ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

教訓

2008年10月31日 | タックル
スプーンはリトリーブするとくるくる回転するので、サルカンが必要だと思っています(使用ラインがPEの場合はラインよれのトラブルがないのでいらない気もしますが・・・)。ともかくスプーンを使うときだけ気になるので、精神安定のため、渡米後すぐにイーグルクローのスナップ付きのサルカンを購入しました。

14ポンドのキングを釣り上げた後、ノットを結び変え、スナップ付きサルカンはそのままで釣りを続行していたときに悲劇は起こりました。

超渋い状況の中で待望の2度目のアタリがありましたが、数度目の激しい突っ込みのときに「スポッ・・・」とテンションを失いました。「魚に悪いことしたなぁ」という思いと、「ノットからだったら恥ずかしいなぁ(ノットの出来は釣り師の偏差値と言いますので)」・・・という思いをよじらせつつ仕掛けの先を調べると、こんな状態でした。



キングサーモンの馬鹿力で開いたスナップ。
ノットからではなかったものの、スナップは魚をかけた後は変えないといけないですね。もしくは顧問が実践されているように、サルカンとスプリットリンクの組み合わせでスナップを使わないという手もありますね。いつも勉強になります!

ミシガン湖の仲間たち

2008年10月31日 | ミシガン・サケ&マス
ミシガン湖では鮭や鱒、バス以外にも様々な魚が釣れます。刹那的に釣り人が心躍らされる魚達に今回はスポットを当てていこうかと思います。

まずはシープヘッド(Sheephead)。外観はイシモチというか、やぼったい鯛というか、巨大なフナというか、、、ともかく平べったい魚で結構トルクのある引きをみせます。写真のサイズは40センチそこそこですが、50センチ後半の立派なサイズも釣れました。



気の毒なことに、この魚はロコの人達に毛嫌いされてかわいそうなのです。釣り人当人の反応は「げっ!シープヘッドかよ~!」ってなり、周囲の釣り人は「なーんだ、シープヘッドだって(笑)」ってなります。
ルアーに果敢にアタックしてくるし、サイズもそこそこ大きいので、個人的には釣りモノとして十分面白いです。

続いての登場は釣れるというか、スレで引っかかるエールワイフ(Alewife)。大きさは20センチ弱。コノシロみたいな魚です。この魚がミシガン湖のフィッシュイーター達のベイトになっているようです。



接岸したスチールヘッドと、このエールワイフがリンクすると爆釣するとのこと。スチールヘッドの本格的なシーズンの11月が楽しみです。
某組合顧問はこの魚を日本のサビキで釣りあげ、泳がせ釣りの餌にされていました。

サビキがミシガン湖で役に立つとは・・・引越し荷物に忍ばせといて正解でした。

あわよくばスチールヘッドの巻

2008年10月13日 | ミシガン・サケ&マス
10月中旬のとある週末、某組合顧問とミシガン湖へ行ってきました!狙うは前回に引き続きキングサーモンと降海型のニジマス、いわゆるスチールヘッドです。ミシガン湖は海ではないのでニジマスの降湖型?

釣行日の天気は快晴、風は東南東の微風~5m/s、気温は10℃~20℃。顧問によると、湖の東岸は東よりの風では湖が冷えず、溯上には向かないとのこと。気温もスチールヘッド狙いにはちょっと高いそうです。うーむ、勉強になります。



毎度の某堤防からショアラインを臨みます。釣り日和ですが鮭や鱒には厳しい様相。。。

ワクワクしながらスプーンを投げては巻き、投げては巻きしましたが、土曜日の朝マズメは空振り!

日が高くなってきて水の透明度も高くなってきました。何気にルアーをラパラのCD-11パーチカラーに付け替えてチャンネルに向かってキャスト。タダ巻きしてちょっとトゥィッチ入れた瞬間にガガッと突然の生命感!



当人びっくりのまさに出会い系の一尾!しめる前までスチールヘッドだと思われていたキングサーモン64cm!

