ジギング・ブルース

ジギングメインの釣行記・・・プラス、米国駐在中のミシガン州とジョージア州での釣行記。

熱い視線

2010年11月20日 | タックル
釣りトモの皆さんによるとWhitehallのスチールヘッドは厳しい状況が続いているようです。
重要な調査に参加できなくて申し訳ないです(汗)。

そんなシーズン真っ只中に日本に出張していた小生。
仕事を終え、その足で釣具屋に飛び込み、タモ網を新調。

というのも、先般のサケ合宿で長年連れ添ったタモ柄が名誉の殉職。



キングサーモンを何本 か すくったので本望だった・・・ということにして、

今回新調したタモ柄もこれまでのモノとほぼ同様の仕様で、仕舞寸法60センチ、全長4メートル。



タモ柄が殉職したとき、直径80センチのタモ網部もミシガン湖の藻屑に・・・
湖汚してゴメンなさい。

ということで、網も新調。
これまでサケ釣りで使ってきた枠直径80センチ品は物理的にも欲望的にも大きかったので、今回は控えめに60センチ品をチョイス。
この謙虚な姿勢による運気UPも期待。

ちなみに、アメリカにはこのようなテレスコ式のタモ網が無く、持って行くと釣り場で熱い視線を集めてくれます。

安い買い物です。

ということで、今からミシガンに帰ります。
日本の同僚の皆さん、お世話になりました。

Macさん執念のSteelhead

2010年11月05日 | ミシガン・サケ&マス
久しぶりの更新です。
忙しさにかまけて釣りにも行けてないという、なんともけしからん毎日をすごしてマス。

そんな中、釣りトモの皆さんはしっかりと調査を続けられてます。
遅くなりましたが、10月末にMacさんから頂いたレポートから公表して大丈夫そうなところを抜粋して使わせて頂きます。

もはや、このブログ、釣りトモの皆さんのレポートが存続のカギであります(汗)。

*** 以下Macさんレポートより ***

一週間前もY氏と金曜の夜から土曜の朝まで10時間くらいTippy Damで頑張りましたがBoseでした。

この週末は以下の日程でした。

Day 1
一人で3:00PMくらいにWhitehall着。南側突堤に一人、北側に3人の先客釣り人。Salmon Seasonと違い閑散としてます。3本を「顧問直伝」のスポーンサックの仕掛けで砂浜側にセット。1本でCleoを投げ続けますが・・・・。自分には何の当たりもなく、PM4時頃に北側で1本SteelheadがLanding。5時頃に南側のおっさんに当たり。皆日没くらいに撤退。僕も暗くなって置き竿を撤収して(当たり見えないので)、「そろそろ帰ろうかな、一人で怖いし」と思いながCleoを投げていました・・。もうそろそろだなと思っていた8:30PM・・・突然のHit!!一人「ヨッシャー!」と声を出しましたが・・10秒くらいFight後、Line Break!!これで虎の子の「青グロー」が殉死です。これで「Cleoにも来るんだ」と確信したので、更に1時間半くらい粘りましたが、結局更なる当たりなくBoseで家に1時半くらいに帰着しました。

<突堤にいたオヤジ情報>
・週に3~4日来てる。
・Cleoなら2/3ozのサイズがいい、3/4ozは(Steelheadには)大きすぎる。
・スポーンサックは釣具屋で売ってる瓶詰めじゃぁ釣れないぜ!
・先週の火曜日に、CleoでCoho SalmonとBrown Troutを釣ったと。     

Day 2
【First Round】
夜10:30にNovi出発。
ManisteeのTippy Damへ向け出発。2:00AM頃到着。駐車場に車は5台ほど・・・いつもの場所まで歩きましたが、あのトレッキングコースを歩いている間に居た釣り人は3人くらい。ポイントに到着して下流に3人くらい・・。やはりほぼ終了の感じです。下流で1匹明け方にランディングしてましたが、やはり魚数が少なくスローペース。

