Sちゃん(高1):
「テスト終わりました〜」と言って、ぐったりソファーに座りました。
「えっ、Sちゃんもテストだったの⁈それなのに休まずレッスンに来てたの? 変更してもよかったのに… NちゃんもMちゃんも、テストだったんだけどピアノ来てたよ〜みんなスゴいねー」
「でも、私はもう高校だから受験もないし…NちゃんやMちゃんは中3だから受験だけど」
Sちゃんの頭にも、NちゃんMちゃん同様「テストだからレッスンを休む」という考えはないようでした。
いいよ、君たち。
それでこそ地アタマが良くなるってもんだ。
ハノンの39番、スケールとカデンツにも少しずつ慣れてきたようなので、今日は一番最後の調性からやってみました。
最後といってもト長調。
シャープ♯1つ付くだけです。ト長調スケールとカデンツ、その平行調(ホ短調)の和声的短音階、旋律的短音階と、次々弾いていきます。
Sちゃん、カデンツの音列が大分覚えられたようで、初めてのホ短調もあまり迷わずカデンツが弾けました。
「弾けたね!音階、大分できるようになってきたね」と先生。
「はい、なんとなく…」とSちゃん。
それでいいよ。
音階の流れと指づかい、カデンツの響きなど、どんな調性にでも即座に対応できるよう、身体で感じながら覚えていくのは大事だ。
でも譜面もちゃんと見て、裏付け取りながらしっかり覚えていく。これが最善の方法です。
連弾「アイ・ガット・リズム」、右手だけしか弾けません、と言っていたのですが、ゆっくり一緒に練習して、一通り両手でできるようになってきました。
あとはニュアンス込めて、ノリ良く弾くだけ!
今日は一歩前進できました!
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