Sちゃん(小1):
「アラベスク」の、中間部を除いてなら 両手で弾けるようになってきました。
耳なじんだ冒頭部の「ラシドシラ!ラシドレミ!…」のところは、とっても速く弾けるのですが(どの子もたいていそうです
)、エンディングに近づいて伴奏に変化がついてきたり、最後に和音のポーズが出てきたりすると、とたんに自信を失って「わからない…
」と投げ出してしまいます。
「ひとつずつ、ゆっくり数えていけば、絶対わかるよ。数えてごらん」とうながすと、Sちゃんは仕方なく数え始めました。
「えーと・・・ここがドだから・・・ここがレ・・・ミ・・ファ・・ソ・・・ラだ!」
そうだね。さっき読んだドと、今見つけたラを 一緒に弾くわけでしょ。それじゃ、左手はどうかな?」
このようにして、右手・左手それぞれの音を読んで和音を確認できた後は、前の音からその音へジャンプする練習です。
モタモタ探していると、最後の和音が弾けるまでに いっぱい間が空いてしまうことになります。
「ミレドシラ!から最後の和音ジャーン!まで、1秒で行ってよ」と先生。
「えっ、1秒?」
「そうよ。そうだ、いいこと考えた」
先生は、携帯をストップウォッチモードにして言いました。
「ミレドシラ、の ラ のときにスイッチ押すからね。ジャーン!まで何秒かかるか」
「うわー、緊張する~
」
こうして、1回1回 フォームを指導したり、和音をつかむタイミングをリードしたりしながらタイムを計り、1秒とはいかないまでも、2秒ぐらいで 最後のジャンプを決めることができるようになりました。
そのあと、中間部の左手もゆっくり音を読んで確認し、来週までに練習してくることとしました。
いよいよ全体がつながりそうになってきた!
「アラベスク」の、中間部を除いてなら 両手で弾けるようになってきました。
耳なじんだ冒頭部の「ラシドシラ!ラシドレミ!…」のところは、とっても速く弾けるのですが(どの子もたいていそうです
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「ひとつずつ、ゆっくり数えていけば、絶対わかるよ。数えてごらん」とうながすと、Sちゃんは仕方なく数え始めました。
「えーと・・・ここがドだから・・・ここがレ・・・ミ・・ファ・・ソ・・・ラだ!」
そうだね。さっき読んだドと、今見つけたラを 一緒に弾くわけでしょ。それじゃ、左手はどうかな?」
このようにして、右手・左手それぞれの音を読んで和音を確認できた後は、前の音からその音へジャンプする練習です。
モタモタ探していると、最後の和音が弾けるまでに いっぱい間が空いてしまうことになります。
「ミレドシラ!から最後の和音ジャーン!まで、1秒で行ってよ」と先生。
「えっ、1秒?」
「そうよ。そうだ、いいこと考えた」
先生は、携帯をストップウォッチモードにして言いました。
「ミレドシラ、の ラ のときにスイッチ押すからね。ジャーン!まで何秒かかるか」
「うわー、緊張する~
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こうして、1回1回 フォームを指導したり、和音をつかむタイミングをリードしたりしながらタイムを計り、1秒とはいかないまでも、2秒ぐらいで 最後のジャンプを決めることができるようになりました。
そのあと、中間部の左手もゆっくり音を読んで確認し、来週までに練習してくることとしました。
いよいよ全体がつながりそうになってきた!