僕が6時くらいに2度ほどHookingしましたが、ともに5秒くらいで針がはずれました。Y氏も10時くらいに一度Hookingしましたが即ばれ。崖の中腹まで登って川を見渡しましたが、まぁそこここにSalmonが見えますが、以前よりは流石に少なく、この週末でもう完全にTippyのSalmonは終了だと思います。

昼12時過ぎにManisteeからWhitehallへ移動することに・・
完徹なので皆かなり体力きついのですが・・。

【Second Round】
2時間かけWhitehallに移動。午後3時頃出竿。前日同様3本をスポーンサックセットにするも、南西風強く砂浜側激荒れ。3ozシンカーでも安定せず、仕方なく運河側にセットしなおし。僕含め他の4本はCleo投げまくり用で戦闘開始。流石に皆徹夜なので覇気なく疲れ気味。おまけにまったくあたりなし。

北側突堤に一人置き竿の釣り人がいるも、南側突堤は我々4人で独占状態。前日にばらした当たりがあったことだけを頼りにキャストを繰り返すも全くあたりなし。スポーンサックロッドもまったくしならず、気付けば向かいの突堤ももぬけの殻。4人で投げまくるも気配なし。流石の疲れでY氏から「6時頃撤退しよう」提案。「夕まづめが攻めれないな・・・」と思いながらも翌日の仕事的にも「そうですね」と納得。この時点で午後5:45くらいだったので、ラスト10分くらいかぁ・・とCleoをSalmon実績ルアーのClackin’ Rap(自家製Glow)にだめもとで変更。6:00を5分程すぎ、他のメンバーは納竿準備中。往生際の悪い僕だけ「最後にガツンと来い!」と独り言をつぶやきながら突堤先端から北北西方向にキャスティング継続・・・あと2~3投だな・・と思ったその時「コツン」と当たりが!!9月のSalmonもSteelheadも結構「ガツン!」だったので、「うん?」と思うもガンと合わすと、ドラグがうなって3秒後くらいに遠くでジャ~ンプ!! 見事な黒白の魚体を見てSteelheadと確信!!

「来た~!!」

と叫ぶと、他の3名も「なにごと?」という表情でこっちを見てる・・・。もう完全に「全員Bose&疲労困憊」の釣行終了イメージだったので、みんなもまさかのLast minute bite。「PE直結に懲りて今日は12lbナイロンに巻き直したから糸切れは大丈夫だろう・・Hook offだけさせないように・・・」と慎重にやり取りをしましたが、その後も2~3回はジャンプ!! でも数分のやり取りで何とかあの巨大ネットに入ってくれました。
Rockさん、ありがとうございました、ネット借りていた甲斐がありました!!
ぶっちゃけ自分でも超吃驚の最後の粘りでした!! 感動もんです。

アドレナリン出まくりの一本でした!
68cm(27in)、3.5㌔(7.7lb)の♀でした。太っていて結構立派なピカピカの個体でした。

とにかくTippyでもWhitehallでも殆ど休憩してないですからね。我ながらタフでした。

自家製グローのCrackin' Rap、流石に「殿堂入り」させる気になりました。「ルアーを使わずとっておきたい」という気持ちに生まれて初めてなりました!! 殉死させるのは余りにもったいないし、Michiganのいい思い出になります!

だから今週末(?)に向けて、同じものを新作しようかと思ってます。(笑)

しかし、CleoをCastしてたのが我々だけなので、何とも言えませんが、僕が2日で7時間くらい、他の3名が3時間、ということは延べ16時間で当たりは2回・・・

Salmonより厳しそうですね・・・。

いつまでWhitehall周辺にSteelheadがウロウロしてるか判りませんが、今週末も何とか出撃したいと思ってます・・・(金曜の夜から土曜の朝しかないのですが・・・)。

*** ここまで ***

あ、熱い!熱すぎマス!!
この立派な魚体は病みつきになりますね。
この翌週もさらにその翌週も、さらに(以下略)・・・通われているのもわかりますヨ。

Monさんのマトを得たコメント↓
『Macさん、ミシガンの釣りの本書けそうですね(笑)』