈。

釣りに出かけるには良い季節なのに、イワシに沸く青物にはまだ早く、例年釣りモノに困る時期。

でも、アマダイだけは季節を問わず相手してくれる。

そう、アマダイだけがボクたちの心を癒してくれる・・・

いつからか我々は、『困ったときのアマラバ』という5月の 悪知恵 対応策を思いついたのである。

釣り方自体はタイラバやジグで底を徹底的にたたくだけなので、単純作業な退屈な釣りなものの、ターゲットが超高級魚の白アマダイなのでなんとか一日やり切れる。そんな釣り。

さて、釣行当日の予報は波は高く、風は強い。
いわゆる荒れ模様。
中止かな、と思っていたらなんと出船!

アネロン(酔い止め)飲んで、まんぼうの出船場所へ駆けつけて釣りトモの皆さんと合流。
今回のメンバーはKWNさん、TKYさん、NKGさん、URHさん、KSTさんのいつもの気のおけない面々。

荷物を積み込んで、いざ出発!



・・・出発するやいなや、荒れ模様の海況に、陸地に近い内湾で釣りを開始することに。



内湾ということもあり、水深は30mくらい。

ワタクシの釣り座は潮下なので、スピニングタックルでタコベイトをキャストして広く攻めていくと・・・

コチに続いてイトヨリヒット!



丸々してて美味しそう。

ほどなくして、本命の白アマダイもヒット!



小さいけど。

最後にもう一匹白アマダイキャッチして納竿。



それにしても良く揺れた一日でした。



今度はもう少し平和な海況の時に行きましょう!


タックルメモ



ロッド:ダイワ TD-S 591MLXS-S 改
リール:シマノ ストラディックC3000HG
ライン:サンライン シグロン4 1号+FCベーシック5号
ルアー:タコベイト3号+60gオモリ

スピニングタックルの有難さを痛感。
ロンググリップにしたバスロッドが丁度良い塩梅です。


ところで、KWNさんと釣りの最中に
『オラ・・・一生に一度でいいからアマダイの松笠揚げを腹いっぱい食ってみてぇんです』
と、自分の夢について語っていたところ、なんとKWNさんから一匹白アマダイを譲っていただきました。あと、大きめのイトヨリも。

ありがとうございます!

ということで、自宅のシンクに並んだ超高級魚の皆さん。



ということで、鱗がついたまま捌いて・・・



松笠揚げの完成!

ウロコサックサク、身はホックホクやー!

美味い!

積年の夢が果たせました笑

KWNさん、ありがとうございます!

そして、頂きもののイトヨリ・・・



こ、これは、脂ノッテル系では・・・



バーナーで炙ると、脂がほとばしる。



コチの薄造りと共に完成!



イトヨリの炙りの角を、九州甘口醤油にちょこんとディップ・・・・

美味い!!

脂のノリが上品で、身もしっとりしていながら滑らかな嚙み心地。

これって、サワラと同じレベルの美味しさなのでは?!

サワラが高級魚と化した昨今、脂が乗ったイトヨリを狙うのはアリ。

ということで、自然の猛威とKWNさんの優しさとイトヨリのポテンシャルを感じる・・・そんな週末でした。

思い出の地を訪ねて

2019年09月07日 | ミシガン・サケ&マス
2019年の夏休み。

彼の地を離れた時から再訪を心に誓っていましたが・・・ついに実現!



家族でミシガンにGo!

ミシガンは子供達が幼いときに5年以上過ごした思い出の地。

限られた日数ながら、朝から夜まで彼の地で過ごす友人に会い、スペシャルな時間を過ごしました。

そして、小生と長男は釣りトモの皆さんとミシガン釣り三昧。


アメリカ到着翌日の午前二時。

サケ釣りに飢えたオトコたちを乗せた車は西へ走る。。。

車窓に流れるのは変わらない風景。

つい最近までこの地にいたかのような錯覚に陥ります。

そして・・・

はるばる来たぜ、ミシガン湖!



素敵すぎる!

サケの方は気配はあったもののキャッチにはいたらず。。。

でも良型のスモールが反応してくれました。



うれしー!!


そして Day 2。

なんと、セントクレアでスモールマウスバス釣り。



贅沢すぎる!

