ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

バスマスタークラシックの舞台を釣る!@ニューオーリンズ

2011年11月29日 | その他釣行記
ミシガンチームのスチールヘッド爆釣劇、チームHのドラマチック鮭調査、ハワイの顧問のダイナミックな釣行の数々、釣りトモTOのタチウオ大量水揚げ・・・と、話を聞く度に釣り欲がたまる日々。

サンクスギビングの休暇は満を持して南の島へGo!

・・・と行く筈もなく、ニューオーリンズに家族旅行。

ニューオーリンズといえば一般的にはジャズ発祥の地。

釣り的にはルイジアナデルタ、2011年バスマスタークラシックの舞台なワケです。

ケビンバンダムの圧倒的な勝利も記憶に新しい、由緒正しき場所。
襟を正して神妙な面持ちで現地入り。

即刻 釣り場へ・・・と行きたいところですが、まずは家族サービス。



ストリートミュージシャンの演奏をバックに路地を散歩し、、、



生牡蠣を堪能して初日終了。


翌朝5時。ホテルから煙のように脱出し、程近い ポンチャートレイン湖 へ出撃。



何にもないのっぺりとした湖岸線。

たまにでてくるマンメイド ストラクチャーを打つも・・・



サカナの気配無し!

浅い&のっぺりした湖底がダメっぽい・・・

夜明けは6時、ホテルには7時過ぎに帰着。

時間が無いのは織り込み済みなものの、今回の釣り場選びはかなり苦戦。
釣りは一にも二にも三にも場所次第。


さて、この日も観光を順調にこなす我が家。



ミシシッピ川の蒸気船クルーズでクラシックのウェイン会場に思いを馳せ、、、



名物のナマズを食べたり、、、



バスのベイト ザリガニのフルコースを食べたりして満喫。


明けてデルタアタック二日目。

前日の湖岸から2マイルほど東に行ったところにあるリーズエリアをチェック。



見た目は良いもののこちらもサカナの気配全く無し!

二日目の朝も撃沈。。。orz

今思うと二日目に場所を冒険しておくべきだったか・・・


この日は水族館へGo!

水族館といえば子供も小生も楽しめる素敵な施設。

・・・が、そこで見てはいけないものを見てしまいました。



珍しいアルビノのワニですが、そんなことよりこんなのがこのデルタをうろうろしていることを今更思い出しました(大汗)。


明けて翌日。

この日はミシガンに帰る日でラストチャンス。

グーグルマップを駆使して、最終日にして一番良さそうな場所に立てました。



暗闇の中、昨日見たワニが脳裏にちらつく小心者のアタシ。

それでも釣りは続行。
『ワニがなんぼのもんじゃーい』 と小声でつぶやきながら。

そう、続行するも・・・

アタリ無しの丸ボーズ!

このエリアからバスを見つけるのは至難のワザ。
バスマスタークラシックにクォリファイしているバスプロがすごいということにしておきましょう。

ごめんなさい、そうさせてください(涙)。

新潟県A川鮭有効利用調査報告

2011年11月24日 | その他釣行記
Whitehallサケ合宿の記憶も新しい、釣りトモの 『チームH』 のお三方。

新潟県の某A河川にてサケの釣獲調査をされたということでレポートを頂きました。

いやー、貴重な資料です。

以下に転載させて頂きます。
Macさん、ありがとうございます!


*** 以下Macさんレポート ***


釣行者:O井、KBSW、Mac
期間:2011年11月18日~19日

遂にやってきました、新潟鮭釣行! Whitehallの弾丸ツアーから丁度2ヶ月。懲りずに3人で行ってきました。11月17日、KBSWは実家での用事があり、朝から休暇で一人新幹線で帰郷。O井とMacがAM3時に会社を出て車で一路新潟県見附市のKBSW実家へ。どこも渋滞せず、夜には到着。

翌18日、朝5時にKBSW家を出発、村上市のA川河川脇の受付に6:30到着。当日の参加者は30数名。受付を済ませ、注意事項を聞き、釣り場へ。ポイントは1~18番まであるのですが、今年の10日の解禁以来8日間の実績を釣宿のいづみや旅館のブログでチェックして、7番、5番ポイントを目指すことに。天気も良く、あとは釣るだけです・・・・


【第1日】



こんな感じの河川です。どこがいいポイントかさっぱりわからず・・・。ポイントに入った瞬間に、のべ竿餌釣りのおじさんがいきなり竿をしならせ鮭ゲット・・・期待が膨らみますが・・・

我々は買い込んだスプーン、ミノーをキャストし続けますが、あたりもなく時間だけが過ぎていきます。底を取りながら流すも、鮭の気配もなく、Tippyより難しい感じです。午前中は我々のちょっと上流でルアーマンが1匹あげるも、あとはのべ竿のおじさんのみ。。。

この人、後でわかりましたが、18日10本、19日も10本、過去に150本以上も上げてる超ベテランでした!!

