Oちゃん(年長)とTちゃん(小1)は いとこ同士。
月に2回、下北沢のおばあちゃんちで集合して、ヒバリ教室に来ています。
今日は今月最初のレッスン。来月やる発表会の準備がいっぱいです。
まずは、一人1個ずつ使うスズを首にかける、毛糸の長さを決めます。
スズを通した白い毛糸を首にかけて、先生に長さを計ってもらうんですが、毛糸は白い羊みたいにフワフワです。
「キャー、くすぐった〜い」と首を縮めて笑いながら、首の後ろで毛糸を結んでもらいます。
今日は、ちょうどRちゃん(小4)が練習を終わったところで、先生から「Rちゃんだよ」と紹介され、OちゃんTちゃんは恥ずかしそうにしています。
「今からオープニングの練習するんだけど、Rちゃんも一緒に入ってくれない?」
先生がRちゃんに言いました。
「うん、いいよ」
Rちゃんも入って、3人でオープニングの練習が始まりました。
生徒たちが順々に登場して行く流れなので、
「初めは出てないんだから、隠れてて!」と言われ、OちゃんTちゃんはキャッキャと興奮しながら廊下を走っていきます。
「先生〜、2人ともトイレの向こうまで行っちゃったよ?」と4年生のRちゃんが笑っているので廊下を見たら、ほんとだ。2人の影も形もない。
「はいはい、じゃ前奏がかかったら、スズをシャンシャン鳴らしててね。出番になったら合図するから歩いて来て。Rちゃんはすぐ出ていくけど、OちゃんTちゃんはついていかないでね。2人はもっと後だからね」
「はぁーい」
こんな風にしてにぎやかにオープニングが終わり、次にOちゃんとTちゃんが弾く「おふねにのって」を練習しました。Rちゃんは打楽器のギロで参加してくれます。
その他の伴奏は先生が代役して、いい感じにできました。
「すごいじょうずになったねー。お家でたくさん、練習したの?」
先生に褒められて、OちゃんもTちゃんも、「練習してきた!」と元気に答えました。
これなら、発表会でうまく出来るね。
最後はフィナーレの練習です。
OちゃんとTちゃんは打楽器、Rちゃんはリコーダー、それぞれの楽器でフィナーレの曲に合わせます。
今日のレッスン、OちゃんTちゃんは、4年生のRちゃんに入ってもらって上手にでき、RちゃんもOちゃん・Tちゃんを見て「かわいい(^^)」と楽しそうでした。
年齢の違う仲間と接することで、下の子はお姉さんを見習い、上の子は下の子に分かるようにリードしたり、自分は年上だという自覚や自負を持ったりして、お互いにとても良い影響があります。
きょうだいが少ない現代、こうしてレッスンの中で違う年齢同士での交流ができるのも良い経験だと思います。
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