良型がしっかり反応してくれました。



最高すぎる。。。



二日でミシガン湖のサケ釣りとセントクレアのスモール釣りを堪能できるとは・・・

ミシガン釣り好き駐在員的にはどんな釣りツアーにも勝るコースでした。

この思い出を作ってくれたミシガンの釣りトモに感謝しかありません!

ありがとうございました!

また徳島にジギング来てくださいね!

釣れた魚での宴会コース(宿泊付き)もお付き合いいただければと。


ミシガン思い出ツアー最後のチェックインは・・・



ケントレイク。

我ながらマニアックすぎる。。。


アメリカ後半は・・・



NYC!



こちらでも大学時代の旧友家族に会い、思い出話に花を咲かせました。

やっぱりトモダチってイイねっ!

そんな夏休みでした。

旧友との再会、愛竿の最期、そしてサケ到来!

2013年09月15日 | ミシガン・サケ&マス
3年前、勝手にチームジャパンを結成し、勝手に日本を背負い、勝手にホワイトホールのサケ釣りに立ち向かった我々。

北国さんは当時の 奇行グループ オリジナルメンバーの一人。

しばらくして、北国さんは北国とは無縁のロスに移住。

北国がよっぽど好きなのか、それとも度を越したサケ好きなのか、 それともよっぽどの変態なのか、 サケ釣りのため、わざわざロスからミシガンに一時戻ってくるとのこと。

これは迎え撃たねば!

一方、ミシガン湖の水温は順調に下がっており、ここ一週間は15C程度で推移。



インディアナの釣りトモ、 TRTさん からの事前情報では、前日の土曜日は明け方だけバタバタっと釣れただけとのことで、サケたちは相変わらずのツンデレぶり。

日中は愚息を熱心に教育し・・・



静かに時を待つ。

土曜日夜11時。
脳内サケ遡上中の釣りトモ、Woodsさん と YKEさん と共に Novi を後にする。

3時間後の日曜日午前2時、ホワイトホールに到着。
無事 北国さん と再会を果たす。

お元気そうで何よりでした。

先行者は誰もおらず、我々四人で堤防の突き当りを独占。

再会の直後、別れは突然に・・・

南風が強く、小生の釣り座は向かい風。
PEがガイドにからまりやすいかも・・・なんて思った開始2投目、ガイドにPEが絡まったままキャストの動作に入ってしまい、先から20センチくらいでポッキリと竿が折れるアクシデント(泣)。



6年ぶりに竿を折ってしまいました。
この竿はダイコーの硬めのエギ竿で、サケはもちろん、カスミアジやヒラスズキなど色々な魚種を釣ってくれた愛竿。

イカはたったの2杯しか釣ってないけど。

ボートキャスティングロッドとしてリビルドするか・・・

小生が一人で別れを悲しんでいた時、運河側の Woodsさん に異常事態発生!
フッキングしたモンスターサーモンはラインを全部引きずり出す!
スプールに巻かれた一巻き目がなんとか踏ん張り、そこから Woodsさん の反撃開始!
スプールにラインが半分ほど戻ったところで無念のフックオフ・・・

残念!夢の30ポンドオーバーだったかも。

その後は相変わらずの無空間。。。

サケ的には 無 なものの、今回の小生はトラブル続き。

リールのメイン機にライントラブル発生(汗)。



いつもはタックル1セットで事足りるのに、この日は竿は折れるは、ライントラブルが発生するはで散々。
サブのセットを持ってきてて良かった。。。

朝6時ごろからサケの気配が漂いだす。

強い湖流をスプーンに感じながらリトリーブを繰り返す・・・

『ゴっ!』

ヒットー!

きつめのドラグがサケの動きに追随して不連続に作動。

竿のしなりも気持ちヨカー!

北国さんのアシストでキャッチ!



今シーズンの初キングは18ポンド、約8キロの良型!

いつもよりきつい濁りが入っていたため、定番のオレンジ金よりも目立つであろう、オレンジ/チャートのペイントのクレオを投入。



タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:Daiwa Regal-XiA 3000
ライン:PowerPro 20lb (6lb dia) +リーダー20lb
ルアー:Little Cleo 3/4oz オレンジ/チャート

その後、トビーさんが22ポンド、10キロのキングをキャッチ!



