こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

少年誌に出会う

2021年05月21日 03時57分14秒 | 日記
断続的に雨が続いている。
朝は小雨の中、草刈りを強行したが、
すぐ激しい降りに変わり、
中途で断念した。
雨と高めの気温で刈った後もすぐ元の木阿弥だ。

気分は下がる一方だ。
写真を撮るチャンスも雨ではほとんどない。

そうだ、きのうの本の話の続き。
本を手にする機会はめったにない時代。
新刊本など夢のまた夢だった。
子供の本は猶更手にできなかった。

小学校に上がって、
初めて少年誌と小女誌が発行されていることを知った。
当時の小学校は、
家庭で買えない児童雑誌を、
クラスで男の子と女の子別に1冊づつ購入し始めていた。
僕のクラスは「少年」「なかよし」だったと覚えている。
月に1回購入されてくる雑誌は、
取り合いになった。
気の弱い私が読めるのは、
本がボロボロになったころだった。
もうほかに読み手もいず、
独り占め状態だった。
ボロボロの雑誌だったが、
僕には宝物となった。
「鉄腕アトム」「鉄人28号」を目にした時、
もう目はウルウル状態になった。
それまで「家の光」の活字を楽しんでいた僕は、
漫画に魅入られてしまった。
以来、ついこの間まで漫画と二人三脚関係だった。
漫画がなかったら、
僕の人生はどうなっていたのかなあと、
つい考えてしまうこの頃なのだ。。
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本が友達になった日

2021年05月20日 10時15分21秒 | 日記
自宅でやっているまちライブラリー。
三方を山に囲まれた田舎でも、
週に数人来訪者があるのが不思議。
本離れの世の中だが、
まだまだ見捨てたもんじゃない。
ライブラリーに揃う本は2000点余り。
面倒臭がり屋でなまけものの類いと言っていい、
私には珍しくほとんどの本は読み終わっている。
来訪者が持ち込んでくださる新しい本も刺激を与えられるが、
最近は目が悪くなって読むのが難儀。
惜しいが読むのを途中で諦めることが多くなった。

本との出会いは、まだ小学校に上がる前。
外で遊ぶのが苦手な子供だった私が、
唯一見つけた楽しみが、
茶の間に置かれた雑誌を開くことだった。
まだ字を知らない子供が、
いつしかカンで読むようになっていた。
小説なんかは挿絵を見て想像を膨らませ、
こんなことが書いてあるんだろうなという感じである。
「またこの子はこんな本を読んでるよ」
母をあきれさせた私が読みふけった(?)のは、「家の光」
家の光は農協が配達してくれる農家の愛読雑誌だった。
勿論、「こども家の光」みたいな子供対象の雑誌ではない。
小説の挿絵にあった裸の女性のページが出てきたときなど、
家族が「へーっ」て顔をして驚いていたものである。

近くの奥さんがもってきてくれたのが、家の光の旧刊本を梱包したもの。
雑誌を読むふける私のことを聞きかじって持ってきてくれたものだ。
当時の本は贅沢品、我が家もそう毎月購入できない貧しさ。
それを見て取った好意だったのだと思う。
大人の雑誌の山に囲まれ
読みふける子供は異様だったかもしれないが、
本人は天にも昇る至福の時間だった。

家の光のおかげで、私の人生に本は友達になってくれたのだ。


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豆ごはん

2021年05月19日 11時02分59秒 | 日記
雨が続く中、
源ちゃんもストレスをためている様子。
噛んで歯磨き効果があるらしい
ペットスナックをやってみた。
ジャーキーが中心に仕込まれている棒を、
源ちゃんは気に行ったらしい。
カミカミ、カミカミ。
その様子が頬笑ましい。

雨の中、畑を覗いてみたが、もはや池状態。
それでも玉ねぎをはじめとした野菜たちが頑張っている。
ソラマメももうすぐ状態だ。
学校からの帰り道につまみ食いした記憶、
旬になると
ソラマメがたっぷり入った豆ごはんが、
連日食卓に上がった思い出。
5人家族のご飯を炊き続けた鉄釜で炊き上げる豆ごはん。
重い木の蓋を上げると、
湯気と共に季節の香りがこぼれだしたっけ。

ただいまだに豆ごはんは好きになれないでいる。
ちなみに娘二人も苦手なのは遺伝名の巻。(笑)

田村正和さんが亡くなったというニュース。77歳。
大好きな俳優さんだった。
芸風もプライベートも、
非の打ち所のない好漢だったなあ。
ご冥福を祈ります。合掌。
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牛が家族だったあの日

