HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

ミュージカル「フロッグとトード」

2009年08月19日 | TV・映画・ステージなど
池袋のサンシャイン劇場へ、ミュージカル「フロッグとトード」を観に行きました。
アーノルド・ローベル原作の絵本「ふたりはともだち・がまくんとかえるくん」をご存知の方もたくさんいらっしゃることでしょう。
小学校1年生だか2年生だかの、国語の教科書にも採用されていましたし。
この絵本をベースに、ブロードウェイで制作された「フロッグとトード」というミュージカルの日本版が、数年前から上演されているのです。

主演の「がまくん」を川平慈英(かびら・じえい)さん、「かえるくん」を石丸謙二郎さんが演じていて、日本での公演は 今年で3回目になるそうです。

ヒバリはアーノルド・ローベルさんが好きで「がまくんとかえるくんシリーズ」の絵本も日本語・原書 両方持ってるし、川平慈英さんが大好きなので、タップ教室の友人二人を誘って 三人で観に行ったのでした。
新聞で見たインフォメーションに タップダンスもやるって書いてあったんでね。

夏休みだし、モロ子ども向けの作品だったらどうしよう。ヒバリは子ども向けバッチリOKだけど、友人たちはどうかな (¨;) などと、ちょっとドキドキでしたが、幕が開いたとたん 不安は一気に吹っ飛びました。

慈英さんのダンスのキレの良さ、リズム感の良さは めちゃめちゃごきげん!
それに歌もうまい! 朗々と響く声は ハリがあって力強く、セリフの間のセンスもよく、すばらしいエンターティナーだと絶賛を浴びている(ヒバリから)俳優さんです。

相手役「かえるくん」を演じる石丸謙二郎さんも、TVドラマなどで拝見したことはありましたが、こんな風に歌って踊れる俳優さんだとは知りませんでした。
やんちゃながまくんを穏やかに受け止めながら 深い友情を示すかえるくん役を、見事に演じていたと思います。

どのシーンもよかったけど、ヒバリはやっぱりタップが好きなので、がまくんとかえるくんが箒(ほうき)を持って、落ち葉を掃除しながら歌い踊る タップダンスのシーンが一番好き。
友人たちも やっぱりタップ仲間なので、そのシーンが一番よかったと言ってました。

ミュージカルナンバーも みんなよかったし、何といっても 音楽が生演奏なのが最高。
昨今は、かなりハイグレードな公演でも「演奏は録音」というのが多い中、舞台奥にちゃんと キーボードやピアノ、管楽器、ドラムが置かれていて、全幕通して 生身のミュージシャンたちが 出演者と応酬し 双方の絶妙な間合いで舞台を作っていく様子が、見ていて非常な快感です。
もちろん俳優さんたちも小さなマイクを装着していて、ほとんど始めから終わりまで激しいダンスをしながら、生で歌うんだよ!えらい!

また、主演の二人を支え もり立てる「脇役」は、男女合わせて4人。
この4人が、鳥たちになったり亀やカタツムリになったり、早変わりにつぐ早変わりで おしゃれなバックダンサーやコーラス団、はては舞台装置を転換させたり効果をつけたりの黒子の役割まで、八面六臂の大活躍。
しかもどの人もみんな、充分ソロが取れるよあの人は、というほどの実力の持ち主とお見受けしました。

「フロッグとトード」、ヒバリ的には『大当り』でしたよ~\(^O^)/
友人も喜んでくれてよかった\(^O^)/\(^O^)/

フィナーレのカーテンコール、もっと何度も幕開けてもらって、いっぱい拍手を送りたかったのに、オマケの幕開けは1回だけで すぐに客席のライトがつき、お行儀よく終演となった (^◇^;)

この部分だけが、ちょっぴり「お子様むき」だったのかも。f^_^;