はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

感動した!

2006年12月01日 23時18分16秒 | 古民家再生
おえかきツールが使えないので手書きです。雨漏りしていたの&梁の亀裂はキッチンと板間の間です。
キッチンと居間の東半分は売主さんが結婚されたときに増築したそうです。
屋根裏に上ると、この境目にはまだ土壁が残っていました。

さて、家の断熱で悩んでいたぼくをうならせた「夏の間、冬の間」構想とはどんなでしょう・・・。

それは、夏と冬で過ごす(寝る)部屋を変えるという案です。
具体的には、建物の東側だけをしっかり断熱し、夏場は西側の和室で寝て、冬場は東の居間で寝る、という画期的?なプランです。

なぁんだ、そんなことか、と思いましたか?
 ふっふっふ、よ~く考えてみてください、これが如何に合理的か!!

これで西側の断熱は考えなくて済みます(夏場クーラーの効きは悪いが、家のつくりと立地からほとんど使わないと希望的に予測しています)。
同時に風情のある建具はそのままにできて、家の雰囲気は守られます。あとは防犯のためにしっかりした格子雨戸を取り付けるだけで済み、コストが大幅に低減できました。

一方西側はもともと増築部分があり、外見上で残すべきオリジナルの部分(土壁や建具類)は無く、思い切った断熱処理ができます。
玄関だけは断熱性の高いものに変更しなければなりませんが、防犯性能を考えるとやむを得ない選択です。

また、ぼくを悩ませていたものの一つに結露があります。
断熱性、機密性を高めたとたんに、悪魔のように現れる結露の問題は、西側に断熱サッシ
を入れた場合の大きな心配のタネでした。

しかし、これも見事解決です!!
なんせ西側は相変わらず隙間風がピューピューなんですからねぇ~。

でも・・・、
ぼくが最も惹かれた理由は、実はもっと別の深いところにあったのです・・・。