2021年05月18日 10時00分03秒 | 日記
家の周辺が騒がしくなる季節。
夜は蛙の大合唱だが、
昼間は田植えの準備に、
トラクターの競演が繰り広げられる。
家の周囲が田んぼや畑なのだから
致し方ない。
考えてみれば、
子供の頃は静かな田植え準備だった。
家族総出の田んぼ仕事の中心になってくれたのが、牛。
当時は家の中に牛小屋があり、
堂々たる体躯の黒牛が家族の一員だった。
田んぼや畑の耕作作業には欠かせない戦力。
排泄物は貴重な肥料になった。
大事に世話されていたのを思い出す。
出産などに父らが奔走。
近くの町で開かれた牛市場へ
べこの供出もあった。
病気になったり寿命が尽きた、
牛との別れに涙を流した記憶も鮮明だ。
どんな泥田も牛は全力で攻略した。
「ハーハー」と口に泡を吹く勇姿に圧倒された子供時代。
田んぼを鋤く手伝いに駆り出され、
牛の鼻先につなげたさお竹を
兄とともに必死、引っ張ったものだ。

家のすぐ近くに轟音が。
トラクターは私の思い出を弾き飛ばす。
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梅雨入り

2021年05月17日 10時23分08秒 | 日記
これまでない早すぎる梅雨入りです。
昨夜は激しい雨で、まだしとしと。
早くも気分が滅入り勝ち。
たぶんコロナのせいもあるのでしょうが……。
源ちゃんも雨は嫌いな様子。
見上げてはため息をつくかのように生あくびを連発。(笑)
子供の時どうだったかなあと記憶をたどります。
不思議に雨に対して特別な思いはなかった気がします。
雨は雨で楽しんでいたのかな。
当時こうもり傘じゃなく油紙製の和傘、
バリッというはがれる音に、ぷーんと油の匂い。
雨粒が油傘に弾かれパラパラとリズムを生み出した。
何回となく作った「テルテル坊主」
古新聞で作ったりしたが、
雨に濡れてはすぐ使い物にならなくなったっけ。(笑)
雨蛙やかたつむりを捕まえて遊んだ記憶。
梅雨の長雨も子供には遊びを紡ぎ出す舞台になっていたんだ。

日曜日、小雨の中、
「ふるさと川柳」作品展示の手なおしに出向きました。
あと10日あまり、なんとか持ってくれるでしょう。
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オタマジャクシ

2021年05月16日 04時58分24秒 | 日記
午前中、源ちゃんを田んぼドック欄へ。
最初こそ狂ったように走り回るが、
暑さに「ハーハー」
落ち着いた後は、
畑仕事の傍観者に。
時々邪魔者にも偏して、
今回は
ほうれん草が育ち始めた畝を、
前足と鼻先で堀りまわった。
モグラでも地中を逃げ回っているのだろうか、
時々「ブヒーッ、ブハーッ」
と土の中へ突っ込んだ鼻先をならして見せる。
あれよあれよというまに、
ほうれん草層の畝は
ものの見事に耕されてしまった。(笑い)
周囲の田んぼはトラクターが大活躍。
うるさいほどの音が米作りの開始を示している。
溜池から放出された水が
瞬く間に田んぼを沼に変えていく。
しばらくすればオタマジャクシがうようよ姿を見せるだろう。
夜に蛙の鳴き声がうるさくなっているのがその証拠。

昼過ぎに顔を見せた孫に、シラス丼をご馳走。
母親のお昼に提供したものを、
奪いとって
しまったのだ。
嬉しい孫の成長ぶりである。
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1円玉

2021年05月15日 08時32分05秒 | 日記
先日の「お大師さん(祭)」で、
集まった賽銭の両替が完了!
主に1円玉が何百枚だから、
さてどうなるものやらと心配したが、杞憂だった。
信用金庫の窓口で500枚づつ両替が可能だった。
しかも、行き届いた対応に感心した。
「ご苦労様です。村の役も大変ですね」
笑顔が嬉しかったですね。

「ふるさと川柳」入賞作品展示で配布の、
入賞作品一覧紹介チラシも完成。
後は細かい手なおしをする予定。(ウン)
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運動神経

