9月中旬の連休。
鳴門でのティップランデビューを果たすべく、海朱丸さんの門を叩く。
今回ご一緒するのはKWNさん、KGYさん、KNSさん、っと
変わり映えの無い 気のおけない皆さん。
ティップランメインのメニューで海朱丸さんを予約していたのですが、我々以外にティップランに没頭する人がいないのか、船長が気を利かせてくれたのか、今回は我々4人での釣行となりました。
贅沢すぎますね。ありがたや・・・
午前6時、雨上がりの撫養川を下り、鳴門海峡へ向けて出発!
胸が高鳴るぜ!
まずは藻場の近くの浅場でティップラン。
水深は20m前後。
シーズンも早いのでエギも2.5号と小さめ。
ほどなくして、小生のティップにアオリの控えめなアタリ!
それを掛け損なって(恥)、地団太踏んでいると、後ろのKWNさんにヒット!
流石!
その後、ワタクシのティップにスッと入るアタリ!
ビシッとアワセて乗ったー!!
快感!
ドーパミンがドバドバあふれるこの瞬間・・・これぞティップランの醍醐味。
(祝)2020年シーズン初アオリ!
そして昭和60年以来の衝撃が鳴門に走る・・・小生が沈黙している間に、KWNさんが3連投3連発を決めるという、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発以来の衝撃プレイ!ひざがガクブルどころか、槙原のように呆然と立ちすくむしかなく・・・
その後、なんとかポツポツとコロッケ大~トンカツサイズのアオリが釣れて、トータル4杯でティップランの部終了。
タックルメモ(ティップラン)
ロッド:シマノ Sephia SS Tip Eging S606ML-S
リール:ダイワ 19 レグザ LT3000
ライン:シマノ Tanatoru 4 0.8号+ダイワ 船ハリス3号+シーガーフロロ2号
食わせエギはエメラルダスの2.5号。
伊島近辺のスパルタンな(?)ティップランと違って、ライトな仕掛けです。
ティップランの部の次は、こちらも大好物のタチウオジギング。
移動するころにはすっかり秋晴れの空に。
タチウオ狙いの大船団に滑り込みます。
周りを見渡すとあまり釣れている感じではないものの、いきなりKSTさんにヒットー!
流石ですなぁ。
色々としゃくり方を変えてたどり着いたのが、普通のスピードのワンピッチ。
ワンピッチの最中にもひったくられるし、時々フォールを入れるのも効果的でした。
よっこらせ、とクーラーに腰掛けると、ズドン!・・・みたいな。
流石ワタシです。自然体のフォールもお手の物ですね。
一時入れ食いになったりして、17匹でタチウオの部終了。
タチウオの部終了の頃のクーラー。
満喫!
タックルメモ(タチウオジギング)
ロッド:シマノ グラップラーBB B631
リール:シマノ 13 オシア カルカッタ 300HG
ライン:シグロン4 1.5号+ダイワ船ハリス6号+先糸100lb
ルアー:ドラッグジグ150g、ハオリジグ170g
この日に関してはグローが良かったような。
そして、青物ジギングの会場へ乗り込む我々。
そう、ティップラン、タチウオジギングに続く3つ目のメニュー、青物ジギング!
贅沢の極み!
盆と正月とクリスマスが一度に来たかのようなお祭り。
青物会場は鳴門海峡大橋付近。
橋のすぐ近くから流し始めて、あっという間に橋の下に船が吸い込まれる。
それより下流の激流にもまれる前に流しなおします。
それまでに魚をかけて取り込む必要があります。
ボトムでしか食わないということなので、ボトムでリフト&フォールを繰り返しているとヒット!
・・・と同時にラインがビューっと走る!
え?
ナニコレ??ブリ???
めっちゃ引くーー!!!
魚と引っ張り合いをしていると、船はあれよあれよと橋の下の激流エリアに吸い込まれていく・・・(汗)
「早うあげてよー!!」と、船長からの優しい励ましを受けつつなんとかキャッチ!
美味しそうなハマチ大!
激流に泳ぐハマチ・・・こんなに引くのね(汗)
肩で息をしながらもう一本ヒットするも、今度は激流エリア目前!
ドラグフルロックで巻き上げるも間に合わず、船長は船を激流エリアから回避!
ハマチはその間もつきっぱなし・・・船のスピードでハマチが海面まで上がってくる・・・なんたるスパルタンな釣り!
同船者の皆さんも連続キャッチで青物祭り!
もうおなか一杯。
そして、後ろのKWNさんは特大のアコウに特大のマダイまでキャッチ!
盆(アオリ)、正月(タチウオ)、クリスマス(青物)の上に、GW(アコウ)と有給休暇(タイ)もやってきたかのようなグランドスラムでしたね。
鳴門のポテンシャル・・・半端ねぇです。
タックルメモ(青物ジギング)
ロッド:シマノ グラップラーBB B631
リール:シマノ 13 オシア カルカッタ 300HG
ライン:シグロン4 1.5号+ダイワ船ハリス6号+先糸100lb
ルアー:Williamson Benthos Speed Jig 150g
ロッド:がまかつ ジグワン673S
リール:PENN Spinfisher V 6500
ライン:シグロン4 2号+ダイワ船ハリス8号
ルアー:ジグパラロング 200g
この激流でやるにはパワーが足りないので注意。
釣り歴もそこそこ長くなってきましたが、ここまでゴージャスなオフショアの釣りはなかったです。記憶に残るスゴイ釣行を実現してくれた海朱丸船長、ありがとうございました!
そして帰ってからのお楽しみ。
皮をひいたハマチ。
脂のノリもパネェっす。
まずはアオリから。九州甘口醤油でいただきますよ。
美味い!
約束された味。
続いてタチウオの炙り。スダチを絞って・・・お醤油にちょこっとつけて。
美味い!こちらも約束された味。
続いてハマチ。ま、脂がのっててもしょせんはハマチでしょ。
・・・ん?
美味い!!
上品な甘さ、それでいて程よいコッテリ感。
なかなかの上物でした。
秋の鳴門、釣りも食も堪能!