こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

父親とは

2015年12月19日 00時23分55秒 | 文芸

遠方にいてもう二年以上顔を見せない息子二人。

妻にメールで近況報告はあるらしく、

元気で仕事に頑張っていると聞かされる。

安心はするが、

息子の顔は見られず寂しい。

 残る娘二人は身近にいてくれる。

やはり近くにわが子がいる幸せは親の本懐だ。

その娘らが成長するのを間近で見守れるのは最高だ。

 末娘はこの春大学生に。

その晴れやかな笑顔と姿に胸が熱くなった。

親子での祝勝会は最高に盛り上がった。

そこに息子らの顔もあればと思うのは欲張り過ぎだろうか。

 続いて長女が、

なんと結婚した。

介護施設で働く娘に幸福の絶頂が訪れた。

それは父親にとっても同じ。

結婚式で花嫁の父を演じ、

幸せに包まれ感涙を誤魔化すのに懸命だった。

 さらに嬉しい娘の報告が。

新しい命をを授かったのだ。

予定日は新しい年の初めだ。

 この一年、

わが家は娘らのおかげで、

夫婦揃って笑顔が絶えなかった。

来年に息子らも……と夢みて、

充実の一年を締めくくりたい。
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