昨年の夏。。。
TZRで山の中の舗装路を走行中、シカに激突!!
バイクともども吹っ飛んで、体もバイクも相当なダメージを受けたのです。
体の方はなんとかほぼ問題なく日常生活が送れるようになり、バイクもフレームの修正、フロントフォークの交換などを経て復活したのですが・・・
若い頃は転倒なんて日常茶飯事、体中傷だらけですが、それでも懲りず、すぐに立ち直ってました。
が、今回の心の傷は意外と深く、当日のある場面の記憶がふとよみがえっては憂鬱な気分になります。
そんな風なので、事故現場に近寄るようなことは避けてきましたし、事故当日のルートをトレースするようなコースはずっと走れないでいたのです
ただ、事故現場に向かう道は、北に向かううえで重要なルートで、というか他に道がないので通れないととても不便。
能登半島に行くときも、ほんとはそのルートで行くつもりだったのですが、最後の最後まで迷って、結局気乗りがしないので高速を使ってしまいました。。。
しかしながら、このままの状態も良くないと思うし、このルートが走れないのも困る。
で、なんとなく、現場に行ったら、この重くて暗い憂鬱な気分が晴れるのではないかという気がするのです
ショック療法ですね
「よ~し、もう事故から一年経ったことだし、行こう!!」
この前の休みの日、意を決して立ち上がったのだ!!
と思って結審したものの、やっぱり気乗りがしない。。。
うだうだと朝から準備をしている間にどんどん時間は過ぎて行きます。
無理に行くこともないのですが、でも行ったほうが良いとも思う。
「山の中やし、林道も多いやろから、KDXで行こかな・・・」
現地にはTZRで行かないとダメな気がしていたのです。。。
この重暗い記憶を普通の記憶に書き変えるには、それが条件のような・・・
それが、、、です
KDXで行こう、と考えて準備し始めると、なんか楽しい感じになってきて、これなら行けそう、そう確信できました
まずはKDXで行って様子見してから、必要ならTZRでリベンジすればいいやん。
ですよねぇ~
もともと山奥のキャンプ場の下見に行こうとして事故ったので、ついでにキャンプもして来よっと
ということで、やっとのことで出発したのでした。。。