でかっ!

おめでとうございます!
相変わらずモッてますなぁ。

この日は30人ほどのアングラーが攻め続け、堤防全体でたったの5本という貧果ぶり。



波風共にそこそこあり、絶好のコンディションと思われるも、そんなに甘くないホワイトホールでした。



北国さん、次はロスで会いましょう!


Xデー・・・翌日

2013年09月08日 | ミシガン・サケ&マス
結論から書きましょう。

不完全にホゲました。
へこんでおります。orz

ディスプレイが涙で滲みますが、心を鬼にして当時の状況を綴っておきましょう。

******

この季節になると、ホワイトホールのサケの遡上状況が気になるわけで、夜な夜なミシガン湖の水温と風向きのチェックに精を出す毎日。釣りトモの皆さんからの情報では、8月上旬にぽつぽつ釣れた後は、8月末までほぼ沈黙。

そんな沈滞ムードが一変し、9月1週目の木曜日と金曜日にXデー到来の入電!
なんでも堤防全体で40~50本のサケがキャッチされており、ベイトのエールワイフも山盛りとのこと!

タイミング良く、土曜日未明から出撃する小生とトビーさん。
流石にXデーの翌日。
爆釣間違いなし!よもやボーズはありえない!

そんなテンションで出撃・・・のはずが小生激寝坊!

トビーさんゴメン!

午前4時、現場到着。

昨晩までの祭りの噂を聞きつけた強欲アングラー(小生とトビーさん含む)が30人ほど集い、漆黒の闇の中キャストを繰り返す。。。

あ、あれ・・・?
祭りの翌日にしては反応が・・・

無。

ベイトも無。

夜明け直前、6時を過ぎた頃からアタリ出す。

トビーさんのお隣さんが一本ランディング。
そのお隣もヒットするもののバラシ。

そしてついにトビーさんヒット!



お見事!

ヒットルアーは明け方の定番、クレオのオレ金。

小生は日が昇った後、KOウォブラーで40センチくらいのキングサーモンの幼魚をキャッチ。
幼魚は塩焼きにすると美味・・・と、聞いたことがあり、ちょっと迷いつつもメンツを重んじる九州男児ゆえリリース。

我々が堤防にいる間にランディングされたサケはわずか2本 (幼魚含まず)

Xデーの翌日なのに、30人でたったの2本!

そのうち1本を釣り上げたトビーさん、かなりのモッてるぶりを発揮。
堤防では羨望のまなざし。

2013年シーズンのサケ釣り、2回目なるもボーズ継続中。
これから下り坂であるのは確実なため、ちょっとテンション下がりますが、なんとか今シーズン中一本は釣りたいところであります。

帰宅後は、家内のお友達(アメリカ人)の家にお呼ばれ。
ご主人が釣り好きなため、今朝の顛末を涙ながらに説明した次第。

「HaHaHaHa・・・あんた、モッてないねぇ~(笑)!」

家族旅行と緒戦

2013年08月05日 | ミシガン・サケ&マス
8月最初の週末。
この週末を逃すと、次の週末から8月一杯 日本。

ビザの更新で一時帰国します。

ミシガンの夏を謳歌するべく、どこかにお出かけしましょうよ、と家内。

小生はミシガンの西の果てにある Michigan's Adventure という遊園地への小旅行を提案。

この遊園地、アメリカが誇る 元祖癒し系キャラ、スヌーピーを全面に打ち出しており、娘ウケが最高にイイ。
また、先日のプチ社員旅行で 『ジェットコースターの首都』とまで自己主張する Cedar Point へ出かけた際、子供たちが乗り物好きということも判明。

しかも、目を閉じていても到着できるであろう、通い慣れた場所まで至近距離。。。

いかない理由は無い!

ミシガン サケ釣りの聖地、Whitehall へ!

決まってからというもの、ミシガン湖の水温をチェックしたり・・・



スプーンの一軍を選別したり・・・



落ち着かない日々。

落ち着かない釣り人は他にもいるようで、Woodsさん&YKEさんチーム と TRTさん と現地集合することに。

初登場の TRTさん はインディアナ州在住の大物釣り師。
ノースキャロライナのカンパチジギングを教えてくれた ワル 恩人。


そして土曜日。

一泊分の荷物と釣り道具を車に押しこめ いざ出発!