そんなこんなでかなり疲れてきた午後に、やっぱりこの人でした・・・。



O井ちゃんにヒットです!!
ドラグ出まくりのビッグファイトです。慎重なやり取りでバラスことなくランディング。



尻尾付近に掛かっていたので、よせるのにかなり時間をくいましたが、見事なオス鮭ゲット!!80cmのGood sizeでした。O井チャンはこれで「BOSE」のプレッシャーから開放・・・羨ましい限りです。

初日は結局16時のストップフィッシングまでこの1本のみ・・・・KBSW、Macは当たりもなく、疲れだけが・・・。Tippyのロコ直伝のウェットフライも同じ仕掛けで試しましたが、これも全くだめでした・・・。

結局18日は29名入漁し、結果17本。のべ竿餌釣おじさんが10本なので、O井ちゃん以外釣れたのはMax5~6名・・・・。 厳しい状況です。この苦境を少しでも克服すべく、初日終了の受付後、その足で釣具屋へ。KBSWが事前調査で顔見知りになっていたこともあり、今年の川の状況と、荒川での釣り方の秘伝を聞き上げます。釣具屋店員のKさん曰く、「スプーンはかなり難しい・・・ポイントに流しづらいしね。どうしてもルアーならフローティングミノーの方がいいかな。これを産卵床に付いてる鮭の鼻っ面にどう止めれるかが勝負ですよ。」と。

実際そういう釣り方をしてたつもりだったのですが、何と言っても産卵床のありかが・・・・。すると、彼が絶好のポイント情報を。「さっきのお客さんにも教えちゃったけど、(ピー 自主規制 )番ポイントのチャラ瀬があります。これは支流になってるところなんだけど、昨日も確認したけど、4~5箇所は間違いなく鮭が付いてる産卵床がある。明日は土曜だから大変だけど、朝一で場所が取れさえすれば、ルアーでも粘って頑張れば・・・何とかね!」と地図も書いて教えてくれました。

いづみや旅館でも御主人の情報を聞き上げましたが、3人で相談の結果、翌日は(ピー)番ポイントの産卵床に勝負を掛けることに・・・。早起きで時間が勝負です。


【第2日】

6時の受付開始の3分前くらいに受付所に到着・・・・な、なんと既に20人くらい並んでます。さすが週末。この日の入漁者は94名。ただ、我々は2日目なので、注意事項を聞く必要がなく、ゼッケンのみもらって、(ピー)番ポイントへ急ぎます。6:20くらいには(ピー)番ポイント到着、どうやら1番乗りできました。

(ピー)番ポイントの支流。右側は河岸で左に見えるのは中州。この支流、深いところでも1m一寸くらいの浅瀬です。良く見ると川底が白くなった産卵床も見えます!!

朝ポイントに到着後、タックルを用意しながら7:00のスタートフィッシングまで待っている間にもそここで♂鮭の♀鮭を追う姿が見えて、昨日と違う生命感を感じます。こりゃぁ釣れるだろう!!! と期待は最高潮!!

7時きっかりに3人ともスタートフィッシング!

そこら中にサーモンの生命感漂うも、なかなか口を使ってくれないまま2時間が経とうとした8:45くらいにようやく・・・

Macの竿がしなってくれました!!

ヒットルアーは、SMITH LTD.のチェリーブラッドMD90S。



サクラマス専用のシンキングミノー、これを投げていた時に、目の前5mくらいのところで、オス、メス2匹で並んで背びれを出して泳ぐカップル発見。上手く2匹の鼻っ面にミノーを泳がせたまさにその瞬間に、オスの方が食いついてくれました!!近かったせいもあり、比較的楽にネットも使わずランディング。人生初白鮭(チャムサーモン)をゲットです!!



70cmには届かない60後半、3キロ弱のオスでしたが、Whitehallと違いオスの方が嬉しい・・・(Keepできるので)

でも、実はこれ、てっきりメスだと思ったんですよ。あとで委員会の人がオスだと同定してくれました・・・(恥)

これで「BOSE」の恐怖から開放されたMac・・・ホッとした~!
写真で分かるように、婚姻色も出て、Kingとはまた違う趣です。でも、何かやっぱり「サーモン」はいいですねぇ。

こうなってくると、取り残された・・・・そう、KBSWです。

Whitehallの流れもあるので、彼的にもかなり厳しいはず。Macのランディングで顔がこわばっているように見えましたが・・・・。あとはKBSWちゃんの竿がしなるのを待つのみです。

と思っていた矢先に・・・雰囲気読めない名釣師が1人・・・。
昼を回ったあたりだったか・・・

O井ちゃんが連日のヒットです。



前日よりは小ぶりなるも、70弱くらいのオスをゲット!今回はちゃんと口に見事にかかっています。流石の連日ヒットで、余裕の表情。

さて、一方、”超真剣” な表情でキャストを続けるもう1人、そうKBSW氏・・・・。もともと物静かな彼ですが、更に口数が減ってるような気が・・・・とても心配です・・・・。

でも・・・・・

釣りの神様は存在しました!!!!

