ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

スパルタンな釣り、打ち止め?

2010年09月26日 | ミシガン・バス&その他
先週末、家内と娘が日本から戻ってきて、それに合わせて義理の母もこちらに遊びに来てくれました。

急に賑やかになったと同時に、それまでの自由気ままな一人暮らしの生活様式が一変。
スパルタンなサケ釣りもしばらくお休み。
残念・・・(小声で)。

義母が帰国するというスペシャルな日の早朝、近場の Hubbell Pond の流れ出しで隠密行動。
これまで秋はサケばかり追いかけてたので、秋のご近所バス釣り場の情報は皆無。本調査はミシガン釣り情報の蓄積に有意義なものになるハズ。。。と、くどくど理由をつけて、一時間一本勝負。

まだ薄暗い7時前、Depsのラドスケールでいきなりヒット!



スモールマウスバス、45センチ。
うーむ、悪くない。。。むしろイイ。

ミノーに付け替え、レンジを下げたらラージ連発。



上は43センチから下は25センチくらいまで7匹。
秋はサイズがあまり選べない傾向にあるかも。

タックルメモ
ロッド:Phenix Boron PS61H
リール:ABU Morrum SX1600C
ライン:ナイロン14ld
ルアー:Deps ラドスケール

ロッド:ダイワ HL-X 662 MRS-S
リール:バスプロショップスのスピニングリール2000番クラス
ライン:ナイロン8ld
ルアー:Rapala X-Rap


ミッション終了後は、皆でケントレイクの子供牧場へ。
色づき始めた木々を見て、ランチの後に空港へ。



義母を見送った後は子守り。
娘が 『釣りに行きたいの』 と珍しいことを言うので、ケントレイクの流れ出しへ。

パンプキンシードが釣れてくれました。



しばし観察。



魚にもだいぶ慣れてきたね!

Little Cleo 3/4oz

2010年09月14日 | タックル
Whitehallのキングサーモン釣りに行くときに、必須となるタックルが Little Cleo というスプーンの3/4oz。



小生の一軍カラー。
左から青/グロー、オレンジ/銀、青/銀、イクラグロー(小生勝手に命名)、赤/金

青/グローは夜間。
オレンジ/銀は暗い明け方と暗い夕方に実績高し。
青/銀は日中で水の透明度が高いとき。
あと、イクラグローはなぜか日中で水が濁った時に良い思いをしています。

人生初のサーモン釣りの時に現ハワイ支部・元デトロイト支部の某組合顧問に教えて頂きました。

このルアーに関しては余計な小細工はせず、ルアーがきちんとウォブリングするスピードで巻き続けることがキモ。
色々やりたくなるんですけどネ。

また、この3/4ozというウェイトがWhitehallの水深にマッチしているのだと推測。

ちなみに、針はフッキング重視でオリジナルより一番手小さい がまかつ 製に付け替え。
やはり針は日本製が良いと思います。

もはやWhitehallの釣行にはかかせない一品。



サーモンの歯でペイントが落ちた熟成スプーン。
こういうのを見ながらニヤニヤするのが心落ち着くひと時。
他人様には見せれないですネ。

繰り上げる男達の鮭アタック

2010年09月12日 | ミシガン・サケ&マス
「集合時間どうします?」

「午前2時、Noviでどうですか?」

「いや、午前1時でどう?早めに竿出したいし。」

「いっそ午後11時?」

・・・というように、集合時間が次第に繰り上がり、鮭に乾いた男達はNovi某所を出発。
メンツはMacさん、Monさん、Yoshi、そしてRockさんの強力布陣。

下図は事前の水温予報。



Whitehall付近が程よく低くなっており、期待大。

湖はこれまた程よく荒れて、ナイスコンディション。
下の写真は午前9時頃。



癒し(?)の風景。

さて、我々到着早々の午前3時、先行者が4キロクラスのキングをランディング。
これは吉兆の予感!

が、アタリは意外と少なく、静かに時が過ぎていく。

堤防先端付近で南向きにキャストを繰り返していると、睡魔が・・・
椅子に座って うとうと Zzz しつつスプーンをリトリーブしていた小生。
午前5時頃、キングサーモンの魚信というスバラシイ目覚ましが!



ランディングできた一本。
4.3キロ。ちょっと小ぶりのキングサーモン。

情けないことに、3回ヒットして1本だけランディング。
正直に書くと、昼前にもう1回ヒットしたもののバラシ。

ネット際(1回目バラシ)、ジャンプ(2回目バラシ)、正面に突進(3回目バラシ)・・・

情けない~!

夜も明けきった頃、Macさんのロッドに異変が!
慎重なやり取りの末上がってきたのは美しいスチールヘッド!
ミシガン攻略難航魚種を次々と制覇していきますね。
流石です。

次のヒットは堤防先端のYoshi!



