Y子ちゃん(小4):
「Y子でーす!」と、いつものように元気な声でやってきました。
この夏休みは、塾の夏期講習に行ったり、下北沢阿波踊りに出たり、バレエの発表会があったり、旅行に行ったり、めいっぱい充実した日々をすごしたY子ちゃんでした。
もちろん、ピアノの発表会もあったんだしね。
けれどピアノも、ちゃんと練習してあって、いつもながら優等生の生徒ぶりです。
夏休み前に右手・左手 それぞれ着手していた「アメリカン・パトロール」を、「ゆっくりなら両手でいっしょに弾けるようになった」というY子ちゃんです。
楽譜をしっかり読んで、確実に練習している様子がうかがえる、よい仕上がりです。
いくつか、音の読み違いやミスなどを直し、先生は曲としての仕上げのため、説明をしていきます。
「これって、ほら、ブラスバンドとかで行進するみたいな音楽なのよ。ブンチャ、ブンチャ、ブンチャカチャッチャ、みたいなさ。わかる? チューバっていう、おっきなラッパ吹いたり、小太鼓をこういう風に前にぶら下げて、んちゃ、んちゃ・・・チアリーダーとかいてさ」
「うん、わかる。」
「ね? そんなときの曲だから、もうちょっと早く弾いた方がいいよね?行進の早さで。ほら、こないだみたいな阿波踊りのとき、昼間に 一番街を、ブラスバンドが行進するんだけど・・・」
「ああー、知ってる。」
Y子ちゃんは、ニコニコして聞いています。
「あんな感じを思い浮かべながら弾いてね。あと、繰り返しに入るところ、P(ピアノ)からだんだんクレッシェンドしていって、バーン!って大きな音になるけど、Pのところは弱々しい音にしちゃダメだよ。この「P」は、よわ~くて悲しげな音って意味じゃなく、「遠く」って意味だと考えてね。
行進が、遠くにいるから音が小さく聞こえる。小さいけど、遠くでは元気に演奏してるの。それが、だんだん近づいてくるから、音もクレッシェンドしていって・・そして最後にバーン!」
「うん、わかった!」
利発なY子ちゃんですから、来週は、きっとバッチリな「アメリカン・パトロール」を演奏してくれることでしょう。
ところで、Y子ちゃんは、クラシックバレエの発表会の前に 南の海へ旅行に行ったので、日焼けした真っ黒な体で舞台に立つことにならないよう、海に行くときもシャツを着たりして 気をつけたそうです。
「だって、日焼けなんかして帰ったら、バレエの先生におこられるんだもん」とY子ちゃん。
「えーっ、小学生なのに、そんなことでおこられるの?」
「そうだよ。日焼けなんかしちゃダメ!っておこられるし、太ったりしてもおこられるよ」
げっ。そんじゃ私はどうなるのさ?
到底 そんなバレエの先生には入門する資格もありませんぜ。
私もこの週末コンサートに出演する予定なんですが、ついこないだ熱海に行って、海がきれいだったもんで海岸で遊んで、さんざっぱら日焼けして帰ってきたばっかりです。
どうせ日に焼けてしまったので、もういいや、と開き直り、毎日炎天下で自転車に乗ったり歩き回ったり。
コンガリと焼き上がり、立派なブロンズのお肌に。
本番は4日後・・・
平気さ~ だって今回弾く曲は、「インドの歌」なんだも~ん♪ (^○^)
「Y子でーす!」と、いつものように元気な声でやってきました。
この夏休みは、塾の夏期講習に行ったり、下北沢阿波踊りに出たり、バレエの発表会があったり、旅行に行ったり、めいっぱい充実した日々をすごしたY子ちゃんでした。
もちろん、ピアノの発表会もあったんだしね。
けれどピアノも、ちゃんと練習してあって、いつもながら優等生の生徒ぶりです。
夏休み前に右手・左手 それぞれ着手していた「アメリカン・パトロール」を、「ゆっくりなら両手でいっしょに弾けるようになった」というY子ちゃんです。
楽譜をしっかり読んで、確実に練習している様子がうかがえる、よい仕上がりです。
いくつか、音の読み違いやミスなどを直し、先生は曲としての仕上げのため、説明をしていきます。
「これって、ほら、ブラスバンドとかで行進するみたいな音楽なのよ。ブンチャ、ブンチャ、ブンチャカチャッチャ、みたいなさ。わかる? チューバっていう、おっきなラッパ吹いたり、小太鼓をこういう風に前にぶら下げて、んちゃ、んちゃ・・・チアリーダーとかいてさ」
「うん、わかる。」
「ね? そんなときの曲だから、もうちょっと早く弾いた方がいいよね?行進の早さで。ほら、こないだみたいな阿波踊りのとき、昼間に 一番街を、ブラスバンドが行進するんだけど・・・」
「ああー、知ってる。」
Y子ちゃんは、ニコニコして聞いています。
「あんな感じを思い浮かべながら弾いてね。あと、繰り返しに入るところ、P(ピアノ)からだんだんクレッシェンドしていって、バーン!って大きな音になるけど、Pのところは弱々しい音にしちゃダメだよ。この「P」は、よわ~くて悲しげな音って意味じゃなく、「遠く」って意味だと考えてね。
行進が、遠くにいるから音が小さく聞こえる。小さいけど、遠くでは元気に演奏してるの。それが、だんだん近づいてくるから、音もクレッシェンドしていって・・そして最後にバーン!」
「うん、わかった!」
利発なY子ちゃんですから、来週は、きっとバッチリな「アメリカン・パトロール」を演奏してくれることでしょう。
ところで、Y子ちゃんは、クラシックバレエの発表会の前に 南の海へ旅行に行ったので、日焼けした真っ黒な体で舞台に立つことにならないよう、海に行くときもシャツを着たりして 気をつけたそうです。
「だって、日焼けなんかして帰ったら、バレエの先生におこられるんだもん」とY子ちゃん。
「えーっ、小学生なのに、そんなことでおこられるの?」
「そうだよ。日焼けなんかしちゃダメ!っておこられるし、太ったりしてもおこられるよ」
げっ。そんじゃ私はどうなるのさ?
到底 そんなバレエの先生には入門する資格もありませんぜ。
私もこの週末コンサートに出演する予定なんですが、ついこないだ熱海に行って、海がきれいだったもんで海岸で遊んで、さんざっぱら日焼けして帰ってきたばっかりです。
どうせ日に焼けてしまったので、もういいや、と開き直り、毎日炎天下で自転車に乗ったり歩き回ったり。
コンガリと焼き上がり、立派なブロンズのお肌に。
本番は4日後・・・
平気さ~ だって今回弾く曲は、「インドの歌」なんだも~ん♪ (^○^)