Sちゃん(年長):
10月からピアノを始めて、丸3ヶ月。
その間に、「うたとピアノのえほんみぎて」「うたとピアノのえほんりょうて」「ピアノで歌を1」と、もう3冊の本を終えました。
先週、「ピアノで歌を2」の本をもらって、今日は、その本の最初から4番まで、いっしょうけんめい練習してきて 丸をもらいました。それも、
「わたし、これ見なくても弾けるよ。見ないで弾いてみるから!」と、どの曲も2回目は楽譜を見ずに、みごとに弾くのです。
先週、はじめて「暗譜演奏」を披露してくれた時に、
「うわあ、すごいね!見ないで弾いたから、花まるつけてあげるね」と、すでに3重丸をつけていたところを花びらでグルグル囲んで「花まる」にしてあげたら、それ以後必ず、
「花まるは?」と催促するようになりました。w(^□^)w
幼稚園ぐらいで、普段お母さんが 熱心にお家で教えてくださったりしているお子さんだと、耳で聞いたものをそっくり覚えてしまっている、ということもあります。
てっきり楽譜がよく読めるのだろうと思っていると、実は耳で覚えているだけで 読譜力が全くない、ということが高学年になって発覚し、取り返しのつかないことになったりするのです。
しかしSちゃんの場合は、確かに自分でちゃんと音符をよんで練習し、それを暗譜しているようなので、まだ幼稚園なのに、なんとしっかり学習しているのだろうと、感心します。
小さい「レッスン記録ノート」に、教室でやった曲や宿題などを書いていて、毎週、お母さんの方からは お家での練習の様子などを書いて持たせてくれています。
今週のお便りを読むと、「練習しながら泣いているので驚きました」と書いてあるのです。
お母さんは家事をしていてピアノは見ていないので、叱られたわけでも下手だと言われたわけでもないのに、自分一人で弾きながら泣いていた。きっと、うまく弾けなくて泣いてしまったのでしょう、ということでした。
ガーン!すごい
私は幼稚園時代に、弾けなくて泣いたことなんてなかったと思います。
なんてガッツのある子なんだ、Sちゃんは~
その練習はちゃんと成果をあげ、入門3ヶ月でSちゃんの指は、おどろくほどなめらかに動くようになってきているのです。
まだ、おそらくピアノが何たるかもわかってはいず、ただただ楽しく弾いているのであろうSちゃんですが、成長した時に どんな音楽を好きになっていくのか、どんな演奏をしてくれるようになっていくのか、楽しみがいっぱいです。
入門してきた子どもたちには、いつも そういう楽しみがあります。
末永く、暖かく、見守っていきたいです。
10月からピアノを始めて、丸3ヶ月。
その間に、「うたとピアノのえほんみぎて」「うたとピアノのえほんりょうて」「ピアノで歌を1」と、もう3冊の本を終えました。
先週、「ピアノで歌を2」の本をもらって、今日は、その本の最初から4番まで、いっしょうけんめい練習してきて 丸をもらいました。それも、
「わたし、これ見なくても弾けるよ。見ないで弾いてみるから!」と、どの曲も2回目は楽譜を見ずに、みごとに弾くのです。
先週、はじめて「暗譜演奏」を披露してくれた時に、
「うわあ、すごいね!見ないで弾いたから、花まるつけてあげるね」と、すでに3重丸をつけていたところを花びらでグルグル囲んで「花まる」にしてあげたら、それ以後必ず、
「花まるは?」と催促するようになりました。w(^□^)w
幼稚園ぐらいで、普段お母さんが 熱心にお家で教えてくださったりしているお子さんだと、耳で聞いたものをそっくり覚えてしまっている、ということもあります。
てっきり楽譜がよく読めるのだろうと思っていると、実は耳で覚えているだけで 読譜力が全くない、ということが高学年になって発覚し、取り返しのつかないことになったりするのです。
しかしSちゃんの場合は、確かに自分でちゃんと音符をよんで練習し、それを暗譜しているようなので、まだ幼稚園なのに、なんとしっかり学習しているのだろうと、感心します。
小さい「レッスン記録ノート」に、教室でやった曲や宿題などを書いていて、毎週、お母さんの方からは お家での練習の様子などを書いて持たせてくれています。
今週のお便りを読むと、「練習しながら泣いているので驚きました」と書いてあるのです。
お母さんは家事をしていてピアノは見ていないので、叱られたわけでも下手だと言われたわけでもないのに、自分一人で弾きながら泣いていた。きっと、うまく弾けなくて泣いてしまったのでしょう、ということでした。
ガーン!すごい
私は幼稚園時代に、弾けなくて泣いたことなんてなかったと思います。
なんてガッツのある子なんだ、Sちゃんは~
その練習はちゃんと成果をあげ、入門3ヶ月でSちゃんの指は、おどろくほどなめらかに動くようになってきているのです。
まだ、おそらくピアノが何たるかもわかってはいず、ただただ楽しく弾いているのであろうSちゃんですが、成長した時に どんな音楽を好きになっていくのか、どんな演奏をしてくれるようになっていくのか、楽しみがいっぱいです。
入門してきた子どもたちには、いつも そういう楽しみがあります。
末永く、暖かく、見守っていきたいです。