産卵床にいながら、数時間も口を使わなかった鮭様を、色んなルアー、方法でアプローチをし続けた粘りが実り、やったー!KBSWちゃん!!



人生初のサーモンゲット!

見てください、このドヤ顔!!(笑)ドヤ顔なのかにやけているのか・・・

実際のKBSW談・・・

「涙出るかと思いました・・・」

いや~、本当に良かった!そしてマジで嬉しい全員安打達成です。
今回KBSWちゃんは新潟に帰省の折にわざわざ1人で荒川の下見にも行ってくれていたし、本当に熱意と執念が実りましたね・・・。

他人が釣ってこんなに嬉しかったのは初めてです。

さて、O井ちゃん、KBSWちゃんが釣ってる間に、4~5回のバラシを実はやっていた、Mac・・・・。途中でどんなタイミングで鮭が食ってくるか、即ちルアーを攻撃してくるかのタイミングが分かってきました。

オスが興奮してメスを追いかけ回すとき・・・そんな瞬間がたまにあるのですが、その瞬間に上手くルアーをそのカップルのすぐ傍や、真ん中に流せれば、かなりの確率で口を使ってきます。そうやってサイトフィッシングにこうじていたところ、Macもどうにか2匹目をゲットできました。

地元釣具屋推奨オレンジのラパラ・フローティングマグナムがカップルの鼻っ面を通った瞬間に攻撃してきて、正に鼻っ面に外側から引っ掛かりました。

まぁスレです。

サイズは75cm、3.4キロのオスでした。この魚を持って帰り食べましたが、結構美味。でも肉の色はKingより随分白っぽい。だから「白鮭」と言うんでしょうね・・・。


【総括】

いづみやブログで後日チェックしたところ、19日分にはこんな記事が。

『11月19日です。週末の賑わいの中で釣れた鮭は42本!(中略)残念ながらボーズ率が高くて78パーセント、一人勝ちしたのは誰?』

っつうことは、22%の釣った人(20人くらい)の中に我々3人が入ったということです! やるじゃん!!

更に20日分の記事には・・・

『11月20日です。本日は2本、とうとう増水で釣りにならない日が来てしまいました。身の危険を感じるほどの増水なのでいたしかたありません。』

との記載が・・・。1日ずれてたらBOSE必至、ラッキーでした。おまけに普通はメスが3倍くらいなのに、4/5がオス!

こんな感じで、初のA川釣行としては、出来すぎの全員安打、5匹の大成功でした!!別に家族孝行に精を出した訳でもないのですが、3人の熱意が神様に伝わったのか・・・気合が通じたか・・・。

でも、釣具屋さん情報の「(ピー)番に産卵床」がなければ、こうは上手く行かなかったでしょう。印象としては魚の少なさ、ポイントの絞りづらさから言っても、Tippy Damより難しいという印象です。まぁ20日の大増水があったようなので、この増水を引き金に遡上が加速するはずなので、11月末に向けて捕獲数も大幅に伸びるとは思いますが・・・・。

それと、ルアーでは本当に数が出ていません。18日は17本中ルアーは確か3本。19日もきっと42本中10本も行っていないのではないかと思います。6mくらいののべ竿を振り回しての釣りはあんまり面白そうではなかったですが、数を狙うならエサですね。でも何でサンマの切り身なんでしょうねぇ・・・???

事前に日にちを決めて申し込むという面倒さはありますが、先着順なので、気合を入れて初日に申し込めば、まず調査参加は可能です。完全に秋の恒例行事になることは決まったので、来年はきっとRockさんがメンバーに加わって4人で全員安打を目指すことでしょう!! Rockさん! 一緒にいきましょうね!!

というわけで、A川鮭有効利用調査の参加報告でした!!
ミシガンアングラー各位の追加釣果報告を待ってま~す!!



*** 以上 ***


全員安打でのサケキャッチ、おめでとうございます!

さすがのモッテルぶり。
初めての河川で見事に結果を残しましたね!
KBSWさんはリベンジ成功ですね!

アタシの追加釣果報告は当分なさそうですけど・・・orz