ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

旧友との再会、愛竿の最期、そしてサケ到来!

2013年09月15日 | ミシガン・サケ&マス
3年前、勝手にチームジャパンを結成し、勝手に日本を背負い、勝手にホワイトホールのサケ釣りに立ち向かった我々。

北国さんは当時の 奇行グループ オリジナルメンバーの一人。

しばらくして、北国さんは北国とは無縁のロスに移住。

北国がよっぽど好きなのか、それとも度を越したサケ好きなのか、 それともよっぽどの変態なのか、 サケ釣りのため、わざわざロスからミシガンに一時戻ってくるとのこと。

これは迎え撃たねば!

一方、ミシガン湖の水温は順調に下がっており、ここ一週間は15C程度で推移。



インディアナの釣りトモ、 TRTさん からの事前情報では、前日の土曜日は明け方だけバタバタっと釣れただけとのことで、サケたちは相変わらずのツンデレぶり。

日中は愚息を熱心に教育し・・・



静かに時を待つ。

土曜日夜11時。
脳内サケ遡上中の釣りトモ、Woodsさん と YKEさん と共に Novi を後にする。

3時間後の日曜日午前2時、ホワイトホールに到着。
無事 北国さん と再会を果たす。

お元気そうで何よりでした。

先行者は誰もおらず、我々四人で堤防の突き当りを独占。

再会の直後、別れは突然に・・・

南風が強く、小生の釣り座は向かい風。
PEがガイドにからまりやすいかも・・・なんて思った開始2投目、ガイドにPEが絡まったままキャストの動作に入ってしまい、先から20センチくらいでポッキリと竿が折れるアクシデント(泣)。



6年ぶりに竿を折ってしまいました。
この竿はダイコーの硬めのエギ竿で、サケはもちろん、カスミアジやヒラスズキなど色々な魚種を釣ってくれた愛竿。

イカはたったの2杯しか釣ってないけど。

ボートキャスティングロッドとしてリビルドするか・・・

小生が一人で別れを悲しんでいた時、運河側の Woodsさん に異常事態発生!
フッキングしたモンスターサーモンはラインを全部引きずり出す!
スプールに巻かれた一巻き目がなんとか踏ん張り、そこから Woodsさん の反撃開始!
スプールにラインが半分ほど戻ったところで無念のフックオフ・・・

残念!夢の30ポンドオーバーだったかも。

その後は相変わらずの無空間。。。

サケ的には 無 なものの、今回の小生はトラブル続き。

リールのメイン機にライントラブル発生(汗)。



いつもはタックル1セットで事足りるのに、この日は竿は折れるは、ライントラブルが発生するはで散々。
サブのセットを持ってきてて良かった。。。

朝6時ごろからサケの気配が漂いだす。

強い湖流をスプーンに感じながらリトリーブを繰り返す・・・

『ゴっ!』

ヒットー!

きつめのドラグがサケの動きに追随して不連続に作動。

竿のしなりも気持ちヨカー!

北国さんのアシストでキャッチ!



今シーズンの初キングは18ポンド、約8キロの良型!

いつもよりきつい濁りが入っていたため、定番のオレンジ金よりも目立つであろう、オレンジ/チャートのペイントのクレオを投入。



タックルメモ
ロッド:St. Croix Wild River / WS86MHF2
リール:Daiwa Regal-XiA 3000
ライン:PowerPro 20lb (6lb dia) +リーダー20lb
ルアー:Little Cleo 3/4oz オレンジ/チャート

その後、トビーさんが22ポンド、10キロのキングをキャッチ!



でかっ!

おめでとうございます!
相変わらずモッてますなぁ。

この日は30人ほどのアングラーが攻め続け、堤防全体でたったの5本という貧果ぶり。



波風共にそこそこあり、絶好のコンディションと思われるも、そんなに甘くないホワイトホールでした。



北国さん、次はロスで会いましょう!


Xデー・・・翌日

2013年09月08日 | ミシガン・サケ&マス
結論から書きましょう。

不完全にホゲました。
へこんでおります。orz

ディスプレイが涙で滲みますが、心を鬼にして当時の状況を綴っておきましょう。

******

この季節になると、ホワイトホールのサケの遡上状況が気になるわけで、夜な夜なミシガン湖の水温と風向きのチェックに精を出す毎日。釣りトモの皆さんからの情報では、8月上旬にぽつぽつ釣れた後は、8月末までほぼ沈黙。

そんな沈滞ムードが一変し、9月1週目の木曜日と金曜日にXデー到来の入電!
なんでも堤防全体で40~50本のサケがキャッチされており、ベイトのエールワイフも山盛りとのこと!

タイミング良く、土曜日未明から出撃する小生とトビーさん。
流石にXデーの翌日。
爆釣間違いなし!よもやボーズはありえない!

そんなテンションで出撃・・・のはずが小生激寝坊!

トビーさんゴメン!

午前4時、現場到着。

昨晩までの祭りの噂を聞きつけた強欲アングラー(小生とトビーさん含む)が30人ほど集い、漆黒の闇の中キャストを繰り返す。。。

あ、あれ・・・?
祭りの翌日にしては反応が・・・

無。

ベイトも無。

夜明け直前、6時を過ぎた頃からアタリ出す。

トビーさんのお隣さんが一本ランディング。
そのお隣もヒットするもののバラシ。

そしてついにトビーさんヒット!



お見事!

ヒットルアーは明け方の定番、クレオのオレ金。

小生は日が昇った後、KOウォブラーで40センチくらいのキングサーモンの幼魚をキャッチ。
幼魚は塩焼きにすると美味・・・と、聞いたことがあり、ちょっと迷いつつもメンツを重んじる九州男児ゆえリリース。

我々が堤防にいる間にランディングされたサケはわずか2本 (幼魚含まず)

Xデーの翌日なのに、30人でたったの2本!

そのうち1本を釣り上げたトビーさん、かなりのモッてるぶりを発揮。
堤防では羨望のまなざし。

2013年シーズンのサケ釣り、2回目なるもボーズ継続中。
これから下り坂であるのは確実なため、ちょっとテンション下がりますが、なんとか今シーズン中一本は釣りたいところであります。

帰宅後は、家内のお友達(アメリカ人)の家にお呼ばれ。
ご主人が釣り好きなため、今朝の顛末を涙ながらに説明した次第。

「HaHaHaHa・・・あんた、モッてないねぇ~(笑)!」