昼過ぎから夕方まで遊園地を満喫。



父はすっかり真っ白な灰に。。。

夕食後、Whtehall の某ホテルにチェックインし、子供を寝かしつけ、しばし仮眠・・・

zzz...

午前2時、ホテルから煙のように脱出し、あの堤防を目指して車を走らせる。

満点の星空の下、あの堤防に帰って来ました。
感無量です。

感動しつつ、第一投。

くるくるくる・・・

何も起こらないのは承知のうえです。

第二投。

くるくる・・・(以下省略)・・・

あっという間に午前6時。
夜が明け始めたころ、スプーンの色を明け方の定番、『オレンジ+銀』 に交換。

スプーンにあたる湖流も良い感じ。
サケと思しきサカナが遥か彼方でジャンプするのがたまに聞こえてくる・・・

絶対釣れる・・・

『ゴツっ!!』

キター!!
フィッシュオーン!!


あ、あれ・・・?

サケにしては・・・

ファイトが控えめ・・・

シーズン初フィッシュはシープヘッドでした。

隣にいたローカルは苦笑しながら、

「ナイス税金!今はシープ20本釣ったらサケが1本混じるくらいだヨ!」

と褒めて(?)くれました。

夜も本格的に明けてきて、湖面を見渡せるくらいの明るさに。
すると、フルキャストしてようやく届くくらいの距離でサケがジャンプ!

スプーンを急いで回収し、フルキャスト!

波紋を直撃!

すぐにリトリーブを開始すると違和感!

ヒットー!

気持ちヨカー!!

しかし、サケは手前に泳いでくるため、なかなかテンションがかからない。
全速で巻き取るもののフックオフ・・・orz

貴重なバイトだったのにやらかしてしまいました。

この日の小生はシープヘッドが1本。

Whitehall デビューの TRTさん はなんとシープヘッド4本でダントツの竿頭(?)。



結局この日の堤防は全体でサケ0本。
チャンスはあっただけに残念。



気を取り直して、朝食前にホテルに戻り、釣り人から父に戻ります。

Whitehall を南下し、Saugatuck へ。
Saugatuck はミシガン湖とカラマズー湖に囲まれたミシガン有数の保養地。

子供たちと違う角度でミシガン湖と戯れます。



小奇麗なダウンタウンでランチをはさみ、Holland で風車を愛でて・・・



帰宅。

ローカルのオニィさん曰く、7月最終週からサケはポツポツと堤防から釣れだしたとのこと。
一週間で5匹とかなので、厳しいことは間違いないですが、これから上向きなのは間違いないでしょう。
ピークはお盆明けくらいに来そうな予感。

そんな大事な時に日本に居るアタシって・・・

クロトンに釣りガール降臨!

2012年11月11日 | ミシガン・サケ&マス
大学生のMKNちゃんとクロトンのスチールヘッド釣りに行ってきました。
MKNちゃんは音楽つながりでお世話になっている方のご令嬢。
彼女は釣りが大好きな釣りガールなのです。

今回のチームはMKNちゃん 他、オヤジ3名 、BANさんRockさん、そしてアタシ。
オヤジ達は完全に脇役です。

朝3時にNoviを出発し、6時にクロトンダム近くのドライブインに滑り込む。
そのドライブインにはスチールヘッド釣りのガイドと待ち合わせるたくさんの釣り人が。テンションも上がりますね。

ほどなくしてChadのガイド仲間、JimとJasonと合流し、アルミボートで川面に滑り出す。



イイです。最高の休日です。



途中でターキーの群れに遭遇したり、



木で羽を休めるハクトウワシを見たり、



野性味あふれるミシガンを満喫。

釣り方は今年の春と同じく、イクラを模したビーズか、ハリにイクラを三粒いれたスポーンサックを浮き釣りで流します。

タックルは前回の記事とほぼ同じ。

やっぱりこのビーズでの流し釣りはかなり合理的。

今回、ワタシは自分の道具立てでチャレンジしましたが、これが裏目に。
詳細は後ほど。

さて、釣り始めて4時間、スチールヘッドデビュー戦のMKNちゃんにはアタリなし。

魚の反応は時間が過ぎるにしたがって渋くなってくる。。。

そんな沈黙が続いていたものの、浅瀬のポイントで突然MKNちゃんの竿が川に絞り込まれる!!



