こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

寒いこころ

2017年01月13日 13時38分42秒 | Weblog
この冬最強の寒波が居座り、
かなり雪が降る予報が出た。
降雪地方は大変だが、
わがふるさとに関しては最近寒いといっても
さほど身に応える気がしない。
気のせいだろうか。

その昔冬になると、
雪につらら、氷のオンパレードだった。
霜柱を踏みしめて学校に通い、
池に張った分厚い氷の上を滑り遊んだ記憶がある。
雪やつららを口に入れて溶けて冷たい感触を
存分に味わったものである。
冬休みに描く宿題の絵は、
いつも雪景色だった。

そんな冬の風景が
とんと描かれなくなったのは寂しい限りである。
子供たちに父親の楽しかった思い出を語っても、
思いついたように降る雪しか知らないからキョトンとしていた。
親子で思い出の共有ができる時代は、
もう来ないだろう。

豊かな四季の変化に驚かされ感激したふるさとは、
どこかへ行ってしまった。
温暖化のせいだろうが、
子や孫の未来を思い、
切歯扼腕しっぱなしの冬真っ盛りである。
コメント
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