翌朝、散発的なライズが起こります。近くでライズしたので、結んであったLittle Cleo(夜光カラー)を波紋の向こう側にキャスト!波紋直下に来たあたりで早巻きし、リーリングスピードを落とした瞬間にガツンとヒット!!おぉー、気持ち良い釣れ方!



しめる前までキングサーモンだと思われていたスチールヘッド75cm!初モノゲットです!

タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:ダイワ Revros 2506
ライン:PE1.5+20ld
ルアー:Rapala CD-11、Little Cleo 3/4oz

キングサーモン(上)とスチールヘッド(下)を比較。



外観ではブリとヒラマサと同じくらい判別つきにくいかもしれません。見分け方は舌が黒いのがキング、白いのがスチールヘッド。スチールヘッドのほうが尾びれがまっすぐ。

もう少し季節が進行してきたらスチールヘッドが大挙して溯上するとのこと。今度はイクラを使った餌釣りに挑戦してみたいと思います。

今回も顧問に大変お世話になりました。毎度有難うございます!厚かましいですが次回は餌釣りをご教授頂ければと。

ミシガン湖でキングサーモン釣り(後編)

2008年10月09日 | ミシガン・サケ&マス
2008年10月初旬、某組合顧問と2度目のキングサーモン釣りに出かけました。場所は前回と同じくミシガン湖のほとりの某堤防です。気温は徳島で真冬にグレ釣りするときくらいの寒さです。およそ5℃くらいでしょうか?

先週はベタ凪でノー感じでしたが、今回はさざなみもあって雰囲気よしです。スプーンにあたってくる水流も良い感じです。

防波堤から河口に向かってスプーンをキャスト。水深は5~7mくらいで底を一度取ってからスローリトリーブ。。。

するすると巻いてきたスプーンにゴツンと明確なバイト!あわせを入れるとロッドが絞り込まれ、ドラグが何度も滑ります!メジロのようなファイトです。ジギングよりも細仕掛けなので慎重にファイト。



渡米後初のキングサーモン。94センチ、14ポンド(6キロ強)でした。新しい竿にも十分魂が入りました。良かった、良かった。

続いて2本目。



こちらは10ポンド強くらいです。今回はキングサーモン2本で納竿。鮭釣り、めちゃ楽しいです!

日本では馴染みの無い外道も数種類釣れたので、それは後日UPします。

タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:ダイワ Revros 2506
ライン:PE1.5+20ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz

ちなみに、両方メスでたっぷりイクラが入っていました。釣行後に顧問のご自宅でイクラ丼をご馳走になりました。



う、美味ーい!!至福の一時でした。。。
顧問、顧問の奥様、色々とお世話になり有難うございました!
お蔭様でアメリカでの釣りも生活も無事スタートを切れました。

ミシガン湖でキングサーモン釣り(前編)

2008年10月07日 | ミシガン・サケ&マス
2008年9月末、アメリカはミシガン州にやってきました。

デトロイトに在住されている某組合顧問に手ほどきを受けながら、釣りのライセンスと鮭釣りに必要となるタックルを購入しました。

ライセンスは釣具屋さんで50ドル弱で買えます。一年間、バスや鮭、マスなどをミシガン州で釣ることができるライセンスです。買うときにはパスポートの提示が必要です。

竿はセントクロイのワイルドリバーという竿を購入しました。



8フィート6インチのスピニングロッド。固めのシーバスロッドといった感じです。

ルアーは3/4ozのLittle Cleoというスプーン。



これから通う釣り場の超定番。ロコはほとんどこのルアーを使っていました。飛距離、泳層がちょうどいいんでしょうね。ワタシは赤針&細軸仕様でワンランク上の釣果を目指しましたが、ロコの皆さんも同じ仕様の方がちらほら。釣り人は考えることが一緒ですね。

デトロイト郊外から3時間でミシガン湖のほとりの某堤防に到着。川に遡上するキングサーモンをオカッパリで狙います。

渡米後初釣行は小さなアタリ1回のみで撃沈!晴天ベタ凪で厳しい状況でした。
まぁ、これも釣り。次回に期待!