さて、何か吹っ切れたようなさわやかな気分で、帰途につきます。
が、その前に・・・
昔、子供のころよく読んだ本に「なしとり兄弟」というのがありまして、、、
昔々、おかあさんと兄弟3人が暮らしていました。
あるときお母さんが病気になり「なしが食べたい」というので、兄から順番に採りに行くのですが・・・
途中分かれ道で笹が「いくなっちゃサラサラ」という道を選択、道中でカラスが「いくなっちゃカーカー」ひょうたんが「いくなっちゃカラカラ」というにも拘らず、上の兄二人はその道をそのまま進み、ナシの木の下にある池の主に食べられてしまいます。
三男の三郎は、笹が「行けっちゃサラサラ」という道を素直に進み、途中では「行けっちゃカーカー」「行けっちゃカラカラ」という指示に導かれて、最後池の主を倒し、兄を助けナシを家に持って帰る、という話です。
で、、、、何かというと・・・
なにかカラスの鳴き声に意味があるのではないかと感じてしまうことがあるのです・・・
カラスだけではありません、鳥が頭上を横切った等の動物の動き、たまたま話した人の言ったこと、流れてきた音楽など。
たまたま偶然かもしれませんし、実際のところなんの関連もないとも思います。
ただ、こういう直感を大事にしなかったとき、往々にして何か返ってきます
それは、何かあまりうれしくないこと(白バイに捕まったり)があったり、何となくうまく噛み合わないというか回っていないというか(店が閉まってたりとか)そういう風に感じることだったり・・・。
実は、、、事故する直前のことですが。。。
祠のようなものの前を通った時に、カラスがカーカー鳴いていたので、
「何かあるのかな、注意しよ」
と思って、若干スピードを緩めたのです
といっても、もともとそんなにスピードを出していたわけでもないし、ゆっくりといっても10%くらい、心持ち落としたくらい。
「神のお告げが当たった!!」
ということではなく・・・
逆で、スピードを緩めた結果ぶつかった訳で、じゃあ緩めなかったら事故に合わなかったのかもしれません。
逆効果? カラスの鳴き声が原因で事故に遭ったのかも・・・
でも緩めなかったら、何か別の出来事でもっとひどい目に遭っていたかもしれないし・・・
どうなんでしょうね。。。
あらためて事故現場に行ってわかったのですが・・・
カラスが鳴いたところは、お地蔵さまが2体、すぐの橋を渡ったところに1体と神社がありました。
ここから事故現場まで、けっこう走った気がしていたのですが、実は意外と近く400mくらい。
10%スピードを遅くすれば、当然走る距離も10%少なくなります。
400m走れば40m差ができるわけで、時間にすると4秒程度。
とすると、それでも依然として、スピードを緩めなければ事故らなかったのでは? という疑念は残ります。。。
「直感に従ったのに、それが原因で事故した・・・」
と思うと、間違ったことをしてたみたいで、モヤモヤしていたのです
こういう風に考えることにしました。
何かが起きるかもしれないということを示す予兆や感覚は、漠然と危機や不都合などが迫ってきていることを示すもので、それを回避できるかどうかは、回避しようとする行動をどこまで徹底してやるかという水準によって決まるということ。
「やるかやらないか」の二者択一の場合は明確ですが、今回のように無数の選択肢のある場合は、もし本当に回避しようと思うなら、極端な話「引き返す」や、停まって休憩する、等の対応も考えられたはずで、そこまでしていれば確実に回避できていました。
気になるなら、明確な回避行動を採ることですね。
なんだかスピリッチュアルな話になってしまいましたが。。。
カラスの鳴き声と事故との関連について、在るかと聞かれたら「さぁ、どうかなぁ・・・」ですが。。。
「そんなの絶対に無いだろ?」と聞かれれば、「いやぁ、どうかなぁ・・・」となります
もちろんカラスは家の周りでしょっちゅう鳴いているわけで、全てに反応しているわけではありません。
結局、常時いろんなものが見えたり聞こえたりしていて、その中で何か気になるものがあった、それは直感です。
神のお告げの話をしているわけではなく、直感を大事にしましょう、という話。
・・・う~ん、逆かも・・・
予兆を気にしていると、周囲の状況に敏感になってより直感が働くようになる、ということかもしれません。。。
直感って、そのかなりの部分は経験の積み重ねですからね~
逆のケースもあります。
夢は強く願えばかなう、といいますが、常日頃から夢のことを考えていると、そういう予兆や巡りあわせに敏感になりますよね。
予兆はこの場合チャンスです。
気付けばそこからどんどん回りだすし、気付かずに逃してしまうと、後で後悔するか、夢が叶う可能性があったことすら気づかず一生を終えてしまう場合もあるかもしれません・・・
なんだか説教クサイというか、スピリッチュアルっぽい話になってしまいました・・・
くだらないと笑い飛ばしていただいても大丈夫です
ここに書いたことは、経験の積み重ねで自然に身に着いたボクの勝手な習慣のようなものですので