こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

人生訓もどき

2016年03月10日 02時03分55秒 | 文芸
最近ひとりでいることが多くなった。

年を取った証拠なのだろうか。

この分では

孤独死も他人事では

ないのかもしれない。

ただ

わが半生をふりかえってみると、

いつもひとりでいるのが

好きだったっけ。

口下手で

自分の言葉を他人に伝えるのが

まったくできなかった青春時代。

おもいッくそネクラな若者だった!

友達だって数人

親友なんか持った経験がない。

それなのに、

その方が生きやすかったのだ。

黙々と

好きなことをやっていれば

それで充分だった。

結婚して

家族も子供4人いるが、

「お前、結婚ようできたのう」

しみじみと旧友に呆れられるほどだ。

自分でも

いまだによく分からない。

人並の人生を諦めたのが

20代後半だった。、

(結婚なんてしなくてええやん)

心底そう思った。

そりゃそうだ

女の子にまともな言葉のかけられない

情けない男の子だったもんな。

それが

そう決意したら

「結婚したげる」

とギャクプロポーズされるんだから

世の中ままならないものだ。

逆らわず従順に生きる法を選んだ。

幸せと言われれば

そうなんだろう。

ただ

67年生きて

また

ひとりぼっちへの道を

進み始めていると思えば

それまた

ひとつの人生なりと

納得だ。

どう生きろなんていう資格ないけど

とにかく

自分で自分の命を絶つことだけは

絶対すんなよ

人生

なるようになっちゃうんだぜ。

ヘヘヘ。






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