ヒットー!!

ただでさえバレやすいサカナなので、最初の数分はドラグ緩めで慎重なやり取りが続く。。。

良型の魚体が跳躍するたびに肝を冷やす。

そのときの緊迫感といったらなかなか味わえるものではないですよ。

だいぶサカナも弱ってきたのでムービーON!



Jasonがネットを出してサカナをランディングするまで長く感じましたが、動画で客観的に見るとさくっとすくってますね。きっとJasonも同じ心境だったでしょう。

そんなこんなで無事ランディング。船中歓喜につつまれました。こんなことなかなかないですよね~。

釣りガール効果です。



祝!初スチールヘッド!

実測8ポンドのグッドサイズ!

おいJason!鼻の下のびとるぞ!

一方、他のオヤジ達の釣果はRockさんがスチールヘッド4本、BANさんが1本、小生0(泣)。

詳細は割愛します。

小生は良いサイズのスチールヘッドを三本かけながら、二本は口切れ、一本はリールからラインを全部引き出されてスプールでラインブレイク・・・と全く良いところナシ!

ハリはもう少し太軸がよかったかも・・・なのだけど、繊細なスチールヘッド相手にあまりハリを大きくしたくなかった・・・(以下略)。


それにしても鮮烈なデビュー戦でした。
帰りを待ちわびているお父さんも喜ばれるでしょう。

この活躍で、クロトンのガイドとそのお客たちに噂は瞬く間に広がり、クロトンの町も活性化、ひいては釣り業界も活性化・・・そんな可能性を感じた一本でした。

ちとオーバーか?

久しぶりにしびれました。

Charlevoix でレイクトラウトに再会

2012年10月26日 | ミシガン・サケ&マス
とある会議で一週間 Charlevoix (シャールボイ)という街の近くのホテルに缶詰になった小生。

シャールボイはミシガンの北の果てにある小さな街。
中西部では有名なスキーリゾートだそうですが、何分 今はシーズンオフ。
雪のない夏から秋は頻繁に会議やら研修やらが行われている様相。

重い会議も山場を超え、夕方の散歩がてらミシガン湖の様子を見に行くことに。

シャールボイのダウンタウンのど真ん中にはミシガン湖とシャールボイ湖をつなぐ運河が走っており、ミシガン湖側の先にはご丁寧に突堤まで作られています。



ダウンタウンのど真ん中でこの環境。。。なかなか素敵なところです。



ミシガン湖にスプーンを投げたくなるシチュエーションは揃いました。

しかしながら、水質はジンクリア。



生命反応に乏しい雰囲気。

とはいえ、日の入りまですぐなので、急いで車に積みっぱなしのタックルを組んでミシガン湖へキャスト!

うーむ、、、癒されますなぁ。。。

会議のことなどぼんやり考えていると、はるか遠くに投げたスプーンから魚信が!!

この時期、このシチュエーションだったらスチールヘッドかしら・・・

あ、あれ?・・・スチールヘッドにしてはおとなしい・・・



おぉ、またアナタでしたか。

レイクトラウト 61センチ。

顔つき、模様、体系、かなりカッコいい魚です。

うっとり眺めたい衝動にかられつつ、速やかにリリース。

良い気分転換になりました。

タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:Daiwa Regal-XiA 3000
ライン:PowerPro 20lb (6ld dia) +リーダー16ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz 赤金

Whitehall へスチールヘッド詣で

2012年10月21日 | ミシガン・サケ&マス
最近の Whitehall 付近の水温。



安定して15Cくらいの水温。
スチールヘッドが遡上を始めてもおかしくない。。。ハズ。

妄想し始めると脳内をスチールヘッドが遡上してしまうワケです。

これは行くしかない!

急に思いたったこの釣行、お付き合い頂いたのはトビーさん。
初トライでいきなりキングを釣り上げた、モッテる男。

午前二時、Novi 出発。午前五時、Whitehall 着。

現地の気温は2C。



寒いけど、Whitehall の空気は気持ちが引き締まります。

しかしながら、いすに腰かけて怠慢なリトリーブを繰り返していると睡魔が・・・

zzzzzz。。。

聖地 Whitehall での釣りとは思えない、締まらないアタシ。。。

・・ばしゃ・・・バシャバシャ!

