HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

M&M 悪ノ娘と召使

2011年06月17日 | レッスン日記(小中高生)
M3ちゃん(小6):
「アルプスの夕ばえ」のイントロ、そしてAの部分を練習しました。
この曲は、華やかで厚みのある和音使いで 弾き映えがする、コンサート向きのピース(小品)ですが、構成はわかりやすくて、分析しながら弾けば かなり覚えやすいです。
Mちゃんは「コード弾き」がけっこう得意なので(というか 和音読むのがメンドーだからコードのほうがいい)、和音ごとにコードネームをつけていくと あっという間に音がつかめてしまうのです。
とはいえ、いくらコードがわかっても、指がちゃんと弾けなければダメですが、最近のM3ちゃんは めざましく実力を発揮し始めているので、まさに「アルプスの夕ばえ」がピッタリ似合っていると思います。
だけど、音がわからなかったときに、正しいと思える音が出るまで 鍵盤をあっちこっち叩きまくって探すのはやめておくれ。
ちゃんと楽譜をじっくり読めば、一発で正しい音がわかるんだからね。

Mちゃん(小6):
ショパンの「別れのワルツ」1ページ目を、右手・左手それぞれ練習しました。
少しずつ流れがわかってきています。
楽譜的には Mちゃんの実力で充分弾くことが可能な範囲だと思いますが、内容的には大変大人っぽいので、そのニュアンスを 12才のMちゃんが どんな風に感じ、表現してくれるのかなー、ということが興味深いです。
12才なりの新鮮なショパンができあがるのを楽しみに、レッスンしていきたいと思っています。

ところで、小学校の時、一緒に合唱団で活躍していたM&Mは、今でも歌が大好き。
ことあるごとに二人で歌い出します。
今年の発表会では、それぞれのピアノ演奏の他に、もうひとつ M&Mならではの演目を企画しました。
それは「悪ノ娘」・そして「悪ノ召使」という歌。
中世(?)の王国を舞台としたネット動画「悪ノ娘」が インターネットの動画サイトでブレイクし、「悪ノ召使」は その続編に当たります。
ネットのオリジナルは合成音声ですが、M&Mは それを実際の声で歌おうというのです。
「これは物語になってるし、発表会でみんなでやったらいいと思うの」
最初、M&Mはそう言っていたけど、これはMちゃんとM3ちゃん、二人だけでやった方がステキだと思うよ。
ということで、先生が楽譜と歌詞カードをつくり、二人で演じることとなりました。
今日は それぞれのパートを1度だけ歌ってみたけど、
「うわー、すごい
「レベル高いよね
と自分たちで言うほど、けっこう良いものができそうな予感。
夏・秋の間、ソロ曲と歌で 準備をたっぷり楽しめそうです。