俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

水の春

2008年02月23日 | 俳句

『久し振り 餃子ぺろりと 春の宴』
(ひさしぶり ぎょうざぺろりと はるのえん)

『天を向き 寝たる子あり 春日和』
(てんをむき ねたるこあり はるびより)

『春風や 風の色など 探し見ん』
(はるかぜや かぜのいろなど さがしみん)

『水温む 運良き人や 卒業す』
(みずぬるむ うんよきひとや そつぎょうす)

『記憶など すべてを流し 春の水』
(きおくなど すべてをながし はるのみず)

『大丈夫 国を守るに 亀の啼く』
(だいじょうぶ くにをまもるに かめのなく)

『観梅の ポスターに見る 梅どころ』
(かんばいの ぽすたーにみる うめどころ)

『梅日和 大阪城の 手招きし』
(うめびより おおさかじょうの てまねきし)

『大阪は 水の都の 水の春』
(おおさかは みずのみやこの みずのはる)

『今も言う 一昨年の 盆梅展』
(いまもいう いっさくねんの ぼんばいてん)