『はっ!?』

異変に気づき、目を覚ますとお隣のアングラーが4キロ近い超良型のスチールをランディング!

寝てる場合じゃない(汗)!!

夜明け間近。

Cleo のカラーをオレンジ金に変えたところで・・・

『ゴツゴツっ・・・』

ヒットー!!

スチールヘッドにしては控えめなファイト、と思ったら・・・



レイクトラウト!!

初物ゲット!

制御不能のドヤ顔で失礼します。



60センチちょい、といったところ。
タモ網を使ってゆっくりリリースしたら元気に帰っていきました。
良かった良かった。

この後、スポーンサックのブッコミ釣りのロコが集結し、堤防には数多の釣竿が並びます。



・・・が餌釣りにはアタリなく、先ほどのルアーの方がもう一匹スチールヘッドを追加!脱帽。



やはりシーズン序盤はスポーンサックよりもルアーに分がありそうです。
ま、ルアーでも小生にはスチールヘッドは釣れなかったので、男の漁場の動画を貼り付けてこの辺で。



懐かしい方も多いのでは ^ ^

タックルメモ
ロッド:Daiwa AccuLite ALSS902MFS
リール:Daiwa Regal-XiA 3000
ライン:PowerPro 20lb (6ld dia) +リーダー16ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz オレンジ+金

釣る男

2012年09月23日 | ミシガン・サケ&マス
日本出張から帰ってみると、ミシガン湖の水温は順調に下降している模様。



うーむ、これは行かねばなるまいて。。。

急に思いたった弾丸釣行に付き合ってくれたのは、釣りトモの Woodsさん。

AM1:00 曇天の Novi を出発。

AM4:00 現地着。先行者無し。
北西の強風、波の高さ約1.5m。

真っ暗の堤防にほとばしる波しぶきが、男の漁場的な雰囲気をかもし出す。

ちとオーバーかな?

釣れそうな雰囲気のまま時間が過ぎる。。。良くあるパターン(汗)。

夜明け前には別のアングラー達も次々に集結。

およそ20人の男たちがキャスト&リトリーブを黙々と繰り返す。。。

夜も明けきらない午前7時ごろ、この日最初のフィッシュオン!

・・・が小生の隣のオジサンに!!

がくっ・・・orz

タモ入れをお手伝いして、次の一匹を狙う。

次の一尾は10分後、隣の隣のおにぃさんに。

厳しい仕打ち・・・orz

そうこうしているうちに、朝日も昇って完全 無 なノーカンジ。

帰宅時の言い訳を考えながら、突堤の先端でリトリーブしていると・・・背後で異変が?!

なんと、運河側を攻めていた Woodsさん が見事キングサーモンをキャッチ!



おめでとうございます!!

10ポンド、80センチの良型!

堤防で3本しか上がってないうちの1本。超貴重。

折れない心、釣り上げる技、徹夜を厭わぬ体力、更に数少ないサケを引き当てるモッテる力 (?) の全てが昇華したまぶしい1尾でした。

Woodsさん、また行きましょうね。
次はスチールヘッドかな。

Monさんフォーエバー合宿とXデー

2012年09月10日 | ミシガン・サケ&マス
9月初っ端のレイバーデイ・ウィークエンド。

我が家はシカゴに小旅行。



小生が釣りとは関係のない 家族サービスな週末を過ごしていた頃、RockさんとMonさんは 釣り、ゴルフ、釣り、ゴルフ、釣り・・・と寝る間を惜しんで晩夏のホワイトホールを楽しまれていたようです。

ミシガン湖の水温は70F前半(20C前半)と、サケ釣りにはまだまだ暖かく、厳しい状況だったようです。

が、しかし・・・



Monさんに94センチのキングサーモン!

でかいですー!

ヒットルアーはStrike Kingのバイブレーション、Red Eye Shad。

更にRockさんも・・・



ヒットルアーは厳しい状況下の新定番、Acme K.O. Wobbler。

更に更に、最後にMonさんが良型のキングを追加!



