週末、天気が良かったので、走行距離を伸ばそうとTZRを引っ張り出してきました。
どこへ行こうか。。。
寒い山の方へは行きたくないですね~
さてどこかな、、、と、いろいろ考えてはみるのですが、どうも先日行った琵琶湖方面が頭から離れない。
この前行ったばかりなのに・・・
それでも自分の感性に従うのが正解だと思うので、またまた琵琶湖へむけて出発!!
通る道は、あちこち道草したので全く同じではないにしても、基本は前回と同じく関ヶ原を抜けていきます。
ただ出発が遅かったので、以前より時間的には厳しい状況です。
にもかかわらず。。。
やっぱり道草してしまう・・・
斜めに分岐していく道に異常に惹かれてしまうのはなぜ?
「あ、あの道気になる・・・」
と、入っていったその道は、旧中山道でした。
そこで見つけたのが、不破関資料館。
100円で不破関の歴史、壬申の乱、日本東西の文化の境目が関ヶ原にあると分かる調査結果、などが展示されています。
雑煮に入れるのは丸もちか角もちかなど、東西の傾向と、関ヶ原がどちらに属するか等をアンケートして調査しているのですが、面白かったのが、エスカレーターの右に立つか左に立つかで、(関ヶ原にはエスカレーターはありません)と注意書きがあった・・・
公共の展示で自虐ギャグですね。。。珍しい
なんだかけっこうじっくり見てしまったので、時間がかかってしまい、係りの人が心配して見に来ました・・・
写真の真ん中の橋もおそらく中山道。
旧街道の風情ある風景だったのに、写真にすると、ただの橋ですね・・・
食事は中華料理。
美味しかったのですが、頼んだのと違うラーメンが届くし、ホイコーロー飯は忘れ去られて全然出てこないし、えらく時間をロスしてしまいました。
出発したのは13時半過ぎ・・・
前回よりも到達地点は手前になりそうです
にも拘わらず・・・
また斜めの道に入ってしまいました
どうやら鳥居本宿という宿場町らしい。
珍しい茅葺の家です。
まだ残っているんですね。。。
世界遺産でも何でもないかもしれませんが、こういうのは大事にしないといけないですね。。。
旧い薬屋さん。
赤い郵便ポストが懐かしい(バイクの陰になってしまった・・・)
鳥居本町は、合羽が有名で合羽屋が十何件もあったらい。
雨の多い中山道を行こうとする人は、ここで合羽を買い求めていったそうです
洒落た家が建ってるな、と思ったら、陣屋跡でした。
明治の洋館っぽい建物は、なんと有名な建築家ヴォーリズが設計したもの
彼の設計した家が近江八幡にたくさん残っていて、見に行ったことがあります。
帰り道でも、性懲りもなく斜めの道に入って気付いたのですが・・・
斜めに分岐する道って、旧い集落の中を通る道である可能性が高いのでは??
以下推測ですが、昔は自動車なんか無かったから良かったのですが、自動車が普及してくると道を広げる必要があります。
でも、両脇に家が連なっている旧い集落では、立ち退きやなんやらで大変
なので、集落の手前で分岐させ、集落から離れた田んぼの中や山の中に道を作ることが多い。
集落はそのまま保存される、というわけです
斜めの道に惹かれるのは、今までそういうところに入って行って旧い街並みを見つけることが多かったので、体が「斜めの道はイイぞ」と条件反射のように覚え込んでしまってのかもしれませんね~
(つづく)