HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

やりなおし~☆

2010年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小5):
いつもMちゃんと二人で来ると、まずMちゃんからレッスンになっていますが、
「たまには先にやれば?」と言われ、今日はM3ちゃんからです。

宿題だった「旅愁」、先週一生懸命がんばってほめられ、さて、今週どんなにじょうずになっているかと思ったら、「あれ?」「え?これでいいのかな?」と、自信なさそうな弾き方。
できばえも、先週と変わらない・・・というか、練習してないので先週できた分も頼りなくなってる。
「あーあ、残念だね。先週せっかく、ブログに『優等生』って書いてあげたのに」
「えっ、ほんと?見てない・・・
「なーんだ。今日、丸になると思ってたのにな・・・合格には、せめて間違い2個か3個までじゃなきゃね。大体、1小節に1回は間違えてるじゃん」
「まちがえてない小節もあるよ。あ・・・でも、3回ぐらいまちがえてる小節もある・・・
「ほーら、見てみい!平均すると1小節1回じゃんか。この曲は全部で1、2、3、4・・・16小節あるから、間違い16回ってことじゃん
「は・・・はは・・・
「やり直しだね!」
先生は、楽譜に「宿題!」の意味の☆印を、もうひとつ書きました。
「来週はしっかりやってくること!わかったね!」
「はい~
と怒られたあと、自分のお小遣いで買った楽譜の中の、好きだという「虹」を、「弾いてごらん」と、少し弾かせてもらいました。
知っている曲でもあり、好きな曲なので、難しくてもなんとかできる範囲でチャレンジすることは、ためになることです。
M3ちゃんは(見かけによらず)美しいゆったりした曲が好き。その感性をのばしてもらいたいと 期待しています。

きょうは社会科見学

2010年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
Tくん(小4):
妹のTちゃんが「今日はおにいちゃん、おくれるかもしれない。社会科見学行ってるから」というので、大分遅くなるかな、と思っていましたが、ちゃんといつもの時間に間に合いました。
「お台場行って来たんだって?いいな~、どこで遊んだの?」と聞きましたが、水の科学館とか、お利口そうな所ばかりでした。
そりゃそうだね。社会科見学なんだから、フジテレビやら遊園地なんかで遊んできたわけじゃないんだ。(^_^;)

「はにゅうの宿」右手はタアンタ、タアンタ、という「付点四分音符+八分音符」のリズムの連続。それに、左手はおなじみの分散和音を合わせます。
Tくんはコードネームで弾くやり方が慣れているので、左手は一応コードを確認したあと、すぐ右手に分散和音を合わせました。
「両手いっぺんにやってごらん。その方が、右手のリズムが弾きやすいから」

付点のときは、けっこうリズムがいいかげんになってしまうので、片手ずつよりも両手いっぺんにやった方が、かえって正確に弾けるものです。
「今日は、学校の宿題ないんだよ!ラッキー
「毎日、宿題あるの?」
「毎日だよ!」
そりゃ ラッキーデーだね。
疲れてるようでもあったので、レッスンもあっさりした感じで終わることにしました。
帰ってのんびりしてちょ。

意欲的Tちゃん

2010年01月26日 | レッスン日記(小中高生)
Tちゃん(小2):
「くちぶえふいて」を 両手で仕上げてくるのが宿題でした。
チロル風の、はずむようなポルカです。
前半は弾きなれた分散和音の伴奏ですが、後半は 初めて弾く ズン、チャーッチャ、ズン、チャーッチャ、というシンコペーションの伴奏となります。
右手と左手のリズムが うまく合わせられればいいのですが、人によっては大変難しい!と感じる場合もあり、そうなると収得にすごく苦労します。

ところがTちゃんは、ちゃんとメロディーとシンコペーションの伴奏を合わせて、しかも左手が軽く弾むように弾けていて、とってもいいと思いました。すごいすごい。

丸をつけてもらうと、Tちゃんは「あのね、この曲ひいてみたいと思って、ページにシール貼っておいたの」と、ずーっと終わりのほうのページを開きました。
「こういう楽譜って、ひいたことないから、どんなのかと思って・・・」
「いるかの旅」というその曲は、左手の伴奏が二声部になっている、かなり難しい楽譜です。
元気よく、いるかが水面にジャンプしている絵が描かれています。
「そうなの?こんな感じの曲だけど・・・」
先生が弾いてみてあげると、さし絵のイメージとは大分ちがい、ちょっと悲しい感じに聞こえる曲でした。
「ふうん・・・絵と、感じちがうね・・・」
Tちゃんも そう思ったようです。
「ほかの曲にする?」と言われてページをめくっていたTちゃんは、
「あっ、『星空はいつも』だ。これにする!これ、いつも学校で歌ってるもん」と目を輝かせました。
その曲は、多分5年生とか6年生向きの曲だと思いますが、合唱になっていて、歌詞も大人っぽく難しいです。
「こんな難しい歌、歌ってるの?」
「うん。ちゃんとわかるもん」
これも、大分後のほうの曲ですが、これをやってくることになりました。

Tちゃん、今日はなんだか、ずいぶんしっかりして意欲的に感じました。
そうだね。もうすぐ、3年生になるんだもんね。しっかりするはずです。