とにかく戻ってきたのである。
ノースキャロライナ州のウィルミントン沖ジギング、3月の初アタックで味をしめたワタクシ。
こんな海域で釣りができるチャンスはなかなか無いと思い、調整に調整を重ねて戻ってきたのである。
船長曰く 『秋の方が大物が釣れる!』 そうで、寝れない夜を重ねて Wilmington の船着場に到着。
この日ご一緒したのは、中西部の海なし州にお住まいのTRTさん、Hrさん、Ydさんのお三方。
ジギング好きだけど海がない・・・こんな致命的な悩みを共有する我々。
当日の天候は微風、快晴。
沖で釣りをするには絶好のコンディション。
朝の気温は 5℃ とやや肌寒い。
午前7:30出船。
前回同様、狙いの場所はガルフストリームが流れる70マイル沖合。
時速30マイルで2時間半かけて到着。
船のエンジンがスローダウン。
オフショアの釣りはこの瞬間がたまらない。
『第一投・・・』
深さは150フィート≒46メートル。
グローカラー、320グラム の Spike Jig はあっという間に着底。
『一流し目からくるかしら・・・』
エクストラヘビーのジギングロッドを早めのワンピッチでしゃくりあげる。
ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ・・・
『ガッツーン!!』
おっしゃー、フィッシュオーン!
8キロにセットしたドラグからジリジリとラインが引き出され・・・
『プツン・・・』
切れた、あっけなく。
この切れ方は刃物系の予感。
ほどなくしてお隣の Hrさん にヒット!
上がってきたのは大方の予想通り・・・
バラクーダ!
しかも立派なサイズ。
船中一匹目、おめでとうございます!
口の先端の良い所にかかってました。
逆にかかりどころがよっぽど良くないと一瞬でリーダーがやられます。
小生とバラクーダとの戦いは続く・・・
結果、小生の完全敗北!
次々にジグがバラクーダの餌食に・・・
たまらず場所移動。
次のポイントは170フィート≒52メートル。
相変わらずとんでもなく浅いけど、300グラム前後のロングジグで大物一発勝負。
ここでも小生とバラクーダとの戦いは続く・・・
ジグを付け直していた時、同船者のHrさんにヒット!
美味しい魚代表、スマガツオ!
良いですねぇ!
おみやげ確保のため、中層をしっかり攻めるとワタクシにもスマガツオと思しき魚がヒット!
・・・が、リーダーが入ったところでバラし!!
あちゃー、情けない!
ほどなくして、同船者の Ydさん にヒット!
この魚は最初のランが強烈!
船長の 『アフリカン・ポンパーノに間違いない』 というコメント通りにその魚が釣り上げられました。この聞き慣れない魚については後述。
Ydさん、おめでとうございます!
Ydさんの勇姿を見届けた直後、底から5しゃくり目で・・・
ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジ・・・
『ドスン!』
ワタクシにもヒットー!
8キロのドラグで15メートルほど走られ、その後一進一退で浮いてきたサカナが・・・
アフリカン・ポンパーノ (African Pompano)≒ イトヒキアジ!
船長から 『釣り味も食味も最高』 と聞いていただけに嬉しい一尾。
その後、このポイントは魚っけが無くなり、船長曰く 『ディープ』 へ移動。
ディープと言っても250フィート≒76メートル。
ほどなくして Hrさん にヒット!
ビッグファイトの末上がってきたのは・・・
サメ!
船長がアシストフックをナイフでカットしてリリース。
そして、またもや Hrさん にヒット!
上がってきたのは本命の・・・
カンパチ!
おめでとうございます!
小生もジグを落とします。
ワンピッチで20メートル上げてきて、ジグを大きく飛ばした瞬間・・・
『ズドン!』
おっしゃー、ヒットー!
じりじりラインを出されては巻き戻し、また出されては巻き戻し・・・その攻防を繰り返し、ようやく船べりに浮いてきたのは・・・
本命カンパチ!
満足であります!
17ポンド。ジグはナガマサの280グラムでした。
続いてもう一本!
シアワセ!
こちらはヒレナガカンパチ。
ジグは Spike Jig の320グラム。
ちなみにこの二匹目はノンキーパーです。
ノースキャロライナではカンパチのキーパーサイズが28インチ≒71センチ。
つまり、71センチ未満はリリースしないといけません。
日本だと考えられないサイズがノンキーパーなのです。
この厳格なルールがアメリカの海を芳醇たらしめているのでしょう。
その後、Ydさんがキーパーサイズのヒレナガカンパチをキャッチ!