写真だけ見るとよく釣れているかのように見えますが、実際は10~20人の釣り人が入れ替わり叩いて、堤防全体で 1~3本/日 という非常に渋い中の釣果。

特にMonさんは最後のホワイトホールで大物ゲット!
まさに有終の美を飾りましたね。

メキシコでもお元気で!また釣りに行きましょう。


さて、Monさんフォーエバー合宿の翌週。

土曜日の朝まではサケ釣りにはよろしくない高水温が続いていたものの、土曜日の夕方から70F前半(20C前半)から50F(15C)まで荒下がり!



ミシガン湖の東側中央付近に緑色の等高線が・・・

皆の者、出陣じゃ!! (心の声)

日曜日午前0時出発、午後12時帰宅 というハードなスケジュールで出撃。

今回ご一緒したのは、新しい釣りトモの トビーさん と同僚の Yohクン。
RockさんとBANさんとは現地で集合。

予定通り、午前3時にホワイトホール到着。

先行者はRockさんBANさんペアを含めて4人。

まだ釣れてないとのこと。が、良い感じのうねり、風、水温・・・いつ釣れてもおかしくない雰囲気。

ドキドキしながらキャストとリトリーブを繰り返す。。。

午前4時を回った頃。

『ゴゴっ・・・フっ・・・』

あ、あたったー!! 乗らないー!むきーっ!

真っ暗闇の中、釣れてもないのに膝ガクブル。

アタリだけでアドレナリンが噴出するこの緊張感。
これぞホワイトホールのサケ釣りの醍醐味。

ロングキャスト後、きっちりボトムを取った後の早めのリトリーブ。

先のアタリの10分後、釣れそう、釣れそう、と思っていると・・・

『ゴツっっ!!!』

反射的に竿を立ててフッキング成功!

ラインの先で力強く走るキングサーモン、PEとガイドの擦れる音、ドラグクリッカーの音・・・病みつきであります(汗)!



82センチ!
この日の堤防1本目ということもあって喜びもひとしお。

調子にのった小生、続いてこの日の二本目、76センチのキングもランディング。

横にいるYohクンにもアタリがあり、いつ釣れてもおかしくない状況。

ロコにもキングがアタリだす。

やはり、この夜はXデー。水温の低下は明らかにプラス。

そうこうしていると、BANさんにヒット!



暴れまくるキングを難なくいなしてキャッチ!

92センチ、17ポンドの良型!

おめでとうございます!

明け方になってきたところで、Rockさんにヒットー!
・・・が足元でバラシ!残念。
ルアーは明け方の定番、オレンジ+銀のCleo。

明らかにプライムタイム。釣り人の数は約40人。10分に一度は誰かの竿が曲がる状況。

小生はこのプライムタイムにミノーのジャーキングを試してみます。

一投目は動きの確認。

二投目・・・

ジャーク、ジャーク、ポーズ。

ジャーク、ジャーク、ポーズ。

ジャー・・・

『がっっつーん!!』

気持ヨカー!

でもなんだかちょっと小さいのと、ファイトの流儀がキングとちょっと違うと思ったら、コーホーサーモンでした。



小生のこの日の釣果。
上から82センチ、76センチのキング、一番下が60センチのコーホー。

満喫しました。

日が高くなるに従い、ヒットの頻度も寂しくなってきました。
少々 あきらめムードが漂いはじめた頃・・・

「来た・・・!」

トビーさんにヒット!

ショアジギングで慣らしたウデは確かで、暴れるキングを足元まで誘導し・・・



キャッチ!

初キングおめでとうございます!

このサケを最後にフィーバータイム終了。
堤防全体で20本くらいあがったと思います。

ショアからの釣れ初めのXデーがあるとすれば、間違いなくこの日。
良いタイミングで出撃できました。



これから1ヶ月くらいは釣れると思うので、毎週通いたい・・・が、このXデーの晩から日本出張。皆さんの爆釣を日本から祈ってます!

タックルメモ
ロッド:ダイコー Egi Grand Tribal EGTS-83ex.ti.
リール:ダイワ Revros 2506
ライン:Spiderwire Ultracast 15lb (4ld dia) +リーダー20ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz 青グロー、オレンジグロー、Megabass Vision 110