カメラの露光不足なのか、Yoshiの顔と鮭が黒いのか判断しがたいですが、ナイスフィッシュ!
ディープダイバーのミノーに変えた直後。
冴えてますね。

全体が沈黙している中、チームジャパン健闘。

タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:ダイワ Revros 2506
ライン:PE1.5+16ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz 青/グロー

ミシガン鮭合宿

2010年09月06日 | ミシガン・サケ&マス
レイバーデイ(労働者の日)連休初日、一日の労働を終えた男たちは午前二時のNovi某所に集合した。

今回はRockさん、Macさんの他、なんとロスから北国さんが参加。
はるばるこの合宿のために駆けつけてくれました。
あ、熱すぎるぜ、北国さん。。。


【1stラウンド:初日朝】

午前五時、先週下見済みのWhitehallに到着。
現地で東海シーバスフィッシャーのBさんとも合流。

意気揚々と準備を済ませたものの・・・

激荒れ!

堤防の付け根の運河で釣りを始めるも、強い北西風で釣りにならない程の荒れっぷり。
暴風と波しぶきであっという間にやる気をそがれ、昼前に撤収。。。

厳しい仕打ちにあったにもかかわらず、過去はすっかり忘れて楽しいトークで英気を養った超前向きな我々。夕マズメに再アタック開始!


【2ndラウンド:初日夕方】

荒れてはいるものの、期待の堤防先端で釣り可能。

開始早々、Macさんに強烈なアタリ!

小生はネットを抱えて湖面を凝視。
魚影が見えてきて『キングサーモンにしては小さいな・・・』と思ったら、

なんと、巨大スモール!
53センチ、4ポンドオーバー!

鮭合宿のオープニングを飾るには十分すぎるサカナ。

その後もサカナの気配が続いて、集中力もピークに。。。ドキドキ。。。

突然小生に 『ゴツっ!』 とアタリ!

一瞬心臓止まるかと思ったものの・・・



シープヘッド。
うーむ、またアナタでしたか。

また小生に 『ゴっ!』 とアタリ。
最初、あまりに素直によるので、『また羊(シープ)ちゃんかな・・・』と思ったら、突然サカナが反撃開始!



甲高いドラグの音!
スピード感あふれるランを繰り返す。
スレかと思うほど重量感もたっぷり。。。



キングサーモン92センチ、18ポンド(約8キロ)!
アドレナリンでまくり、ひざガクブル、自己記録更新の一本。
シーズン一本目は格別デス!

興奮冷めやらぬ中、次のアタリはMacさんに!

強烈に竿が絞り込まれ、ドラグが鳴きまくった後に上がってきたのは・・・

キングサーモン12ポンド、5.6キロ!
Macさん初鮭釣行にして初キング!
相変わらずモッテますね。



巨大スモールもキングサーモンもヒットルアーは蛍光塗料を手塗りされたRapalaの Clackin' Rap。
愛情が報われましたね!

次のアタリはRockさん!
強烈な締め込みの後に姿を現したのは・・・



で、でかっ!
巨大シープヘッド!!

この一尾を最後に初日は納竿。



ミシガン湖に沈む太陽。


【3rdラウンド:二日目朝】

明けて翌朝、午前四時前に現地着。
前日と打って変わってベタ凪。
強風後に水温が下がる傾向がある(≒鮭の調子上向き)ので、ロコも多数集結。
40人ほどが堤防に鈴なり。

実際に水温も下がってて良い感じなものの、朝焼けが始まる7時前まで音沙汰無し。

ちょっと明るくなったタイミングで、スプーンをオレンジ+銀に替えて数投目、『ガツっっ!!』と強烈なアタリ!!

楽しすぎるー!!



キングサーモン♀、14ポンド(6.3キロ)。
楽しすぎてキャップがラッパーのようになりましたYO!

それを皮切りに、堤防の浜辺側でバイト集中。
全体でキング12本程度。

時合いが過ぎ、日が高くなった頃・・・
静寂の堤防で突然北国さんにヒット!!



鮭は鮭でもコーホー(ギンザケ)!
美味しそう!
LAからはるばる来た甲斐ありましたね!

そして、鮭的に取り残されたRockさん。
この状況は相当焦ります。

釣り場全体が沈黙していた午前9時頃、この重いプレッシャーに打ち勝ち、ついにRockさんヒットー!!!



ナイスサイズ!



キングサーモン14ポンド(6.8キロ)!
おめでとうございます!

そして、全員安打達成!!

終了間際のAM10:30、北国さんが謎のサカナをランディング。



模様からして、キングかスチールヘッドの子供。
口の中が白いのでスチールヘッドか・・・
でも顔と尾びれがとんがりすぎているような。

というこで2010年の鮭合宿は全員安打の大成功。
Macさんのスモール、Rockさんのシープヘッド、北国さんの謎トラウト、と外道も色々。

Noviに帰り着いた後、キングサーモンをRockさん宅でさばいて、そのまま打ち上げ開始!



麗しのちゃんちゃん焼き。美味しかった~!

Rockさん、Rockさんの奥様、お世話になりました!
いつも有難うございます。


合宿参加者の皆さん、楽しかったですね。
また鮭釣り行きましょう!

タックルメモ
ロッド:ダイコー Egi Grand Tribal EGTS-83ex.ti.
リール:ダイワ Freams KIX 2500
ライン:PE0.8+16ld
ルアー:Little Cleo 3/4oz 青+グロー(初日)、同 オレンジ+銀(翌日)
日中でも濁りがきついとグローが良いのかも。