TRTさんはロッド破損のアクシデントがありつつも、別のタックルで・・・
カンパチキャッチ!
TRTさん、次はロッドを折っていったカンパチをキャッチしたいですね!
午後4時、沖上がり。
2時間半かけて港に戻ります。
タックルは前回と同じ。
この一セットで一日過ごしました。
バランス的には全く問題ないものの、バラクーダの猛攻でジグを7個もロスト。
ここまでジグをロストするのはジギング人生初の出来事。
タックルメモ
ロッド:がまかつ Jig Shaft 6103
リール:シマノ Trinidad TN30
道糸:パワープロ・デプスハンター80ポンド(6号よりちょい太い)
リーダー:サンライン・システムショックリーダー(ナイロン)100ポンド
ジグ:Spike Jig 320g、ナガマサ280g
帰港後、船長がキープしたアフリカン・ポンパーノとカンパチをフィレにしてくれました。
これはアメリカならではの素敵なサービス。
帰ってからのラクちん度合いが雲泥の差。
今回もエキサイティングなジギングを堪能しました。
Liveline Charters 、アメリカ東海岸でジギングするんだったら絶対的にオススメです。
そして、帰宅後のお楽しみ。
お刺身にして、特に美味しそうなところをにぎり寿司に。
左がアフリカン・ポンパーノ、右がカンパチ。
見た目で昇天寸前なものの、気絶する前に口に運ぶ。
美味い!!
カンパチはモチモチ感といい、適度な脂肪のノリといい、やっぱり美味い!
アフリカン・ポンパーノはアジ系の魚なので、期待度はかなりのもの・・・
食べてみると期待をはるかに上回る美味しさ!
例えるなら・・・し、シマアジ?
天然のシマアジを食べたことがないので、はっきり言い表せないこのもどかしさ(爆)。
前回の釣行後 ワタクシ 『環は、閉じた』 とか達観したことを申しておりましたが、煩悩が多すぎてこの環が閉じることは無いわけで。。。
ノースキャロライナ州のウィルミントン沖ジギング、3月の初アタックで味をしめたワタクシ。
こんな海域で釣りができるチャンスはなかなか無いと思い、調整に調整を重ねて戻ってきたのである。
船長曰く 『秋の方が大物が釣れる!』 そうで、寝れない夜を重ねて Wilmington の船着場に到着。
この日ご一緒したのは、中西部の海なし州にお住まいのTRTさん、Hrさん、Ydさんのお三方。
ジギング好きだけど海がない・・・こんな致命的な悩みを共有する我々。
当日の天候は微風、快晴。
沖で釣りをするには絶好のコンディション。
朝の気温は 5℃ とやや肌寒い。
午前7:30出船。
前回同様、狙いの場所はガルフストリームが流れる70マイル沖合。
時速30マイルで2時間半かけて到着。
船のエンジンがスローダウン。
オフショアの釣りはこの瞬間がたまらない。
『第一投・・・』
深さは150フィート≒46メートル。
グローカラー、320グラム の Spike Jig はあっという間に着底。
『一流し目からくるかしら・・・』
エクストラヘビーのジギングロッドを早めのワンピッチでしゃくりあげる。
ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ・・・
『ガッツーン!!』
おっしゃー、フィッシュオーン!
8キロにセットしたドラグからジリジリとラインが引き出され・・・
『プツン・・・』
切れた、あっけなく。
この切れ方は刃物系の予感。
ほどなくしてお隣の Hrさん にヒット!
上がってきたのは大方の予想通り・・・
バラクーダ!
しかも立派なサイズ。
船中一匹目、おめでとうございます!
口の先端の良い所にかかってました。
逆にかかりどころがよっぽど良くないと一瞬でリーダーがやられます。
小生とバラクーダとの戦いは続く・・・
結果、小生の完全敗北!
次々にジグがバラクーダの餌食に・・・
たまらず場所移動。
次のポイントは170フィート≒52メートル。
相変わらずとんでもなく浅いけど、300グラム前後のロングジグで大物一発勝負。
ここでも小生とバラクーダとの戦いは続く・・・
ジグを付け直していた時、同船者のHrさんにヒット!