2021年05月14日 03時13分18秒 | 日記
昨日の「ねひめ広場運営会議」で、
6月に企画のポッチャを体験したが、
運動神経が全くない私は懸命に取り組んだ。
わが子とのキャッチボールで顔にボールを受けて、
その後はキャッチボールをせがまれなくなったほどの運動神経。
子供の頃は体育の時間は地獄に思えた。
跳び箱は飛べない、逆上がりどころか
前転もうんとこどっこいしょとやっとこさ。
そのたびに級友たちの呵責のない笑い声に包まれた。
小学校の前半ぐらいで、
運動関係は見限った。
すると気持ちがグッと楽になった。
図書館にこもり、授業中は落書きを楽しんだ。
それが奇跡を生んだ。
写生大会入賞の常連に、
授業中に教科書の音読を指名された。
踏ん切りは私の人生につながった。
青春時代は演劇に没頭、
歳をとると、文章を書き始めて公募の常連に。
考えてみれば、
子供の頃、自分の運動神経のなさを自覚し、
生き方の転換を図ったことが、
いまの自分を作り上げたことは確かである。
不得意なものを懸命に頑張ることはない、
得意なものを生かせばいいだけだ。
人並みの人生を手に入れられたのは、
そう自分に言い聞かせられたことだ。(うん)
自信を失いかけている子供に、
そういってやる昨今である。(笑)

わが家の庭の主役がどんどん変わっていく。
今は黄色と白い花が元気いっぱいだ。
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田んぼドッグラン

2021年05月13日 09時27分18秒 | 日記
緊急事態宣言下、
「ねひめ広場運営会議」の企画は限定的にならざるを得ません。
6月に
パラリンピック正式種目の「ポッチャ」を
体験してみようというイベントが決まっています。
会議メンバーが初チャレンジ。
家族でも楽しめるスポーツに夢中に慣れました。
本番までコロナが下火になるように願うばかりです。

夕方の会議に出席までの時間、
たっぷりと畑仕事。
草刈り、耕運、植え付け……作業は限りなくあります。
息抜きに源ちゃんを連れてきました。
「田んぼドッグラン」を
縦横無尽に走り回る源ちゃんを見ていると、
疲れが吹っ飛びます。
今やイチゴが最盛期を迎えつつあります。
年々栽培もそれなりにうまくなりました。
その成果が、
居間の畑に育つ
イチゴ、玉ねぎ、ジャガイモ、豆類です。

源ちゃんが走りまわってのどが渇いたのか、
ポリ容器にためた水やり用の水を飲んでいます。
もう11キロぐらい。
生後一年にもなりませんが大きく育っています。
「田んぼドッグラン」を気に入ってくれて、
さて、次は山を作ってやるかなあと、
頭の中でプランが膨らみます。
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卵かけごはん

2021年05月12日 02時20分36秒 | 日記
起床時、
しょっちゅう眼鏡を探しまくっている。
裸眼では周囲がかすんで見えるほどだから、
なかなか見つからず、
それでも眼鏡を踏むまいと、
おっかなびっくり状態だから、
結局家族を助っ人に頼むことになる。
小学校からお世話になっている眼鏡、
実はある時期コンタクトにしたことがある。
「眼鏡の男性って大嫌い」
女子に面と向かって言われたことが動機である。
20代前半、恋や愛が気になるお年頃だった。
黒縁の眼鏡を外したい一年で、
眼鏡屋へ。
当時はハードが主流で、
目に出し入れする訓練を
眼科で受けなければならなかった。
目が悪い上に少々不器用な私。
コンタクトを装着できるようになるまで、
1週間以上通う羽目に。
そして念願のコンタクトライフがスタート。
驚くなかれ、
こんな私が女の子にモテたのだ。
コンタクトおそるべしだった。
しかし出し入れが面倒くさくなって、
いつしか眼鏡に戻ってしまった。
かろうじて、
そんな私が巡り合ったのは妻だった。(ノロけではありません。笑)

その妻が職場で聞いたという、
絶品だという市川町の卵かけごはんを食べに向かった。
「タズミのこだわり卵」と市川の美味しいお米がコラボ。
とにかくおいしいらしい。
以前に「ちちんぷい」で紹介されたという
「市川の里 千代」についたが、
緊急事態宣言のせいか、
11日までお休みとか。
結局成果なしのたべあるきとなってしまった。
同じ敷地内の「パンの有本」で、
これまたうまいとの口コミにあったクリームパンと食パンを購入。
おっと、自動販売機で評判の卵もちゃんと購入。
帰宅してすぐご飯を炊き、
卵かけごはんを味わったことは言うまでもない。
確かに味わい深い卵だった。
続いてプリンも作ってみた。
これまた絶妙な美味さを生み出してくれた。

いい休日となった。
12日は「ねひめ広場運営会議」
企画を何本か用意しておかなければ。(ウン)
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