玉城ICで降りてカフェでのんびりとしたあと、玉城城跡に行きました。
高台にある見晴らしの良い気持ちいいところです。
城の形をしたものがあったので、下から見てるときは「お城の工事中か?」と思っていたのですが、登ってみると、鉄パイプの足場がお城の形に組んであって、どうやらライトアップしているようでした。
夜見たら綺麗かも・・・・もう終わってるかな・・・・
そろそろ昼飯時だったので、2年前食べ損ねた例のチャーシュー伊勢うどんを食べに、20分ほど離れた河崎町の「つたや」に行きます。
2年前・・・・・
まだ伊勢うどんに懐疑的だったボク。
ヨメは「マズイ」ものだと思っていたし、子供は食べたことが無かった。
もしかしたら、これは「うどんと名はついているが、うどんとは全く違うものだ」と考えれば、実はおいしいのではないか・・・、という仮説を証明するため、食べてみることにしたのでした
(実は近辺にその店しか食べ物屋がなかったのもあるのですが・・・)
そして結果は・・・・
伊勢うどんは、実はおいしい、との結論に達したのです!!
この店に入ったのは偶然ですが、実は名店だったので、あたりまえです(でもこの実験をやったのがこの店でなかったなら・・・・もっと違う結果になってたかも?)。
うどんといえば、ついつい「コシが」とか「のどごしが」とか言いたくなります。
伊勢うどんの麺は、ぶよぶよでぶっとくて、一般に皆がイメージする讃岐うどんの麺を基準に比較すると、とんでもない失敗作なのです
しかし、山梨名物のほうとうや、うどんに似てるけど「うどん」と名前のついていない名物で市民権を得ている麺はたくさんあるし、「ぶよぶよの歯ごたえが嫌」という人はみたらし団子なんかは食べないかというとそうではない
結局、目をつむって食べればおいしいのに、「うどん」と名がついているがために、「こんなものはうどんじゃねぇ!!」とばかりに、マズイというレッテルを貼ってしまっているだけなのです
で、前回は、伊勢うどんを食べるのだけで冒険だったので、さらにとても合うとは思われないチャーシュー入りなんて、論外だったわけなのですが・・・
行った直後にテレビでこのチャーシュー伊勢うどんが絶品で名物なのだと知って、一度食べねばと機会を伺っていたのです。
昨年のバイクツーリングでも狙っていたのですが、なんと日曜日が定休日だったので、予定が合わず断念
やっと念願がかなったという訳です
例によって、写真を撮るのを忘れて手をつけてしまったので、ネギがちょっと乱れています。
ダメですねぇ~
美味しいものを目の前にすると、すべてを忘れてしまうんですねぇ~

さて、お味の方ですが・・・・
さすが、テレビで紹介されるだけあって、これは・・・・・・ウマイ!!
写真では脂身が白く固そうですが、これをアツアツのたれの底の方に押し込んでおくと・・・・・
全てがトロトロになってきて、口に入れた途端にトロけて、口の中いっぱいに肉の旨みが広がります。
それはまるで・・・凝縮された肉の旨み成分が一気に口の中ではじけたような、それ程のインパクトがあり、決して脂っこくなく、何枚でも食べれそう
味の系統としては、すがきやのチャーシューを極限まで突き詰めていくとこんな感じになるのではないでしょうか。
うむむ、、、、これはすごいものを食べてしまいました・・・・
伊勢に来たら、必ず食べたくなってしまうじゃあないですか!!
他のものが食べれなくなってしまう・・・・・
でもそれだけの価値はあると思うのですね~