美味しい魚代表、スマガツオ!
良いですねぇ!
おみやげ確保のため、中層をしっかり攻めるとワタクシにもスマガツオと思しき魚がヒット!
・・・が、リーダーが入ったところでバラし!!
あちゃー、情けない!
ほどなくして、同船者の Ydさん にヒット!
この魚は最初のランが強烈!
船長の 『アフリカン・ポンパーノに間違いない』 というコメント通りにその魚が釣り上げられました。この聞き慣れない魚については後述。
Ydさん、おめでとうございます!
Ydさんの勇姿を見届けた直後、底から5しゃくり目で・・・
ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジャッ、ジ・・・
『ドスン!』
ワタクシにもヒットー!
8キロのドラグで15メートルほど走られ、その後一進一退で浮いてきたサカナが・・・
アフリカン・ポンパーノ (African Pompano)≒ イトヒキアジ!
船長から 『釣り味も食味も最高』 と聞いていただけに嬉しい一尾。
その後、このポイントは魚っけが無くなり、船長曰く 『ディープ』 へ移動。
ディープと言っても250フィート≒76メートル。
ほどなくして Hrさん にヒット!
ビッグファイトの末上がってきたのは・・・
サメ!
船長がアシストフックをナイフでカットしてリリース。
そして、またもや Hrさん にヒット!
上がってきたのは本命の・・・
カンパチ!
おめでとうございます!
小生もジグを落とします。
ワンピッチで20メートル上げてきて、ジグを大きく飛ばした瞬間・・・
『ズドン!』
おっしゃー、ヒットー!
じりじりラインを出されては巻き戻し、また出されては巻き戻し・・・その攻防を繰り返し、ようやく船べりに浮いてきたのは・・・
本命カンパチ!
満足であります!
17ポンド。ジグはナガマサの280グラムでした。
続いてもう一本!
シアワセ!
こちらはヒレナガカンパチ。
ジグは Spike Jig の320グラム。
ちなみにこの二匹目はノンキーパーです。
ノースキャロライナではカンパチのキーパーサイズが28インチ≒71センチ。
つまり、71センチ未満はリリースしないといけません。
日本だと考えられないサイズがノンキーパーなのです。
この厳格なルールがアメリカの海を芳醇たらしめているのでしょう。
その後、Ydさんがキーパーサイズのヒレナガカンパチをキャッチ!
TRTさんはロッド破損のアクシデントがありつつも、別のタックルで・・・
カンパチキャッチ!
TRTさん、次はロッドを折っていったカンパチをキャッチしたいですね!
午後4時、沖上がり。
2時間半かけて港に戻ります。
タックルは前回と同じ。
この一セットで一日過ごしました。
バランス的には全く問題ないものの、バラクーダの猛攻でジグを7個もロスト。
ここまでジグをロストするのはジギング人生初の出来事。
タックルメモ
ロッド:がまかつ Jig Shaft 6103
リール:シマノ Trinidad TN30
道糸:パワープロ・デプスハンター80ポンド(6号よりちょい太い)
リーダー:サンライン・システムショックリーダー(ナイロン)100ポンド
ジグ:Spike Jig 320g、ナガマサ280g
帰港後、船長がキープしたアフリカン・ポンパーノとカンパチをフィレにしてくれました。
これはアメリカならではの素敵なサービス。
帰ってからのラクちん度合いが雲泥の差。
今回もエキサイティングなジギングを堪能しました。
Liveline Charters 、アメリカ東海岸でジギングするんだったら絶対的にオススメです。
そして、帰宅後のお楽しみ。
お刺身にして、特に美味しそうなところをにぎり寿司に。
左がアフリカン・ポンパーノ、右がカンパチ。
見た目で昇天寸前なものの、気絶する前に口に運ぶ。
美味い!!
カンパチはモチモチ感といい、適度な脂肪のノリといい、やっぱり美味い!
アフリカン・ポンパーノはアジ系の魚なので、期待度はかなりのもの・・・
食べてみると期待をはるかに上回る美味しさ!
例えるなら・・・し、シマアジ?
天然のシマアジを食べたことがないので、はっきり言い表せないこのもどかしさ(爆)。
前回の釣行後 ワタクシ 『環は、閉じた』 とか達観したことを申しておりましたが、煩悩が多すぎてこの環が閉じることは無いわけで。。。